ママとフレディーとビーフストロガノフ

miroku

2016年12月19日 22:09

ふぅ。。。

昨日からず~っと『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』のコトが頭から離れないでいます。

「ドニーさんカッコ良かったなぁ」「今回のベイダー卿、超おっかねぇ!」なんてお気楽な回想から、「あのシーンにはどんな意味が隠されていたんだろう?」といったちょっと深い部分まで、今日は丸一日この映画のあれこれが頭の中に渦巻いていました。

でも、それを書いちゃうと思いっきりネタバレになっちゃうからなぁ・・・

書きたいけど、書けない。

喋りたいけど、喋れない。


んもうッ!誰か早く観てッ!!!(映画語りたい語りたい病)




そんなスター・ウォーズの新作なんですが、劇場で体験した「ちょっとした出来事」を昨日の記事で書き忘れていたので、ちょっくら。

ボクの座席の隣の隣に座っていた、お子さんを連れた若いママさん二人組。
このママさんが、、、なんというか、、、その、、、ハッキリ言って超うるさくって(涙)

泣きのシーンでオエオエと嗚咽しているのはもちろん、場面場面の感想をいちいち声に出してつぶやくばかりか、登場人物が喋ってる言葉をそのまんま繰り返し言う始末。大盛り上がりのシーンではなんと拍手まで!

「ったく、ハイローの応援上映じゃねぇんだゾッ!」



と、注意の声がのどちんこの先っちょ(どこだよ?)まで出かかったんだけど、


もしかしたら・・・
このママさんは熱狂的なスター・ウォーズマニアなのかも?
でも、日々の子育てに追われてなかなか映画を観れる環境じゃない中、どうにかこうにか必死の思いで時間を作って、今この劇場にいるのだとしたら・・・



と、そんな空想、、、否、妄想がふと浮かんできて、注意するのを躊躇っちゃった。

まぁ、それでも大中小でいったら中声くらいで喋っていたし、拍手だってパチパチと大きな音は立てていなかったので、我慢できないってワケでもなかったんだけど、もうちょっと静かに観てもらえると嬉しかったなぁと。

でも、ここまで映画の一挙手一投足に興奮しながら観てる人って、初めて見たかも。

「アンタの映画、大喜びで見てる人がいるよ!」

と、今作を製作するにあたっていろいろ・・・本当にいろいろあったギャレス・エドワーズ監督にそう伝えたくなりましたとさ。





で、

だ。

そんなオモシロ体験とは全く関係なく、こんなお店に行きましたってハナシ。
みんな大好き麺華さんの跡地に、オサレっぽいお店が開店していたので突入してみました。








ビアホールTopi(トピ)ビーフストロガノフ(ランチ)なり。

いやぁ、変われば変わるもんですなぁ。
麺華時代の面影は1ミリたりとも感じさせないオサレでプチゴージャスな内装は、ちょっとしたジャズバーのよう。
店内には生バンドのセットなんかも置いてあって、きっと夜は生演奏が楽しめる仕様になっているんじゃないかしらん?

「半年前はこの場所で、汁なし坦々麺をズルズルと啜っていたんだよなぁ・・・」

と、麺華時代の残像(陳建民師匠の中華料理の心得ポスターや、カウンターの下に無造作に置かれてあったコロコロコミックなど)が脳裡をよぎって、そのギャップにちょっとクラクラしちゃった。


で、嬉しかったのは店内の音響の素晴らしさ。
店内には大型のモニターが置かれていて、ボクが行った時はQueenのライブBDが流れていたんだけど、その音響がすごく良くって!
フレディーのビジュアルコンディションから察するに、きっと80年代初頭のモントリールでのライヴ映像だと思うんだけど、音の広がりと厚みが家で聴くそれとは段違い。
期せずして最高の映像と音楽と共にランチを楽しんじゃいました。

きっとこのお店、音楽に関してはかなりお金と労力をかけて内装やら音響やらの設備を整えていると思う。

「半年前はこの場所で、麻婆定食をガツガツ喰らってたんだよなぁ・・・」

と、麺華時代の残像、、、(以下略)



・・・って、あ、肝心のお味のレポをすっかり忘れてた。

ビーフストロガノフ、美味しかったですよ。
サフランライスやサラダもボリュームたっぷりで、完食するのにちょっと手こずったくらい。

「あ、今無性にビーフストロガノフが食べたい!」

って瞬間、あるよね?(そうか?)
そんな時にはかなり便利なお店だと思います。

ただ、ライスがちょっと水分多めだったのが残念だったかな。

ランチメニューはこの他にカレーとハッシュドオムライスがあったので、今度はオムライスにチャレンジしてみようっと。

その際は是非とも、EL&PとかKingCrimsonあたりの70年代プログレ勢のライヴ映像が流れていますように、、、って、目的はご飯じゃなくてそっちかいッ?!



関連記事