2017年10月29日

がま口デビュー

先日、「オサレ感と引き換えに実用性を犠牲にしたお財布を買っちまったい」という記事をアップしたんですが、レジでいちいちもたつくその小銭入れのあまりの使えなさっぷりに辛抱堪らず、こんなモノを買い求めてしまいました。






がま口の小銭入れなり。

がま口なんて使うの、いつ以来だろう?
というか、もしかしたら初めてかも?

そんなボクのがま口童貞を奪ってくれたこのがま口、これがかなり良い!
その名の通り小銭はちゃんと入るし(そりゃあそうだろ)、大き目サイズなのでカードも1~2枚程度だったら楽チンに収まるので、コンビニでの買い物なんかが非常に便利。正直言って「長財布もういらなくね?」と本末転倒感極まりないくらいの使い勝手の良さだったりします。

南天柄のデザインも、和柄なんだけど和過ぎないカンジでよろしおすなぁ。



で、

だ。

ついでといっちゃアレなんですが、買い物ついでに秋用のバッグとブーツも新調してしまえいと、物欲テンションが上がったタイミングでこんなアレコレも追加購入。








いままでこういう男色、、、もとい暖色系のトートって使ったコトがなかったんだけど、なかなか愛嬌があって楽しいね。
こりゃ絶対に使っていく度に愛着が湧くタイプのヤツだ!

ブーツもあまりハードなカンジではないタイプをば。
ブーツなんだけどユルいテイストがほんのり香って、こりゃ絶対に履く度に愛着が・・・(以下略)



以上、「女子のインスタかッ?!」のひとりノリツッコミの声も虚しく響く、我レ物欲ニ敗北セリな雑記でしたとさ、とほほ。




  
タグ :がま口


Posted by miroku at 18:45Comments(2)日記

2017年10月26日

映画落穂拾い

毎度の如く、落穂拾いにて映画の感想ダベリング。
今回は話題作がずらり。ゴージャス松野(誰も知らんわ!)なラインナップとなっております。




『エイリアン:コヴェナント』












前作『プロメテウス』から引き続き「エイリアン」シリーズの前日譚を描く今作は、ぶっちゃけ賛否両論、興行収入も世界的に大苦戦の様相。
優秀な科学者集団のはずなのにするコト為すコト全てが行き当たりばったりでバカ丸出しな登場人物たちや、いよいよエイリアンが登場したと思ったらそれ以降の演出が「あれ?これって前にもやってなかったっけ?」的なデジャヴュ感溢れる展開だったりと、たしかにネガティブな評価も理解できるんです、、、が、このいびつな部分が楽しくて個人的には高評価だったりします。

「ワシ、もうエイリアンに興味ないんだよねぇ」なのがひしひしと伝わる御大リドリー・スコットの興味の照準はズバリ「ウホッ!いい男」なマイケル・ファスベンダー演じるアンドロイド。

人間に作られし存在たるアンドロイドの哀しさとグロテスクに肥大した自我を一人二役という難しさを一切感じさせない演技力でスマートに表現するファスベンダーも見事なら、その演技を余すところなくたっぷりかつ粘着質的に映像に定着させる御大の演出力も流石のひとことに尽きます。

誤解を恐れずにハッキリかつぼんやりと表現するとこの映画、エイリアンの前日譚という皮を被った「『ブレードランナー』の異母兄弟」です。
ヒトに創られしモノのアイデンティティーと下剋上。なるほど、そう考えると前作の『プロメテウス』でのアレコレが腑に落ちるというか、正直『プロメテウス』に関しては否定的だったんですが今作を観てその評価がガラッと変わりました。

興行的に苦戦している為に続編の製作が危ぶまれている今作だけど、ファスベンダー演じるデヴィッドの神殺し親殺しの地獄巡りの旅がどういう結末を迎えるか?どんな罪と罰が待っているのか?が非常に気になるトコロではあるので、続編の製作を希望、いや熱望します!

それにしたって、21世紀もそろそろ20年目に突入しようかというこのご時世に、シャワールームでイチャイチャしてるエロいカップルが真っ先に殺されるなんてベッタベタな展開をノリノリで演出する御年79歳、、、最高です。





『ベイビー・ドライバー』












前評判が異常なくらいに好評価だらけな今作がようやっと長野に上陸、早速観に行ってきました。

こりゃあスゲェ!
んでもって、メッチャ楽しい!


カーアクションの激しさ、ストーリーの活きの良さはもちろんなんですが、音楽の使い方が斬新&カッコイイ!楽曲と映像と物語とが絶妙にシンクロするその妙味は最早ミュージカル。カーアクションミュージカルに新たな傑作の誕生なのでございます!(そんなジャンルねぇよ)
ストーリーや登場人物たちの心情の機微が流れる音楽によって語られるので、洋楽に詳しい方ならより楽しめる仕様にもなっておりました。

個人的にグッと来たのは、Queenの「Brighton Rock」の使い方。







ブライアン・メイの津軽三味線チックな超絶ギターソロをバックに展開される乱暴かつ無邪気極まるバトルシーンがツボ過ぎて、そのあまりの映画的愉悦に劇場の暗闇の中でもぞもぞとひとり身震いしてしまいましたとさ。

映画でのQueen楽曲の使い方としては、『ウェインズ・ワールド』における「Bohemian Rhapsody」に次ぐ上手い使いっぷりなんじゃないかな。







マイク・マイヤーズ、若ッ!
んでもって、相方のダナ・カーヴィはお元気なのかしらん?(大きなお世話)

そういえば先日、マイヤーズが『ウェインズ・ワールド』の続編の脚本を書き上げたとかどうしたこうしたってハナシがツイッター上に流れていたけど、マジか?マジなのか?!?!

ハナシを『ベイビー・ドライバー』に戻すと、今作の監督のエドガー・ライト。
ファンとしては『アントマン』降板は正直かなりショックな出来事ではあったんだけど、あの降板劇が今作に繋がったのだとしたら、それは一敗が一勝に繋がったという意味で監督にとってもファンにとっても幸福なコトだと思うし、映画の楽しさ以上に胸に迫るモノがありました。






『猿の惑星 聖戦記(グレート・ウォー)』












今作はあの映画史の残る偉大なる『猿の惑星』の前日譚を描くシリーズ三部作の最終作。
さっきの『エイリアン:コヴェナント』もそうだけれど最近よく目にするこの手の「前日譚で荒稼ぎモノ」の中でも、この猿の惑星前日譚シリーズは屈指の面白さと完成度を誇っていると個人的には思っていて。

それは、主人公のシーザーの造形がとてつもなく素晴らしいから。

どこにでもいるごく普通のチンパンジーだった彼が、とあるきっかけで知能や知性を得て、凛々しく聡明に成長していくその様の「そんじょそこらの俳優が束になっても敵わない男前っぷり」に惚れ惚れしてしまって。
その姿からはいわゆるCG臭は一切感じず。もちろんCG技術の発達もあるけれどこれはひとえにシーザーの動きや表情を演じているアンディー・サーキスの功績だと思います。

『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラム、ピージャク版『キング・コング』のコング、ギャレス版『GODZILLA ゴジラ』のゴジラと、彼のモーションキャプチャー人生の集大成と断言しても決して過言ではないほどに今作のシーザーが醸し出す存在感は圧倒的な苦悩やカリスマに満ちていて、「そろそろアカデミーはサーキスに何らかの賞を贈るべきなのでは?いや、べきだろう!」と願わずにはいられなかったなぁ。


そんなシーザーがいよいよ地球の覇権を懸けて人類と対決する大戦争が勃発する大スペクタクル、、、と思わせぶりなタイトルに反し今作は意外や意外、西部劇風味の渋めな味付け。
でも、それがいい!
作品全体を貫く渋いトーンが、人間の歴史がしょんぼりと終焉を迎えるという寂寥感ともマッチしていて、非常に硬派な印象を映画全体に与えていました。

虐げられた民を約束の地に導くシーザーのその姿は、まんまモーゼの出エジプト記、、、というか『十戒』のチャールトン・ヘストンに重なっていて、そういう意味では今作はある種の伝記映画でもありました。
「我々エイプを野蛮な人間たちの支配から救い出してくれた偉大な英雄がその昔にいたんだよ、そのエイプの名はシーザーといってね、とても強くて賢くて、そして優しかったんだよ・・・」と、遥か未来でエイプのおばあちゃんが孫らに伝える神話や昔話を映画化した、、、そんな印象すら感じるほどに英雄譚的側面が大きかったのも印象に残っております。




以上、『アトミック・ブロンド』と『バリー・シール』もまだ観れてないし、今週末には『ブレードランナー2049』と『ドリーム』が、来月には『マイティー・ソー ラグナロク』に『IT イット“それ”が見えたら、終わり。』が始まるんだよなぁ、、、あ!明日はNetflixで『ストレンジャー・シングス』の2シーズンも始まるんだった!どうしよう???うぎゃぁぁぁ~~~~ッッッ!!!

・・・と、観たい作品とライフ・ワーク・バランスとの乖離の激しさに嬉しい悲鳴から「嬉しい」の部分を取っ払った叫び声が思わず漏れる、そんな落穂拾いでしたとさ、ぎゃふん!


  


Posted by miroku at 23:12Comments(0)日記映画

2017年10月23日

MOWの限定「ラムレーズン」

実はご報告がございまして。

この度、ワタクシことミロクはめでたく結婚、、、するのは来世の宿題にするとして(バカか?)、半年前から極秘裏に推し進めておりましたダイエットに見事成功いたしました!

半年かけて落としたムダ肉の重量は、およそ10キロ
今ちょっと調べたら、10キロというと1歳児の体重程度らしいので、これはもうアレだ、軽く出産を経験したといっても過言ではないのでしょうか???(100%過言だよ)

10キロ落とすとやっぱり違うね。
何が嬉しいかって、肥えて着れなくなった洋服が楽々と着れるようになったコト。
「これはもう穿けないな・・・」と諦めていたお気に入りのジーンズに再び足を通すコトが出来たのもそうなんですが、何より昔以上に窮屈感が無く穿けているという事実が嬉しくて。
もしかしたら今が自分史上一番下半身が引き締まっているかも。

それでは、見事にシェイプアップされた我が下半身をお見せいたしましょうぞ!!!





・・・





・・・





・・・と思ったんですが、「きゃ~?!このオジサン変(な画像をアップしている変態)なんです!」と志村けんチックな通報をされてもアレなので、画像は永久封印するとして。

ただ、下半身を意識的にダイエットしたせいもあって、上半身が10キロという数字に比べると思ったほど落ちていないのが、、、ねぇ。

というコトで、引き続きダイエットを継続していく所存。


ノー糖質!ノー間食!ノー甘味!




そんなこんなで、今回は最近食べためちゃんこ美味しかったアイスをご紹介したいと思います♪(所存はどうした所存はッ???)






MOWの新作、「ラムレーズン バターの香り」なり。

MOWといえばどれを食べてもハズレが無いという絶対の安心感でお馴染みなんですが、今回のコレに関しては安心感なんて言葉では片付けられないくらいの衝撃的な美味しさに仕上がっておりました!

MOWらしい濃厚なミルクの美味しさもさることながら、特筆すべきはそのバターの風味
ほんのりと香りながらも存在感を十二分に感じるバターのコクが、ミルクアイスに深い味わいを加えていて、今までのMOWの「どちらかといえば庶民的な感じ」からワンランク上の上品かつ華やかなアイスデザートという印象。

たっぷり入ったレムレーズンも一粒一粒がしっかり美味しくて満足度高し。

アイス専門店の高級アイスは別として、コンビニで購入可能なアイスとしては文句なしに最高ランクだと思います。しかもハーゲンよりも格段に安い100円台(たしか普通のMOWよりも少しお高くて税込で170円ちょっと)というのも嬉しい価格帯。
ラムレーズンが苦手だったり「うる星やつら」がキライならハナシは別だけど(ラム違い)、そうでない限りは「四の五の言わずにこれだけは絶対に食っとけ!」とハッキリ断言できる久しぶりの傑作アイスでした。

どうやらセブンイレブンでのみ販売、かつ数量限定らしいので、気になった方は今すぐセブンへ全速力でダッシュ&奪取!(いや、お金はちゃんと払ってね)
  


Posted by miroku at 23:20Comments(6)日記ごはん

2017年10月22日

財布交代劇

久しぶりの更新なので、気合の入った映画記事でも書いてみっかな!

・・・と思ったのも束の間、持病の「メンドクサイメンドクサイ病」が発症した為、あえなく断念。
このブログ、当初は映画の感想を割と真面目に書くつもりで立ち上げたハズだったんだけどなぁ(遠い目で)


なので、本日は手短に「最近買ったこんなモノを見せびらかせ」的なアレで。






おニュー(昭和の死語)のお財布なり。
ず~っと愛用していた皮の財布がリタイヤ(再起不能)になった為、購入せり。

いやね、革の財布って使えば使うほど味が出るっていうでしょ?
かれこれもう5~6年は使い続けたのかな。皮の色味も渋みを増していよいよこれからがこのお財布の本番じゃけん!と思ったのも束の間、その渋みが気がついたら汚れ味に変貌を遂げていて・・・。

ただただ使ってれば味の方から勝手にお出ましになるんじゃなくて、ぐっとくる渋味を出すには日々の手入れをしないとやっぱりダメなんですなあ、、、トホホ。



というワケで、今回はこんなお財布にしてみました。
トリコロールカラーの編み込みがユルくて可愛いっしょ♪(注:43歳中年男性談)

ユルカワなデザインながらも作りはチープじゃないし、ポケットやカード入れも豊富なので使い勝手が良さそう。
こりゃあイイ買い物をしたわい!



・・・と思っていたんですが、ここで驚愕の事実が判明。
それは、、、


小銭入れが致命的に小っちぇえ


さて、これから小銭をどうするか?
カードを多用して小銭を極力出ないようにするか、それとも平次みたいに下手人に投げつけてみるか?

誰か何かの本で「オシャレとは痩せ我慢なり」と書いていたけれど、こういうコトだったんですね(涙)


  
タグ :財布


Posted by miroku at 23:41Comments(2)日記

2017年10月15日

ごはん落穂拾い

寝る子は育つというけれど、最近はもうどうしようもなく眠くて眠くて辛抱堪らんな感じが続いておりまして。

夜も10時を過ぎるともうダメ。
ベットに潜り込い衝動が抑えられない・・・そんな睡眠ジャンキー状態で、食欲・性欲・睡眠欲という人間の三大欲求のバランスが大きくズレまくっております。
今ならアレだ、真っ裸のエマ・ストーンやクリステン・リッターが迫ってきたとしても、


「ノーサンキューッ!!!」


と断固たる態度で拒絶して粛々と自分のベットに向かって即入眠する自信があるもの。

・・・あ、でもイザベル・ユペールやファムケ・ヤンセンだったら断る自信、ちょっとないなぁ(照)、、、ってどんだけ熟女好きなんだよッ?!?!



ま、まぁ、真面目なハナシ、それだけ心身共に疲労が蓄積されているってコトなんだろうねきっと。
疲れが一発で吹き飛ぶ魔法の薬なんてあるワケがないし、仮にあったとしてもそれは所持しているだけでも「北信在住の男性が逮捕」な~んて記事が信毎に踊ってしまうのでもちろん手は出さないけれど、効果的な疲労回復ってないものか。

何か良い回復方法をご存じの方がいらっしゃいましたら、コメントなどでご教授頂ければと願う所存。
お礼は、、、といってもお返しできるモノが何もないので、こうなったらボクのカラダで、、、ねぇ、恥ずかしいから灯りを消して(乱れたシーツで胸を隠しながら)



と、いつも通りのバカっ話がおっぱじまったトコロで本題へ。
溜まりに溜まった食べ物ネタがスマホのカメラロールを浸食し始めてきたので、ここらでひとつ落葉拾いにて。映画ならぬごはん落穂拾い。




「ウェイウェイ餃子の餃子定食」









最近はラーメン屋さんに行っても餃子を注文しなくなってしまって。
それは、このお店の餃子を知ってしまったから!
というのは少々大袈裟なれど、それくらいにハマりにハマった美味しい餃子なのであります。

以前にも書いたっけ?ここの餃子は食べれば食べるほど美味くなるというちょっとした酔拳状態(?)なので、この日もデフォルトだと5個の餃子に2個追加して合計7個という態勢で挑んでおります。

溢れる肉汁と旨味のエキスにまみれながら、山盛りのごはんをかっ喰らう幸福感ときたら、、、んもう最高!
手作りの副菜ももちろん美味しくて、あっという間に完食。

恐ろしいのは、これだけ食べてもまだ「餃子、ちょっと食べ足りないかも・・・」という後ろ髪が引かれ気味なコト。
お腹はいっぱいなのにも関わらず、、、だ。
甲子園には魔物が棲んでいるように、この餃子にも魔物が棲んでいると思う。満腹中枢を麻痺させる、語尾に「~だデブゥ」と付けちゃうような魔物が!





「まかない処写楽のカキフライ定食」









オールシーズンで美味しいカキフライが食べられるお店といえば、ここ。
この日はある仮説を身を持って検証しようという意気込みで臨みました。
しかして、その仮説とは・・・

「カキフライを和辛子とお醤油で食べると美味しい説」

最近は「お店の料理なんかよりもアタイの手作りお弁当の方が美味しいに決まってる♪」という洗脳活動に余念がない(オイッ!)、長野が誇る女子力大王な雫さんに教えてもらったこの説なんだけど、その検証は開始早々ひと口目、時間にして僅か1秒半で終了しました。

おいおい、こりゃあ美味ぇぞ!

和辛子の刺激とお醤油の香ばしさがナイスマッチング、マッチでぇぇぇ~~す!(ダイノジ大地の声マネで)
フライの油分がほどよく調和されて、フライをたくさん食べたい時なんかにはぴったりかも。
レモン汁ほどあっさりし過ぎないので、ご飯のお供にもちょうどいい塩梅でした。
余った和辛子はタルタルに入れると、チョイ辛風味が増してこれまた美味なり。

タルタル、レモン、ソースに続く第4の素敵で美味しい選択肢。雫さんありがとう!





「韓国家庭料理・むくげの花の参鶏湯(サムゲタン)ランチ」






もうアレだ、ボリュームがあり過ぎて1枚の写真じゃ納まりきらないので2枚に分割。







参鶏湯といえば、ボクの中では「韓国の健康料理」というイメージ。
滋味あふれる参鶏湯は疲労回復にもピッタリなんじゃないかと思って、わざわざお昼時に長野まで行く用事をでっち上げて食べに行ってしまいました。

メインの参鶏湯は「家庭料理」という言葉がぴったりなとても優しい美味しさで、塩で味加減を調節しながら食べるので最後まで飽きが来ない親切設計なのも嬉しいね。
長時間丁寧に煮込まれた鶏肉もほろほろで、久しぶりに食べた参鶏湯は思った以上の美味しさでした。

参鶏湯にはもち米も入っているので、この日は「ごはんはパスかなぁ」と思っていたんですが、セルフでおかわり自由な副菜の中にこのお店では初めましてなカクテキを発見。
で、気がついたら無意識のうちにお茶碗にごはんをよそっていたというね、、、って恐いわッ!

参鶏湯の優しさに癒され、カクテキ・キムチ・ナムルで食べる炊き立てごはんでお腹いっぱいになって、これまた初めましてなチジミも「これだけ食べに来たい!」レベルな美味しさで、大満足&大満腹なランチになりました。
最近は帰りがけにひとことふたこと話すようになったおかあさんから、「どうでした?お腹いっぱいになりました?」と言われたんだけど、いやいや、いやいやいやいや(苦笑)
このあたたかい人情味も、このお店の魅力なんだよなあ。



以上、こんだけ食って栄養摂ってるんだからいい加減どっかいけよ疲労の野郎!な落穂拾いでしたとさ。


  


Posted by miroku at 23:28Comments(4)日記ごはん

2017年10月11日

ぶらりんぐ権堂

流行りのまち散歩風に、権堂界隈をぶらりんぐしてみた。

・・・というか、「散歩していたら偶然こんな景色を発見しましたよ」といった体を装いつつ、本当は日付も時間もバラバラな小ネタをぶらり散歩風にでっちあげてみようというデタラメな試み。



まずはこんな街角から。
見慣れた光景なのに、あれ?何かが違う。何かが欠けている。
そこに当然あるはずのモノが見当たらない、そんな景色に遭遇しました。






お分かりいただけただろうか?(実話系心霊ビデオっぽく)






お分かりいただけただろうか?(しつこい!)






あ~!
あのオトナのオモチャ屋さんがなくなっとるッ!!!



お店の中に入ったコトはなくても、その存在は誰もが知っていた・・・そんなある意味「権堂の主(ぬし)」的な独特の存在感を放っていたあのオモチャ屋さんの建物が、なにやらオシャレな感じに仕上がりつつある様子。

閉店?それともリニューアル?
というか、そもそも営業してたのか???(だって営業しているトコロを見たコトが無いんだもの)

建物の外観やDecoBocoという店名から察するに、雑貨屋さんとかカフェになるのかな?

いや、いやいやいや。
DecoBocoを漢字に直すと凸凹。
凸っと出っ張った部分が凹っと窪んだ部分にぴったり合わさるってコトでしょ・・・

こりゃあリニューアルに違いねぇ


というドエロ妄想探偵の名推理とは裏腹に、先日改めて現場を訪問してみるとオシャレで可愛らしい靴の修理屋さんがオープンしておりましたとさ。




続きましてはこんな街角。
アーケードの一角、何気ない日常の中にそれは潜んでいました。
いつもは野菜などを売っているそのお店の看板に、まさか・・・こんな・・・






え?






え???







ぎゃぁぁぁ~~!
なんで蛇が?しかもコブラ?!?!



もちろん作り物なんだろうけれど(当たり前だよ!)、どうして野菜屋さんの看板にコブラがいるんだろう?まさか店主さんが無類の寺沢武一ファンだとか?(コブラ違い)

と、ここで妄想探偵再び。
商売繁盛を司るとして古くから信仰を集めている宇賀神(うがじん)という神様が我が国にはおられまして。
その宇賀神さん、御姿は人の頭に蛇の身体というかなりアナーキーかつショッキングなビジュアルなんですが、もしかしたらこの2匹の蛇は宇賀神さんのイメージから来ているのかも?
それともインド神話や仏教におけるナーガ信仰が由来だったりして。ナーガならそのままコブラともイメージが直結するしね。

う~む、仏像マニアの妄想力を無駄に刺激するなんとも不思議な看板ですなぁ。
この看板の前なんてもう何十回何百回と通っているのに、なんで今まで気がつかなかったんだろう・・・ってか、今の今まで気がついてなかったのはボクだけなのかもしれないけれど(その可能性大)



最後に美味しい景色なぞ。

権堂をぶらりんぐしていると、ついつい立ち寄ってしまうのがフランス料理のお店シェ・ヒロさん
豊富かつリーズナブルな手作りパンの数々が魅力なんですが、この日も美味しいパンに出逢うことが出来ました。






カレーパンプロヴァンス風じゃが芋パン、そしてお馴染み焼きそばパンの3種なり。

シェ・ヒロさんのカレーパンって、もしかしたら初めましてかも。
で、これがなんともシェ・ヒロさんらしいオリジナリティーを感じるカレーパンでした。

カレーパンというと、パンと謳いつつも実際はカレードーナツなパターンがほとんどだと思うんですが(帝国バンク調べ)、このカレーパンはちゃんとパン。もっちり風味が美味しいフォカッチャのようなパン生地に、カレーパンとしては高濃度な辛さのカレーペーストがたっぷり包まれておりました。
しかも、ただただ辛いだけじゃなく、「コレ、このままココナッツミルクで溶いたら絶対に美味しいルーになるだろうな~」と思わずライスが欲しくなるほどにしっかり美味しいとみのもんた、、、もといきたもんだ!

プロヴァンス風じゃが芋パンも、なかなか味をイメージしづらいそのネーミングに反して、実際の印象は「ハーブとオリーブオイルの風味がメッチャ美味しいシンプルなポテトパン」で、これまた絶品。

焼きそばパンの美味しさは言わずもがな、これだけ美味しくてボリューミーなパンを3つ買っても500円ちょっとというお手頃価格もシェ・ヒロさんの素晴らしさ。あまりの美味しそうなパンっぷりにとてもじゃないが家までガマンできそうにもなかったので、急遽愛用のトートバックをランチョンマットに見立てて車内でブツ撮りしてみた次第。



以上、最後に美味しいパンでなんとか辻褄を合わせたものの、結局は下ネタと仏ネタという「通常運転」でしかなかった、なんちゃってぶらり散歩記事でしたとさ。ぎゃふん!



  


Posted by miroku at 00:37Comments(6)日記映画ごはん写真

2017年10月05日

「バーン・チェリー」 オカンとボクと、時々、グリーンカレー

私事で恐縮なんですが、、、
ってか、今まで書いてきた記事全部がワタクシゴトっちゃワタクシゴトではあるんだけど、まぁいっか。

で、

だ。

実はウチの母親が60代後半にしてタブレットデビューを飾りまして。


それまではガラケー(しかも折り畳みのモノクロ液晶!)だっただけに、いきなりのIT革命に最初こそ戸惑ってはいたものの、今ではことある毎にOKグーグル。音声検索を活用しまくって欲しい情報を手当たり次第に漁っているというリアル・コンピューターおばあちゃん状態。







この記事を書くにあたってウン十年ぶりにこの曲を聴いたんだけど、そっか、この頃(ボクがまだ小学校低学年だった時代)はおじいちゃんでもおばあちゃんでも明治生まれの方がまだ周囲にいた時代だったなあ。
大正が15年で昭和が64年、で、平成が今年で29年目。
中村草田男じゃないけれど、明治は遠くになりにけり。。。(しみじみ)



話しを元に戻すと、そんなコンピューターおばあちゃんがタブレットの他にも最近ハマったモノがございまして。
それは、微笑の国からやってきた緑色したニクい奴でお馴染みの、みんな大好きグリーンカレー

何かの拍子でたまたま口にしたのが切欠だったらしく、それまでは見向きもしなかった(というか存在すら知らなかった)グリーンカレーの衝撃にすっかりヤラれてしまい、キッチンの棚にどんどんとグリーンカレーのレトルトや缶詰が蓄積されていくというちょっとした異常事態。

レトルトや缶詰ももちろん美味しいんだけど、次のステップとしてお店の味にチャレンジしたくなるのが人間の哀しき性(さが)というもので。
ご自慢のタブレットであちこち検索したらしく、その結果、、、

「どこが美味しいのか分かんないから、アンタのオススメのお店ってあるの?」

という、一周回って口コミという超アナログな境地に至りましたとさ(苦笑)



長野市近郊で美味しいタイ料理のお店というと人気のあんなお店やこんなお店が多々あれど、ボクの脳内食べログが導き出したお店はこちら!






バーン・チェリーさんグリーンカレーなり。

恥ずかしながらタイに行ったコトはないので本場の味がどんなものなのかはチンプンカンプンなれど、このお店のグリーンカレーの味が本当に大好きで、、、というか、初めて食べたグリーンカレーがこのお店だったので、ある意味おふくろの味的なアットホーム感(そういう問題か?)

辛さの中にココナツミルクの甘さやコクがしっかりと効いているので味に奥行きがあるし、チキンやタケノコ、それに茄子といった具だくさんなところもストライクな食べ応え。
特に茄子!スープをたっぷり吸った茄子のエスニックなジューシーさが堪らなく美味しいんだよねえ。
オシャレ過ぎず日本人好みに寄り過ぎずなお店のユル~い雰囲気も、なんだかクセになる感覚で。

長野でタイ料理といえばまず思い浮かぶのはアロイ食堂さんだけど、味・雰囲気共にボクはバーン・チェリーさんの方が好みのタイプだったりします。

初の「お店のグリーンカレー」に母親も大満足の様子で、こんなカタチの親孝行もたまには悪くないかもねとダメ息子は思うのでありましたとさ。



ちなみに、グリーンカレーを注文したのは母親で、ボクはグリーンカレーと同じくらいに大好きなこんなランチメニューをば。






鶏肉とバジルの炒めごはんなり。

鶏肉の香ばしさとバジルの風味を甘目のタレで上手にまとめてあって、ご飯との相性が最の高!
プラス50円でトッピングできる目玉焼き(ご飯の上に乗っかっている目玉になってないのがソレ)も必須な美味しさ。
半分ほど食べ進めたトコロでナンプラーで味変させると、印象がまたガラリと変わってこれまたごはんがススム君なんです。


嬉しいのは美味しさだけじゃなく、そのお値段も。
グリーンカレーも炒めごはんも、ランチ価格で700円(税込)。タイ料理ってどのお店も割とお高めな価格設定だけに、このリーズナブルさもついついこのお店に足が向かってしまう理由のひとつだったりします。


美味しくてリーズナブル。
そりゃあ誰だってほっとかないよねというワケで、最近はお昼に行っても満席なコトが多くって。
この日もテーブル席は全滅、最初はカウンター席に座っていてたんですが途中から空いたテーブル席にマスターのご厚意で移動という感じでした。
しかも13時前にはごはんが終了してしまったので開店から1時間足らずでお昼の営業が終了してしまうという大人気店状態。
以前の店舗時代(スナックの居抜でちょっといかがわしい雰囲気もあったりなかったり)はお昼時のお客がボクひとりだけという貸切状態が何度もあっただけに、この繁盛っぷりが嬉しくもあり「インディー時代から応援していたバンドがメジャーデビュー後に大ブレイク」的な一抹の寂しさもあり。






美味しいお店は店構えも素敵ですなぁ。




  


Posted by miroku at 22:26Comments(4)日記ごはん

2017年10月03日

秋なので、、、映画落穂拾い

まずはお馴染み、映画ひとくちメモから(いつからお馴染みに???)
あの傑作『サニー 永遠の仲間たち』の日本リメイクが決定したとのコト。



韓国のヒット作「サニー」の日本版を大根仁が撮る!主人公の現在は篠原涼子、過去は広瀬すず(映画.COM)







中年女子たちの友情を懐かしの洋楽ナンバーと少年漫画チックな熱い血潮(飛び蹴り率高し!)で描いた韓国映画のド傑作を、日本オリジナル設定に手直し篠原涼子主演でリメイクするんだってさ。

・・・う~ん、どうなんだろう。

あの映画の熱さって、韓国ならでは「いろんな意味で過剰な映画的腕力」だからこそだと感じる部分が多くて。
多少のご都合主義やマンガチックな荒唐無稽さを、たしかな脚本と卓越した演技力、そして圧倒的なエンタメ的愉悦感で押し切る韓国映画の腕っぷしの力強さなればこそ、「難病 + ノスタルジー = 変わらぬ友情」という手垢にまみれまくったお涙頂戴話がフレッシュで最高に楽しい娯楽映画になりえたと思うので、オリジナルの文法そのままで日本に置き換えたとしてもそれってどうなの???と。

大根監督は大好きだし、きっと勝算があればこそなんだろうけれど、大好きな映画の大好きなシーンの数々がコギャルファッションとJ-POPで作りかえられてしまうのはちょっと耐えられそうにないかも・・・

まぁ、これが切欠になってオリジナルを観る人がひとりでも増えれば、それはそれで嬉しかったりもするんだけどね。

ラストのダンスシーン、あのダサさが最ッ高にカッコ良くて泣けるんだよなぁ。




と、四十路ヂイの単なる愚痴はこれくらいにしておいてっと。
またぞろ観た映画が中学生男子の性欲ばりに堪りに溜まってきたので(その例えヤメロ!)、ここらでいっちょ落穂拾いにて。




『ダンケルク』










【ストーリー】
 1940年、連合軍の兵士40万人がドイツ軍によってドーバー海峡に面したフランス北端の港町ダンケルクに追い詰められる。
ドイツ軍の猛攻にさらされる中、トミー(フィオン・ホワイトヘッド)ら若い兵士たちは生き延びようとさまざまな策を講じる。一方のイギリスでは民間船も動員した救出作戦が始動し、民間船の船長ミスター・ドーソン(マーク・ライランス)は息子らと一緒にダンケルクへ向かうことを決意。さらにイギリス空軍パイロットのファリア(トム・ハーディ)が、数的に不利ながらも出撃する…。
ドイツ軍によってフランス北端の町に追い詰められた連合軍兵士たちの運命と、救出に挑んだ者たちの活躍を描く。監督は『インセプション』などのクリストファー・ノーラン。




この映画、なにがスゴイかって映像に登場する全てがホンモノ(=CGではない)だというコト。
空を飛ぶ戦闘機も、海を往く船も、海岸を埋め尽くす雲霞の如き兵士たちも、全ては実際に「そこにある」というリアルで生み出す生の迫力が兎にも角にも素晴らしい!

まぁ、実際には戦闘機は部分的にラジコンを活用したり、遠くに見える兵士たちは段ボール製(!)だったりもするんだけれど、「俺は絶対にCG使わんからな!」という監督の熱いこだわりが画面から伝わってくるようで、こういう気骨のある映画って好きだなぁ


スゴイのは映像だけじゃございません。
そのストーリーテリングの上手さも秀逸。

ハッキリ言ってこの映画、ストーリーらしいお話の展開は一切ありません。
あるのは状況の展開のみ。
でも、その展開そのものが物語になっていて、歴史のある一部分をダイナミックに追体験できる仕上がりになっております。

ダンケルクの浜辺で救助を待つ兵士の一週間と、ダンケルクへと船を走らせる民間船の船長の一日、そして戦闘機パイロットの一時間という異なる時間軸の物語がある一点に集約されるその映画的手腕の見事さよ!


戦争映画とは謳いながらも、派手な戦闘シーンはないし、それどころか敵であるドイツ兵だってほとんど登場しません。
では、この映画は一体何なのか?
それは、戦争という悪夢的状況下で発揮された人間の意志の力強さを描いた作品なんだと個人的には解釈しています。

戦争映画云々ではなく一本の映画として非常に優れていると素直に思うし、スピルバーグの『プライベート・ライアン』の呪縛(残酷描写のリアリズム)から逃れ得た極めて稀有な戦争映画だと思います。文句なしの傑作!

『ダークナイト』や『インターステラー』もそりゃあ確かに傑作だけど、ファンタジーやSFの鎖から解き放たれた今作はノーランの骨太で硬派なスタイルと作品のテーマがカチッと音を立ててハマった感あり。現時点でノーランの最高傑作なんじゃないかな?






『散歩する侵略者』










【ストーリー】
 数日にわたって行方がわからなくなっていた夫・真治が、まるで別人のように優しくなって帰ってきたことに戸惑う妻・鳴海。それ以来、真治は毎日どこかへ散歩に出かけるようになる。同じ頃、町で一家惨殺事件が発生し、不可解な現象が続発。取材を進めるジャーナリストの桜井は、ある事実に気づく。不穏な空気が町中を覆う中、鳴海は真治から「地球を侵略しに来た」という衝撃的な告白を受ける…。




黒沢清監督の最新作は宇宙人侵略モノ。
黒沢監督初の宇宙人モノとなれば、これで期待しない方がどうかしているというくらいの大・大・大期待作です。

結論からいうと、個人的には大満足。
でも、だからといって「観ろ!」とオススメ(命令)できるかと言いますと、それには若干の躊躇も・・・

何故ならば、この映画はいわゆるハリウッド的な「巨大なUFOで侵攻してきたエイリアンを知恵と勇気で迎え撃つ!」といったエンタメSFではなく、テイストとしては怪談だから。禍々しさと不条理とが螺旋を織り成す不気味で不可思議、そしてかなり地味目な物語となっている故。

それこそがまさに黒沢清作品の醍醐味なんですが、黒沢映画を観たコトのない方々には正直あまりオススメできないかなと。
実際、ボクの近くに座ってらっしゃったカップルは映画の終了直後に

 女性 「・・・ねぇねぇ、面白かった?」
 男性 「う~ん、、、」
 女性 「だよねぇ」


という会話を繰り広げておりましたとさ、トホホ。
まぁ正直ぶっちゃけデート映画ではないわなぁ。

そんなもん、デートに黒沢映画をチョイスするアンタらが悪いッ!

という暴論が喉まで出かかりつつも、CMや宣伝を見ればデートにチョイスしてしまう気持ちも分からなくはなかったりするという、、、映画宣伝の難しさを改めて思い知った次第。


でも、最初に書いた通り個人的にはメチャメチャ楽しめました。
「家族」や「自分」、それに「所有」といった人間の思考の中にある概念を奪い知識として吸収するという侵略スタイルも斬新だし、一見哲学的な重厚さを感じさせながらも、ジョン・カーペンター風味のB級テイストが随所に散りばめられている作風もツボでした。

演技陣も好印象。
宇宙人(?)を演じる松田龍平の、おそらくは「あまちゃん」の水口と同一ライン上に位置するボンクラ&小動物系の可愛らしさたっぷりな演技は観ていて純粋に楽しいし、ジャーナリスト役の長谷川博己の「ダークサイドに堕ちたリチャード・ドレイファス(by未知との遭遇)」な感じも良かった!生まれてはじめて「え?長澤まさみってこんなにキレイだったの?!?!」と思えたのもついでに告白しときます。

あ、それと東出昌大!
出番としてはほんのワンシーンだけなんだけど、彼が見せた一瞬の「笑顔」がこの映画一番の恐怖ポイントだったという・・・
『聖の青春』での羽生名人役も凄かったけれど、29歳にしてこの引き出しの豊富さとそれを表現しうる演技力、、、恐るべし!






『この世界の片隅に』




・・・って、

またこの映画のハナシかよッ?!


だよねいい加減、、、うん、自分でも分かってる。自覚症状はちゃんとあるから。
でも、聞いて!この映画のDVDがようやっとリリースされたんです!!!










そろそろ公開から1年が経つというのに未だに劇場公開が続いている異常事態の中、満を持してのソフト発売です。





こちらはボクが購入した初回限定の特装版。いいでしょ♪(見せびらかせ)



ボクは一体何回この映画を観たんだろう?10回目くらいからもう数えるのは止めたけれど、今年に入ってからだってイベントでの上映を含めてもう7~8回は確実に観ているんじゃなかな、、、で、その都度号泣しているというね(苦笑)

でも凄いのは、何度観ても新たな発見があるし、心揺さぶられる感動が決して薄れないというコト。

「戦時中が舞台だから暗い内容なんでしょ?」「『火垂るの墓』みたいなんでしょ?」という先入観をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、そんな先入観が星一徹ばりのちゃぶ台返しでひっくり返されてしまうに愉快だし、胸が張り裂けんばかりの感動に出逢える映画なので、レンタルでも良いのでご覧になってみてください。

・・・あ、ちがうな、「観る」じゃないな。
昭和19年の広島は呉に生きた家族や人々に会いに行ってみてください。

TSUTAYAやGEOの店頭にもレンタルDVDがずらりと並んでおりますので、この機会に是非ともお手に取って頂ければと思う次第。
幸いなコトに、、、というよりもハッキリ言って残念極まりないんだけれど「借りに行ったけど全てレンタル中で在庫が無かったよ~」といった状況ではなく、常に在庫は豊富っぽいので(グギギ・・・)




以上、映画好きと公言しておきながら『エイリアン・コヴェナント』『ベイビー・ドライバー』『獣道』『いぬむこいり』『ハイドリヒを撃て!』も全然観れていないエセ映画マニアの独り言でしたとさ、ぎゃふん!


  


Posted by miroku at 18:45Comments(2)日記映画

2017年10月01日

トック(韓国雑煮)と土手煮で満腹三昧 「むくげの花」

お久しぶりでございます。
いやぁ、サボったサボった。
更新するのって一体どれくらいぶりなんだろう?1週間?2週間?ったく、結婚2年目くらいの夫婦の夜の営みじゃねぇんだっつうの。



というワケで、サボリのブランクを一切感じさせない低クオリティーのシモネタも見事に玉砕したトコロで、とっとと本題へ。
某月某日(というか一昨日)、「権堂でランチといったら最近はもうここ一択」で個人的にはお馴染みなあのお店へ。










韓国オモニの味が楽しめるむくげの花さんの日替わりランチ、トック(韓国雑煮)ランチなり。

お雑煮というよりは滋味豊かなスープという印象で、牛のエキスがギュウギュウ(ダジャレ)に詰まったスープは、旨味こそ濃厚なれど全体としては意外や意外かなりのあっさりテイスト。
鶏そぼろや錦糸卵といった具材の中でも海苔の風味がイイ仕事をしていて、ともするばしつこさに繋がりかねない牛のエキスを程好く中和、最後の一滴まで美味しさが持続するよう援護射撃していました。
日本のお餅よりも弾力があるトックも食べ応え抜群で、「またこれで大好物がひとつ増えた」と断言できる美味しいスープでした。



この日の日替わりにはもう一品の目玉が。






牛すじの土手煮なり。
で、これがもう最高!
赤みそでコトコト4時間煮込まれた牛すじはホロホロでトロトロ。
そのまま食べてももちろん美味しいんですが、ごはんに乗っけて牛すじ丼にトランスフォームさせると、牛すじの旨味と味噌のコクが凝縮されたスープがまるごとお米に絡んでこの世で一番美味しい食べ物に!(いや、決して大袈裟ではなく)




どう?めっちゃ美味しそうでしょ。
ここでさらなる追い討ちを。
別の日に食べたランチも格別に美味しかったのでついでに上げてしまおうという追加テロ。








豚ロースの味噌ステーキなり。
甘めな韓国味噌のティンジャン味噌で漬け込んだ豚ロースの香ばしさ!
トッピングのコチュジャンを乗せて食べると甘さの中にピリ辛感が増して、更にご飯がススム君。な~んでか?(それはなんでか堺すすむ)
これまたこの世で一番美味しい食べ物でした。



手作りの優しさや温もりが伝わるこのお店、あまりに最高過ぎるのでついつい足繁く通ってしまうけれど、、、その反動で権堂近辺の新規開拓が全然できなくなってしまったという痛し痒しやすしきよし。  


Posted by miroku at 17:07Comments(4)日記ごはん