狂い咲きあややロード
いつもは立ち読みで済ませてしまう、某老舗映画雑誌。
でも、今号だけは別。
というか、こんな表紙を見せられた日にゃあ、男児たるもの買わざるを得んでしょ!
キネマ旬報、
若尾文子さま特集号でござい♡
んもう!なんなのこの表紙!!!
この表紙だけでも、5~6時間は凝視しっぱなしでイケるんじゃないかコレってくらいに素晴らしいんだけど、白眉なのはこのキャッチコピー!
「”若尾さま狂い”にご用心!」
だってさ!
もう遅いっての!
こちとらもう既に
狂ってるんだから!!!
・・・と、さっきから異常に
「!」が多い文章でゴメンナサイアソバセ。それだけテンション上がっちゃってんだコンチクショウメってコトで何卒ご容赦をば。
でもさ、ほんとにそう。
観れば観るほど、知れば知るほど、あやや(若尾文子さま)の魅力に惹かれるというか、若干言葉は汚くなるけれど泥沼ならぬ
あやや沼。そんな沼にずぶずぶとハマっていくんだよなぁ。
それはボクだけじゃなく、もうすぐ開催される
「若尾文子映画祭」がその良い証拠で、時代や性別を超越して
常に新しいファンが生まれ続けているんだよね。
古典ではなく、現在進行形。
フィルムに刻まれたその姿に接した者は必ずや魅了され、まるで中毒患者のように「もっとないのか?」と出演作をどんどんと漁りだし、気が付くと脱出不可能なあやや沼に首まで沈み込んでいるという、まさに
”若尾さま狂い”状態。
映画祭が組まれ、過去作が続々とDVD化されているこの状況を見ると、
「みんな、狂っちゃったんだなぁ」と思わずニンマリ、そして苦笑。
映画祭、長野でも開催してくれんかなぁ・・・
ねぇ、ロキシーさん。
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