ジビエなカレーと、狂い咲きファッション

miroku

2015年05月07日 21:49

本当にあった(ある意味)恐い話。



先日の東京旅でのこと。
山手線にゆらゆらと揺られていると、座って本を読んでいるボクの前に人影が。

ちらりと顔を上げると、目の前に黒いミニスカートから白い生脚が2本、にょきにょきっと飛び出していて、一目で女性と分かる様相。

じろじろ見るでもなく、再び顔を下げ活字を目で追っていると、その生脚が横にずれました。
どうやらボクの隣の席が空いたらしく、生足の持ち主がそこに腰掛けたようです。



・・・

・・・

・・・

あれ?隣の人、たしかミニスカートだったよな。女性だったよな。
でもそれにしちゃ、ちょっとデカ過ぎね?

しっかりと見たワケじゃないけれど、隣から感じる「圧」が異常に大きくて重いコトに気が付きました。



気になる。

メチャメチャ気になる。

でも、まじまじと確認するワケにもいかないし、それって女性に対して失礼だもんな。

と、逸る気持ちをぐっとこらえて、活字の海に再び視線を落とし、文章を読むでもなくただただ視線を漂わせるコト数分。目的の駅に到着したボクは「このタイミングしかない!」と、席から立ち上がった瞬間にちらりと横を振り向きました。

その刹那、ボクの目に移った光景とは・・・



・・・え、新垣さん?



ゴーストライター騒動ですっかりお馴染みとなった、作曲家の新垣さんにそっくりな中年男性が、タイトな黒のジャケットとミニスカートに身を包んで鎮座ましましている姿でした。



出勤前のオネエなのか?でも、それにしてはメイクとかは一切してなくて、顔だけ見れば完全に新垣さんだしなぁ。
それとも、最先端なオシャレとしての、最前線な男子の決意表明的なミニスカなのか?
でも、やっぱり新垣さんだもんなぁ。。。



と、こんな文書を書いているボク自身が、ついこの間20年来の友達から「ミロクの着てる服ってさ、なんかオネエみたいだよね」と言われたんですが、そんな自分のコトはよっこらしょと棚に上げつつ、とうきょうってこわいなとおもいました(棒読み)





で、

だ。

そんな狂ったファッションセンスな話題はさて置き、こんな暑い日にはピッタリなカレーライスのオハナシ。

ちょっと前にジビエの専門店で美味しいランチを食べましたって記事(←詳しくはこちらをクリック)を書いたんだけど、先日そのお店を再訪。気になっていたカレーのランチを攻略(?)してきました。






(肝心のカレー部分がピンボケ&画像ブレブレなのは堪忍してつかぁさい)





こんなヘタクソ写真じゃちっとも伝わらないと思うんですが、もしも天下一カレー武道会が開催されたらかなり上位に食い込むんじゃないかコレ?ってくらいに美味しかった!



ジビエ専門店だけあって、入っているお肉はおそらく鹿だと思うんだけど、これがもう大きいのなんのって!
大きさを表す表現に「ゴロゴロ」という言葉があるけれど、このお肉ときたら「ゴロゴロ」を遥かに通り越し「ゴロゴロゴロゴロ」・・・ううん、違うな。ゴロをいくら積み重ねたトコロであの大きさは伝わらないや、、、あ、これならどうだ?「刑事ゴロンボ」(byカックラキン)くらいにお肉が大きかった♪(←余計に伝わりづらいわッ!)

そんなゴロンボ級なお肉の塊が3つも4つもゴロンと入っていて、食べ応え十分。
しかも、下処理がしっかりなされているらしく、大きいのに大変やわらかで、スプーンで押せば簡単にほぐれるほど。

ジビエと香辛料との相性も抜群。
独特なお肉の風味の美味しい部分だけを香辛料が後押しし、臭みは消し去ってくれているような効果を感じました。



しかし、特筆すべきはお肉だけにあらず。カレーそのもののレベルが素晴らしく高かったのが驚きでした。
これってお店でルーから作ってるのかな?だとしたらやっぱりジビエのお肉からダシとか取ってるんだろうか?とにかく味の奥行きがハンパなくって!

辛さと美味さの多重構造とでも申しましょうか、己のボキャブラリーの貧困さを呪うばかりなんだけど、いろんな種類の「美味しい」が、これでもかッ!といわんばかりの勢いでルーの中に凝縮されているという印象。
お店で食べたカレーで、ここまで美味しいのは今までちょっとなかったかも・・・



うん、今度行ったら「カレー、大盛りできますか?」って絶対に聞かなきゃだなコレ。




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