『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』を観た!

miroku

2015年07月13日 23:05

そろそろ『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』の感想でも書こうかなと思うんだけど、さてどう書いたものやら。
自分の中でもまだ上手くまとまってないんだよねぇ。だってまだ2回しか観れてないし・・・


って、

一体どれだけ観に行くつもりだよッ!(最低でも5~6回希望)







『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』










【ストーリー】
 アイアンマンとして何度も人類の危機を救い、だからこそアベンジャーズの限界を誰よりも強く知るトニー・スタークは、自分たちの手に負えない敵の襲来に備え、禁断の平和維持システムである人工知能「ウルトロン」を起動させる。しかし、ウルトロンは「究極の平和」を実現するため、平和を脅かす唯一の存在である人類の抹消を選択する。再び訪れた人類滅亡の危機に、アベンジャーズは人知を超えたウルトロンを相手に戦うことになるが・・・
 「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」などマーベルコミック原作の人気作品から各ヒーローが集結し、世界的大ヒットを記録した「アベンジャーズ」(2012)の続編。
 前作に続いてジョス・ウェドンが監督、脚本を手がけ、アイアンマン=トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jr.ら主要キャストも引き続き出演。






この予告動画もいったい何回張ったんだかってくらいに、公開前からさんざっぱら書いてきた今作の感想はもう、


「ありがとう!」


という感謝のみ。
ネタバレを極力控えつつ、冷静かつクレバーに思いの丈をばまとめてみたいと思います。






・・・あ、やっぱ無理だわ(バカだから)

というワケで、ネタバレ全開&熱量高めでダラダラと駄文を垂れ流したいと思いますので、これから観ようかな?とお考えの方はご遠慮くださいませ。






※※※ 以下ネタバレ注意 ※※※






「おめぇらの見たかったのはコレだろ?」と言わんばかりに、映画の開始直後からいきなりの大決戦で始まる今作は、決戦、決戦、また決戦の連続で、どのシーンを切り取っても普通のアクション映画ならラストにもってくるであろう高クオリティーのバトルシーンがひっきりなしに続くという、アクション映画の金太郎飴状態

そんなバトル数珠つなぎ状態(?)の中でも個人的なベストバウトは、なんといっても社長VSハルクの一戦






人工衛星からパーツが飛んできて、合体と換装を繰り返しながら戦うアイアンマン マーク44(通称ハルクバスター)のカッコ良さときたら、まるでゲッターロボ鋼鉄ジーグ(古いな・・・)の世界。
二体のバケモノが景気よく街をぶっ壊しながら組んず解れつハッスル(死語)するその姿は、「うわぁ、バッカだなぁ!」(最大級の賛辞として)のひとことに尽きます。




あと、これは『アベンジャーズ』に限らないんだけど、マーベル映画はキャラや役者の見せ方(魅せ方)がホントに上手いなぁと改めて感心。
台詞の一言一句、ポーズやショットの全てが緻密に計算されていて、それがちゃんと功を奏してる。マンガ映画としては理想的かつほぼ最高峰クラスの演出といっても過言ではないと思います。

そんな魅力的過ぎるキャラの中で、今回は特にハルク・・・というよりも本体のブルース・バナーが良かった!
これはエドワード・ノートンからハルク役を引き継いだマーク・ラファロの功績だろうね。
ノートンでは出せない「お人よし感」(いじられキャラ)がすごく効いていて、うっかり八兵衛的なユルさを感じさせつつ、しっかりと葛藤や苦悩を表現していて、すげぇ役者だなぁと。

マーベル映画の成功って、ちゃんと「芝居が出来る役者」を主役に立てているコトも、大きな要素のひとつなんだろね。
マンガ映画だとバカにするコトなく、一流のキャストとスタッフが真正面から取り組んでいるんだもの、そりゃ面白い映画になるに決まってるよ。




ストーリーの展開上、前作にあった「もう笑っちゃうくらいのバカかっこよさ」は若干薄れ、ほどよくシリアスなムードもシリーズのよいアクセントになっていて個人的には非常に好印象。
そんな展開の中で、「・・・え?もう死んじゃうの???」「卒業、、、かな?」というメンバーがいるのは、いくらか予想していたとはいえ一抹の寂しさが。

特にジャービス

彼は社長お抱えの会話型OS(擬似人工知能)で、仕事が迅速丁寧で物腰も柔らか。細かいところにちゃんと気が利く、まるで「よくできた嫁」みたいな人です。まあ、OSだけど。
奇人変人大集合なこのシリーズにおいて誰よりも「普通の人」だった彼は、今回めでたく受肉(?)されビジョンなる新キャラクターに生まれ変わります。

肉体を持たないOSから、本物のヒーローへ。

お気に入りのキャラが出世するのは大変喜ばしいコトなんだけど、それによってジャービスとしての登場はもうなくなってしまったワケで・・・
彼と社長との掛け合い夫婦漫談がもう見れなくなると思うと、映画自体の出来不出来に関係なくただただ猛烈に残念。




と、こんな風にポイントをいちいち挙げていくとキリがないんだけど、とにかくもういろんな要素がてんこ盛りで、映画料金1500円(会員価格)で喜怒哀楽エンターテイメント食べ放題な超娯楽大作でした。

う~ん、食った食った。もうお腹いっぱいだよ・・・おかわり!




ただ・・・
シリーズ2作目、関連作も含めると10作以上にもなると、あまりに要素や情報があり過ぎて、初心者には正直ちょっとハードルが高なっちゃったかな?と感じる部分は無きにしもあらず。
実際、ボクの後ろで観ていたお客さんは、「よくわかんなかった」と終了直後にぼやいてたし。
まぁ、こればっかりはしょうがないんだろうけれど。。。

というワケで、おススメはしません。
ただ、「こんな楽しい映画、知らないでいるのはちょっともったいないんじゃない?」とだけ書いておきます。




さぁて、次は9月公開の『アントマン』









そして来年公開予定、キャップと社長がガチンコで対決する『キャプテン・アメリカ シビル・ウォー』

3年後くらいまではギッチギチに予定の詰まっているこのシリーズ、果たしていつまで続くのかは分からないけれど、続く限りは追いかける所存!
うん、長生きしなきゃな。




PS.
マリア・ヒルを演じる、みんな大好きコビー・スマルダーズ嬢











ボク、大きくなったらスマルダーズ嬢のお婿さんになるんだ!
(41歳男性:談)



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