美女と宇宙とオッパイ星人

miroku

2015年11月17日 23:03

一日の労働を終え帰宅すると、母親から開口一番こんな一言が。


「ねぇ、宇宙人の美女がオッパイを出す映画って知ってる?」


六十路をとうに過ぎた母親の口から「宇宙人」、そして「オッパイ」という浮世離れしたワードが飛び出してくるという異常事態に頭がクラクラしつつも、


「ん?それってたぶん『スペース・ヴァンパイア』だと思う」


と、(当たり前の如く)即答。

聞いてくる母親も母親だけど、即答する息子もいいかげん大概だよね。ったく、どんな母子だよ?








(宇宙オッパイ美女の勇姿)






なんでも、昼間に聞いていたNHKのラジオでこの映画が紹介されていて興味を持ったとのこと。

ウチの母親は昔っからちょっと変わったモノが好きだったり妙にマニアックなモノゴトに詳しかったりするんだけど、ボクの性癖(?)は確実にその影響下にあるなぁと、DNAの呪縛(=因果)の恐ろしさを改めて感じ入った次第。





「この21世紀に何故こんな映画を特集するんだろNHK?」と気になって、それと思われる番組をサーチ&デストロイしたトコロ、なんと驚愕の事実が!

『スペース・ヴァンパイア』どころか、『ヤコペッティの残酷大陸』『デス・レース2000年』『ゼイリブ』『バタリアン』『ビルとテッドの大冒険』とその続編『ビルとテッドの地獄旅行』、挙句の果てにゃあ『グリーン・インフェルノ』(食人族映画の最新作!)まで、NHKで・・・否、民放だってこんな映画紹介しないだろッ!という豪華ラインナップが、毎週金曜日の朝9時という時間に公共の電波に乗って全国のお茶の間に向けて紹介されているコトが判明。

NHKのラジオったらアレでしょ、農作業中のお供だったり、病院や各種施設でも流れてたりするんだよね。

・・・大丈夫か、NHK???



ちなみに、この映画コーナーのパーソナリティーは高橋ヨシキ氏
ボク的には今最も信頼できる映画ライターのひとりで、NHKでなぜこんなラインナップ?という疑問も、氏が関わっているとなれば納得。

というか、氏がNHKでラジオのレギュラーを持っている!という事実が、なにより一番のビックリポイントでしたとさ。

気になった方はYouTubeで「すっぴん 高橋ヨシキ」で検索をかけて頂けると、なにやらいろいろと出てきますれば。




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