ロボと涙と男と子供

miroku

2015年04月29日 21:53

今日は休日。

きっちり朝寝坊をカマし、冬物を一気呵成に片付け、部屋の掃除にも着手して(もちろん終わっちゃいない)、おまけにちらっとお昼寝なんかも堪能し、それなりにやるべきコトはクリアできたかなという、穏やかな昭和の日でした。

あ、そだ。掃除とお昼寝の間に、見逃していたこんな映画もクリア。





『ベイマックス』













「テメェのたどたどしい解説なんかいちいち聞いてられっかよ」な反応がすかさず飛んでくるくらいにメガヒットした、みんな大好きディズニー映画。

公開当時は「ふ~ん、少年とロボットの心温まるディズニーアニメねぇ、ふ~ん・・・」といった印象で、根性が心底ひん曲がっておる天邪鬼&へそ曲がりといたしましては、スルーせざるをえなかったワケなんですが、風の噂で「どうやらそんな映画じゃないらしい」との情報が。

ウィキ先生んトコロで調べてみると意外や意外、この映画って100%ディズニー産ってワケじゃなくて、原作はボクの大好きなマーベル印だというコトが判明。

マーベル印というのは・・・って、このブログでもう何度もマーベルについては書いているので、「マーベルってナニ?」(←クリック)を参照してつかぁさい。



で、だ。
これがなかなか面白かった!

感動ヒューマン系というよりは、「悪を倒すため、亡き兄に導かれた5人の戦士と1台のロボットが科学のチカラと勇気を武器に大活躍する」という、まるで70年代のタツノコアニメなノリ。色調やキャラの造形センスも、どことなく「タイムボカン」や「ヤッターマン」を思わせるPOPなデフォルメが効いていたしね。

ネタバレ回避で詳しいコトは書かないけれど、「重くなく、かといって軽過ぎもせず、適度な感動を気持ち良く味わえるド派手で爽快なCG活劇」の佳作だったと思います。



ちなみに、原作のベイマックスはこんなマシュマロじみた癒し系ぽっちゃりではなく、ドラゴン風ガンダム風肉食ゴツイ系なので、気になる方は「ベイマックス 原作」でググっていただければ。でもって、驚いていただければと。



それともういっこ。
日本が産んだ「ロケットパンチ」というひとつの表現方法は、文化として、もう世界中にしっかりと根付いているんだなぁと、ストーリーと全く関係のないトコロでヘンに感動。観た人なら分かるよね!






最後に・・・

ロボットと少年と感動アニメといえば、真っ先に思いつくのがコレ、






(日本語版の予告、もうどこ探してもないんだよね・・・)




ド傑作中のド傑作、キング・オブ・ド傑作、ド傑作大統領と、最大級の賛辞をいくら並べても並べ足りない名作アニメ『アイアン・ジャイアント』

米ソ冷戦時下の50年代アメリカを舞台に、謎のロボットと少年の友情と成長を描いた、「ロボと涙と男と子供」映画(どんなジャンルだよ?)の最高傑作!
もう何度も観ている映画なんだけど、今のところ100%の確率で涙腺のダム決壊させてます。


「G・Wの暇つぶしでなんかイイ映画ねぇかな?100円で借りられるやつで」


とお探しの方には強力わかもと・・・もとい、強力オススメ!





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