2015年11月30日

訃報

突然の、水木先生の訃報。

水木しげる原理主義者の末席を汚すボクとしては、割と本気で「200年とか300年とか生きるんだろうなぁ」と勝手に思っていたんだけど。。。

でも、そんな科学的根拠の皆無な妄想も、「水木先生ならもしかしたら・・・」と思わせる何か(浪漫という言葉が一番近いと思う)が、その表現や発言に溢れていました。



鬼太郎の作者や妖怪マンガの大家というイメージが世の中的には強いんだろうけど、戦記モノの名手として、また脱力(無気力でも可)系マンガの巨匠として空前絶後の存在だったと思います。

鬼太郎にしたって、TVアニメと原作とではその内容は大きく異なり、原作の鬼太郎は女とタバコと怠惰を愛するボンクラであり、夏目漱石描くところの高等遊民(貧乏だけど)的な佇まいのシニカルな存在で、妖怪退治活劇マンガというよりは、ナンセンスなオフビートコメディー的色合いが非常に濃い作品だったりします。








先生の描いたマンガは、ボクという人間を構成する要素の、間違いなく大事なひとつです。

合掌。






  


Posted by miroku at 23:20Comments(2)日記

2015年11月29日

孤独でグルメな台湾飯

木曜深夜に大絶賛放送中のドラマ『孤独のグルメ』

前シーズンあたりから脇を固める役者陣が異常に豪華になっていて、今シーズンは特にそれが顕著。
寺田農がふとん屋のオヤジだったり、片桐竜次(『相棒』の内村刑事部長!)と鷲尾真知子が夫婦で漁師料理屋を営んでいたりと、とてもじゃないがテレ東深夜とは思えないほどのビックネームがズラリ。

中でも驚いたのが、あの浅野温子「どこにでもいそうな居酒屋のおばちゃん」を大熱演していたコト!
主役の五郎さんと絡むのは、注文を取る時と料理を出す時のみ。あとはひたすら常連客と軽口を叩きあうだけという、有名女優の使い方としてはもったいなさ過ぎるキャスティング。
『あぶ刑事』世代ど真ん中としては、空いた口が塞がらなかったんだけど、これがなかなか良い味なんだよねぇ。

浅野温子に限らず、主役級の役者が市井の人々の日常風景を担々と演じるその姿が、見ていてすごく楽しそうでさ。
「今度は誰がどんな役で出てくるんだろう?」的な楽しみも増えて、増々見逃せないドラマがこの『孤独のグルメ』だったりします。





で、

だ。

そんな傑作ドラマにもひとつ弊害があって、ボクのような純粋(ピュア)なハートの持ち主(=すぐに影響される単純バカ)は、番組で紹介された料理をすぐに食べたくなってしまうという深刻な問題が。

特に今シーズンはモロッコ料理やブータン料理などなど、エキゾチックな民族料理が取り挙げられたりしていて、長野じゃそういうお店ってあまり見かけないんだよねぇ。
この前も台湾料理が2週に渡って紹介されていて、


「う~ん、中華とも違うんだよなぁ。かといって郊外に最近よく見かける『店名はそれぞれ違うんだけど、出してる料理の内容はほぼ一緒』的な謎の台湾料理チェーン店群(?)じゃなんかイヤだし。本格派っぽい台湾料理屋なんて、長野じゃないよなぁ・・・」


と、半ば諦めかけていたトコロ、あったあった!本場の台湾っぽい雰囲気を醸し出しているお店、あった!!!








台湾茶館珠露(しゅろ)の、魯肉飯(ルーロー飯)なり。

このお店、正確には料理屋じゃなくてカフェ、しかも中国茶専門店なんだけど、ランチでお料理も頂ける、そんなお店でして。
食の命名王こと夜更さんのブログでランチの新メニュー「酸辣湯のスープ餃子」が以前に紹介されていて、それも食べたかったんだけど、この日は何故か心身共に肉を強烈に欲していたので、魯肉飯の定食をオーダー。

甘目にタレでしっかりと煮込まれた豚バラ肉と、そのタレが染みたご飯がさ、なんかもう、


「これはもう『ごはんがススム君』に料理名を変えた方がいいのでは?」


と改名を提案したくなるほどに美味しい!

異国情緒溢るる味付けも、「台湾に行ったコトはないけど、向うの屋台で食べる味もきっとこんなカンジなんだろうな」と感じさせるサムシングたっぷり。
黒酢と少々のお醤油、それに生姜で食べる副菜の水餃子も、これまた絶妙に美味し。

ドラマの五郎さんよろしく、もりもり食べてあっという間に完食でしたとさ。





美味しさ、そして満足感に気持ちも大きくなったのか、ここでまた五郎さんよろしく完食後にスイーツの追加注文をば。








芋圓芋頭湯(芋餅のタロイモ湯)、という名前の甘味でござい。

今まで食べたコトのない、不思議な感覚。
この味をどうやって言語化してよいのか、非常に悩むトコロなんだけど、無理矢理こじつければ「お汁粉の台湾ヴァージョン」とでも申しましょうか。
お汁粉のあんこのかわりにサツマイモの甘さっぽい美味しい汁(?)が入っていて、白玉だんごのかわりがタロイモとこれまたお芋っぽい甘さの美味しいだんごが入っている・・・うんうん、そんな塩梅のスイーツ。

タロイモ、実は今回が初体験。
食べる前は「戦争の時に日本兵がジャングルの中で食べていた」というネガティブ方向のイメージが強かったんだけど(水木しげるの愛読者なもので・・・)、タロイモ童貞卒業後の感想は「甘い里芋」という印象。甘味として全然アリでした。

お芋とだんごと汁の全てがとてもナチュラルで優しい甘さで、ココロとカラダにほっこりと染み渡る・・・そんな嬉しくて美味しいスイーツでした。









お茶も店内のマグカップから自由に選べる仕様になっていて、この日はをチョイス。

ちなみに、この画像をとある恥人・・・もとい知人に見せびらかしで送ったところ、


「女子かっ!」


というお褒めの言葉を頂いた次第。

ったくもう、女子なワケないじゃん。
趣味嗜好がちょっぴり女子寄りってだけ♡(キモいわオッサン!)




以上、予想以上に大成功な『孤独のグルメ』ごっこでしたとさ。





  


Posted by miroku at 23:38Comments(4)日記映画ごはん

2015年11月29日

天寿を全うす

帰宅すると、注文していたこんな諸々がアマゾンから届いておりました。










「さぁて、今夜はTVの前から一歩も動かねぇぞッ!」


というあからさまなダメ人間宣言を高らかに謳い上げ、いざTVのスイッチを押すと・・・


あれ?
オカシイな?
ウンともスンとも言わねぇ・・・



リモコンの電池切れかなと思い、電池を入れかえて再度スイッチをON・・・


ん?
なんで?
ウンともスンともどころか
ニャンともワンとも言わねぇぞ???






(十数分が経過)





あちこち掃除し、マニュアルを熟読し、ネットで丹念に調べてみた結果、


ぶっ壊れてる


コトが判明・・・ぎゃふん!



もう10年選手のTVだったし、おそらく寿命だったんだろうね。
修理するにしても、保険なんてとっくに切れてるから、最低でも4~5万はかかる様子。

ふぅ、明日は電気屋巡りの一日になりそうでざい(涙)


  


Posted by miroku at 00:28Comments(4)日記映画

2015年11月26日

優雅なひととき、ラランスタイム

権堂界隈で映画を観終って、さて、腹が減ったなと思って時計を見ると午後の2時過ぎ。

どこのお店もランチ時間は終わっているこんな時は、あの地下のお店に潜り込むっきゃねぇ!というワケで、例によって例の場所へ。








ラランスルールで唯一未食だったレーズントーストをば。

ひと口齧ると、バターがジュワァ~っと滴り、小麦の香ばしさとレーズンの酸味の効いた甘みとが混然一体となって口の中に広がっていく・・・


うむ、このお店にハズレなしッ!


空腹、そしてこの美味しさゆえにバクバクと一気に食べちゃうのは非常にもったいないオバケという自覚はあるものの、気が付いたらあっという間に完食。ごちそうさまでした。

白桃のアイスティー「夜になったら暗くなり、朝になったら明るくなる」と同じくらいに、もう当たり前な美味しさ。



格別に美味しいモノでお腹を満たし、映画の感想なんかをぼんやりと思い、カフェラテをおかわりして、読みかけの文庫本を何頁かクリア。四十ヂヂイにはもったいないくらいの優雅なひとときとなりましたとさ。



・・・あ、しまった!ホットケーキ食べるの忘れてたッ!!!



  


Posted by miroku at 22:58Comments(4)日記ごはん

2015年11月25日

映画落穂拾い

観た映画が溜まってきたので、例によって落穂拾いにて。





『ヴィンセントが教えてくれたこと』






【ストーリー】
 アルコールとギャンブルを愛する、嫌われ者の偏屈親父ヴィンセントは、隣に引っ越してきたシングルマザーのマギーから、彼女の仕事中に12歳の息子オリバーの面倒を見るよう頼まれてしまう。嫌々ながらも引き受けたヴィンセントは、行きつけのバーや競馬場にオリバーを連れて行き、バーでの注文方法からいじめっ子の鼻のへし折り方まで、ろくでもないことばかりを彼に教え込んでいく。
 オリバーはそんなヴィンセントと反発しあいながらも、一緒に過ごすうちに彼の隠された優しさや心の傷に気づいていく。
 ビル・マーレイ扮する破天荒なダメオヤジが、12歳の少年との交流を通して生きる力を取り戻していく姿を描いたハートフルコメディ。




我が人生の憧れヂヂイ(=ボンクラ未来予想図)、ビル・マーレイの最新作にして主演作。仕事帰りに千石劇場まで馳せ参じてきました。

ビル・マーレイ版『グラン・トリノ』『アバウト・ア・ボーイ』でも可)といった印象の、いわゆる「おっさんと少年」モノ。
偏屈ヂヂイと貧弱少年の心のアンサンブルを愉しむ映画なんだけど、そこはビル・マーレイ。「悪態・不機嫌・仏頂面」という彼の十八番芸を十二分に堪能できる、マーレニアン(ビル・マーレイのファンの総称。勝手に命名)には堪らない作品に仕上がっておりました。


この作品が素晴らしいのは、彼が「変わらない」コト。
ギャンブル好きでその日暮らし、粗暴で粗野な不良老人。痴呆症の妻に純愛を貫きながらも、妊婦の娼婦に入れあげてみたり(世界一やる気のないベッドシーンは必見!)。
人間嫌いな筈なのに少年の面倒を見るうちについつい情が移っちゃうあたり、根っからの悪人ではないものの、近所に住んでて欲しくない度ナンバー1な因業ヂヂイのまま物語は進んでいくんだけれど、じゃあ何が変わるかというと、周囲が変化する。少年の眼差しを通じて、周囲が彼を理解し始めるようになる。ここが素晴らしい!

その人が何を考えているのか?どう思って行動しているのか?なんてそんなコト、他人には絶対に分からない。
分からないし、正直分かりたいとも思わない。表層的な部分だけで「この人はこんな人」とレッテルを張って、粛々と日常を過ごすだけ。

いや、それはそれで構わないと思うんです。身の回りの人たち全てを深く理解しようなんて、そんなの絶対に無理だもの。

でも、大切な人は違う。
その人を思い、もっと知りたいと願い、例え社会的にはお手本にならないような行動や言動があったとしても、それを受け入れ理解したい。

つまりは、「寛容である」というコト。
そして、そんな寛容さを抱ける大切な友人や家族がいる人生は、芳醇だというコト。

物語終盤で描かれる「とあるイベント」のシーンでは、我慢できずに大落涙。。。


予想以上に、良作でした。
マーレニアンも、そうじゃない人も、観ると心が優しくなれるそんな映画です。オススメ。
ある意味この映画一番の見どころな圧巻のエンドロールも最高でした!







『コードネーム U.N.C.L.E』






【ストーリー】
 東西冷戦下の1960年代前半。核兵器とその技術の拡散によって世界を滅ぼそうとする国際犯罪組織の存在がキャッチされ、その陰謀を阻止するべく手を組むことになったCIA工作員ナポレオン・ソロとKGB工作員イリヤ・クリヤキンは、組織に潜入する鍵を握るドイツ人科学者の娘ギャビーを守りながら、行方をくらませた科学者を探し出すため奔走する。
 「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督が、1960年代に人気を博したイギリスのTVシリーズ「0011 ナポレオン・ソロ」を新たに映画化したスパイアクションアドベンチャー。




なんでも、今年はスパイ映画の当たり年なんだそうで。
なるほど、『ミッション:インポッシブル / ローグ・ネイション』も楽しかったし、『キングスマン』は文句なし。
で、今作。テンポの良さとトリッキーな映像表現(いわゆるガイ・リッチー節)と、60年代という舞台設定が絶妙にマッチした快作でした。

元ネタのTVシリーズ『ナポレオン・ソロ』には一切の思い入れがなかったのも、純粋に楽しめた理由のひとつかも。


明るく楽しいスパイ映画。007シリーズだとロジャー・ムーア時代のテイストに近いのかな・・・というか、まんまあんなカンジ。
イケメンスパイが美女とイチャイチャしたりハラハラしたり裏切られたりしながらニカッと笑って世界を救う。こういう呑気な映画、キライじゃないです。

敵のスケールが中途半端だったのがちと残念だったけど、必ず製作されるであろう続編に今から期待大!


スパイといえば、いよいよ来月公開の『007 スペクター』
悪の秘密結社の真打が遂に登場、しかもボスがあのクリストフ・ヴァルツ
嗚呼、早く観てぇ・・・








『インサイド・ヘッド』







【ストーリー】
ディズニー製作の大ヒットアニメ・・・って、今さらボクが書くまでもないよね。




非常に良く出来た・・・というか、出来過ぎなくらいに全ての完成度が非常に高いアニメーションでした。
人の心を擬人化するというアイデアは今までもあったけれど、おそらくは心理学や人の心を扱った専門分野の最新見解が盛り込まれているであろうストーリーは、大人が見ても胸を打つエモーションがあるし、キュートな優しさに溢れる美しい映像も素晴らしい。

でも、、、

作品を構成する全ての要素があまりにしっかりし過ぎていて、「映画としてのスキがない」んだよね。
オカシな例えだけれど、まるで心が疲れた時に処方される「薬」のような感覚。
薬を飲めば、たしかに気持ちは心が楽になるし安定もする。そもそもそれが目的だしね。
でも、ボクが観たのは薬じゃなくて映画。

素晴らしい作品だし、事実ボクも途中で大粒の涙が何度も流れた(またかよ!)けれど、もうちょっと付け入るスキみたいなモノ(上手い表現が思いつかないが・・・)が感じられたなら、映画としてもっと好きになれたような気がするなぁ・・・と、そんな印象。







『犬神家の一族』






【ストーリー】
名探偵金田一耕助が・・・って、これまた今さらですな。




春日太一氏による市川昆研究本「市川昆と『犬神家の一族』」






そのあまりの名著っぷり(特に石坂浩二インタビューが白眉!)に、読了後すぐにNetflixにて鑑賞。
もともと大好きな作品だったけれど、あらためてその「映画としての強度」を再認識。


特に「金田一 = 天使」という認識について。
これはなにも金田一耕助がエンジェルみたいにカワイイってコトじゃなくて(当たり前だよ!)、天からの使いという意味。
金田一耕助という存在は、探偵として単純に事件を解決するんじゃなく、その事件が起きるに至った過去からの因縁を見届け、その因果を断つ為に使わされた者だという認識で、なるほど金田一は事件を解決するどころか、最後のひとりが殺されるまではある意味「傍観者」に徹しています。

殺されるべき者が殺され、過去の因果が白日の下に曝け出されてはじめて、金田一はその口を開いて我々観客に推理という名の解説をすることで、怨念の連鎖が断ち切られる・・・そういう視線でこの映画を今改めて見直すと、この映画が持つ「懐の深さ」に魅了された次第。


・・・でも、一番好きな金田一モノは市川昆のじゃなくて、野村芳太郎監督版『八つ墓村』なんだけどね。
渥美清(寅さん!)演じる金田一の無力・・・もとい天使っぷりも素晴らしい!




  


Posted by miroku at 23:03Comments(2)日記映画

2015年11月24日

チーズ・in・焼きりんご

一ヶ月前くらいだったかな?
映像配信サービスのNetflixに無料お試し期間を利用して加入してみたってハナシを書いたんですが、無料期間も無事終了して案の定月額料金を払っておる今日この頃。今度はHuluに手を出しちゃった、テヘ♪(ダメ大人)

いやね、Huluも無料お試しが二週間くらいあってね。
Netflixにない番組をその二週間の間にチェックしてみようかなと思ったんだけど、テレビ番組関係の充実っぷりが凄くてさ!

おかげで、ここ数日はSNL(サタデー・ナイト・ライブ)漬けな日々。
こういうコメディー番組、なんで日本じゃ作られないんだろう・・・って思ったのも束の間、そういえばSNLの日本版ってあったよね?さんまとナイナイがメインで。

「こんなんと違う!」と初回の放送を見てすぐに見限った覚えがあるんだけど、基本的にSNLのセンスと吉本系のお笑いって方向性が違うと思うんだけどなぁ。





で、

だ。

そんな日米のコメディー事情はどうでもよくって、とっとと本題へ。
こんな新感覚スイーツを食べましたってオハナシをば。






ミミエデンさん(超ご近所)の、丸ごと焼きりんごのチーズケーキなり。
「名は体を表す」スピリッツ溢れんばかりの、この丸ごとりんごっぷりはどうよ!

気になる中身はどうなっておるかといいますと、こんな感じ。






フタを開けると一気にチーズケーキ度が急上昇なビジュアルに変化。






中を開くと、こんな塩梅になっております。



チーズケーキというよりは、りんごの果肉にチーズクリームを絡めながら頂くスイーツといった方が正解かも?
で、かなり美味し♪
焼きりんごの爽やかな酸味と心地良いシャキシャキ食感に、チーズクリームの濃厚さと甘さが加わって、ちょっとした新食感。で、もちろんご満悦。



ちなみに、コレを食べたのは一昨日の連休最終日。

「明日から仕事かぁ。会社に隕石が衝突しねぇかな・・・」

そんなネガティブ妄想も7割がた吹っ飛ぶ(残りの3割はどうした?)、美味しさ以上に精神衛生上かなり嬉しいおやつになりましたとさ。  


Posted by miroku at 23:46Comments(8)日記映画ごはん

2015年11月23日

中つ国総選挙

毎月恒例の「今月の映画秘宝の表紙」のコーナー。







若き日のハン・ソロ・・・というかハリソン・フォードの鋭い眼光(三白眼)がイカしますな♪

いよいよ、来月公開。
前売りはもう売り切れとのコトで、公開初日は並んじゃおうかなぁと思案中。
まぁ、お祭りだしね♪

ハン・ソロといえば、今回の吹き替えは誰が演るんだろう?
個人的にはハリソン・フォードの声は村井国夫が一番しっくりくるんだけど、、、無理だろうねやっぱ。





で、

だ。

今号の映画秘宝でもういっこ。

『ホビット 決戦のゆくえ』エクステンデッド・エディション発売記念で行われた「中つ国総選挙」の選挙結果が発表されてました。

結果については本を買った人のお楽しみなので、ココで書くのは控えるけれど(書いたトコロで誰が分かるんだってハナシではある)、ボクの個人的な選挙結果はこんな塩梅。

1位 ボロミア
2位 ゴクリ
3位 ガンダルフ



ボロミア大往生のシーンは、何度観ても涙腺が決壊してしまう。。。

・・・って、これこそ発表したトコロで誰が喜ぶんだってハナシだよね、ぎゃふん。




  


Posted by miroku at 22:54Comments(4)日記映画

2015年11月19日

バカコメディーとルイボスティー

スゴイ!
スゴイッ!
ゴイス~ッ!!!
(驚き方が昭和のバブル)









『ズーランダー2』の最新予告編が楽し過ぎるッ!!!

「サル顔オッサンなのにスーパーモデルのバカと、イケメンなのに頭がカラッポなスーパーモデルのバカがコンビを組んで、悪のファッション・デザイナーに立ち向かう」という、

「この映画の脚本って幼稚園児が考えたの?」

感極まる大バカ映画の傑作『ズーランダー』の続編がいよいよ来年公開になるんだけど、本日その予告編が公開されたのでござい。



言葉は分からなくても、この予告編を見るだけで、

「あぁ、この映画に出てる人たちはみんなバカなんだね」

と誰しもが理解できる、コメディーとしての底力とクオリティーが素晴らしい!

今をときめくベネディクト・カンバーバッチ出来損ないのエルフみたいなビジュアルで初参戦だし、ゲストにあのジャスティン・ビーバーというある意味ドンピシャなキャスティングも良し。



ベン・スティラー
オーウェン・ウィルソン、そしてみんな大好きウィル・フェレル
この組み合わせでつまらないワケがないだろうってコトは分かりきってるんだけど、この予告編で更にハードルが上がった感じ。チクショウ、待ちきれねぇぜ!

今日はとある出来事があって少々おかんむりな心持ちだったんだけど、この予告編のおかげで心の中がバカ一色に染まりました♪(大人としてダメだろ!)






・・・以上、「さっきからオメェ、何書いてんの?」という手前勝手な独り言はこれっくらいにしておいてっと。

最近、こんな飲み物にハマっておりますというオハナシをば。







ルイボスティー、好きなんです。
あの、ちょっとクセの強い味が昔から大好物で、いろいろ買っては試していたんだけど、先日コンビニで見つけたコレに大ハマり。

ルイボスティーにしてはちょっと薄いかな?というあっさりテイストなんだけど、1リットルの大ボリュームが魅力。
ごくごく飲んでも終わらないのが嬉しいし、これで100円というのがなにより素敵!



まぁ、この値段なのでルイボスティー本来の健康面での効能は正直期待しちゃいないんだけど、清涼飲料水を飲むよりも身体には良いっぽいしね。

ただひとつ、心配が・・・


「ボクがハマったドリンクは、店頭からすぐに消える」


というジンクス(=ただの味覚オンチ)が。
実際、これが置いてあるコンビニって、ウチの近くのファミマ一件だけだしなぁ。。。







  


Posted by miroku at 22:52Comments(0)日記映画ごはん

2015年11月17日

美女と宇宙とオッパイ星人

一日の労働を終え帰宅すると、母親から開口一番こんな一言が。


「ねぇ、宇宙人の美女がオッパイを出す映画って知ってる?」


六十路をとうに過ぎた母親の口から「宇宙人」、そして「オッパイ」という浮世離れしたワードが飛び出してくるという異常事態に頭がクラクラしつつも、


「ん?それってたぶん『スペース・ヴァンパイア』だと思う」


と、(当たり前の如く)即答。

聞いてくる母親も母親だけど、即答する息子もいいかげん大概だよね。ったく、どんな母子だよ?








(宇宙オッパイ美女の勇姿)






なんでも、昼間に聞いていたNHKのラジオでこの映画が紹介されていて興味を持ったとのこと。

ウチの母親は昔っからちょっと変わったモノが好きだったり妙にマニアックなモノゴトに詳しかったりするんだけど、ボクの性癖(?)は確実にその影響下にあるなぁと、DNAの呪縛(=因果)の恐ろしさを改めて感じ入った次第。





「この21世紀に何故こんな映画を特集するんだろNHK?」と気になって、それと思われる番組をサーチ&デストロイしたトコロ、なんと驚愕の事実が!

『スペース・ヴァンパイア』どころか、『ヤコペッティの残酷大陸』『デス・レース2000年』『ゼイリブ』『バタリアン』『ビルとテッドの大冒険』とその続編『ビルとテッドの地獄旅行』、挙句の果てにゃあ『グリーン・インフェルノ』(食人族映画の最新作!)まで、NHKで・・・否、民放だってこんな映画紹介しないだろッ!という豪華ラインナップが、毎週金曜日の朝9時という時間に公共の電波に乗って全国のお茶の間に向けて紹介されているコトが判明。

NHKのラジオったらアレでしょ、農作業中のお供だったり、病院や各種施設でも流れてたりするんだよね。

・・・大丈夫か、NHK???



ちなみに、この映画コーナーのパーソナリティーは高橋ヨシキ氏
ボク的には今最も信頼できる映画ライターのひとりで、NHKでなぜこんなラインナップ?という疑問も、氏が関わっているとなれば納得。

というか、氏がNHKでラジオのレギュラーを持っている!という事実が、なにより一番のビックリポイントでしたとさ。

気になった方はYouTubeで「すっぴん 高橋ヨシキ」で検索をかけて頂けると、なにやらいろいろと出てきますれば。



  


Posted by miroku at 23:03Comments(2)日記映画

2015年11月15日

おもひでぽろぽろ坦々麺

髪がいいかげんボサボサとだらしなく伸びてきたので、今日は美容室へ。

カットだけだし、すぐ終わるだろうと余裕をかましていざ出陣。
4時ちょっと過ぎにお店に入って、終わったのが6時過ぎ・・・

なんで2時間も拘束されてんだよッ?!

ってハナシですな、ギャフン。



事前に予約も入れて時間の確認もしたんだけど、なんだかお店が忙しかったみたいで(お客はそんなに居なかったように見えたんだけどなぁ・・・)、ちょっと切ったら「少々お待ちください」。で、またちょっと切ったら「スイマセン、少しお待ちください」。そんなトリコじかけの明け暮れ。

拘束時間は2時間オーバーだったけど、実質の作業時間としたら30分もなかったんじゃなかろうか?

2時間あったら、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が丸々一本観れんじゃんよ・・・って、いい加減熱を冷ませッ!



でもまぁ、それなりに仕上げてくれたから良しとするかな。

やれ蓮舫だ、やれ辻本清美だと、髪を切りにく度に女性議員チックな変貌を遂げていたボクの頭髪だったんですが、今回はちゃんとチ〇コがある方の性別に見えっから♪(満足ポイントがそこかいッ?!)





で、

だ。

そんな珍獣の毛髪問題はこれっくらいにしておいてっと。
懐かしい「思い出の味」を食べてきましたよという本題へ。






中華鈴々担々麺セットなり。


このお店、以前勤めていた会社のすぐ近くにあって、当時はかなり頻繁に利用していました。
残業途中の晩ごはんや、休日出勤のお昼。それに仕事終わりの愚痴大会にと、一番通っていた時は週3で食べに行っていたっけ。

会社を移り、ここ3~4年くらいはご無沙汰していたんだけれど、ちょっとしたアレコレがあって久しぶりに訪れてみました。



コクのあるスープに柔らかめの麺、ちょっと濃い目の味付けな香ばしい炒飯。うんうん!これこれ!この味だよ!
味そのものはもちろん普通に美味しいんだけど、それ以上に「懐かしい」という印象の方が強くて、ちょっとしんみりしちゃったりなんかしてね。


当時一緒に食べに来ていた仲間たちは、今やバラバラ。
頑張っている人もいれば、充電中の人もいて。
音信不通な人もいれば、もう亡くなっている人も。



一杯の器の中に、様々な顔や場面が浮かんできて・・・。
麺と一緒に「歳月の流れ」みたいなモノも噛みしめながらしみじみと味わった、そんな珠玉の坦々麺でした。

ごちそうさまでした!



  
タグ :鈴々坦々麺


Posted by miroku at 22:34Comments(2)日記ごはん

2015年11月14日

『劇場版 MOZU』についてのアレコレ

仕事終わりのレイトショーにて、『劇場版 MOZU』を観る。













【ストーリー】
 妻子の死をめぐる謎を追い、その果てに警察内部に存在する闇を暴いた公安警察官の倉木(西島秀俊)。
 それから半年、ペナム大使館襲撃と高層ビル占拠爆破というテロが同時に勃発。これらの事件は、犯罪プランナーの高柳(伊勢谷友介)と暗殺のプロフェッショナルである権藤(松坂桃李)が率いるグループによるものだった。
 彼らは、戦後犯罪史に残る組織的犯罪や経済事件に関与しているとうわさされる人物、ダルマ(ビートたけし)の名のもとに、さらなる規模の計画を進めており…。






TVシリーズの好調を受けて製作された、いわゆる「〇〇・ザ・ムービー」系の映画。
でもって、作品の出来はといいますと・・・

大雑把な脚本に、雑な展開
そして余計なファンサービスと、安っぽいスケールアップ感という、「〇〇・ザ・ムービー」系映画にありがちなダメな部分ばかりが目立つ、ちょっと哀しい塩梅でしたとさ。

ネタバレになるから書かないけれど、長きに渡るTVシリーズで広げに広げた大風呂敷を、たった2時間の上映時間でキレイに畳むコトが至上命題になった結果、TVシリーズの魅力でもあった丁寧な描写や重厚なドラマ展開が薄れてしまったのが、ただただ残念。西島秀俊をはじめ役者陣がかなり頑張っていただけに、、、ねぇ。



ただ、長谷川博己演じるチャオ☆東による作品内世界観破壊活動(?)は素晴らしかった!
ハードボイルドな作品世界をブチ壊すキレキャラ・・・否、ギャグキャラっぷりは、彼が画面に出てきただけで思わず顔がほころぶ愉快痛快怪物くんは怪物ランドのプリンスだい!

もうちょっと分かりやすくその世界観テロリストのインパクトを説明すると、「ゴルゴ13」に突然きんどーさん(byマカロニほうれん荘)が現れて、デューク東郷相手にゴリラダンスをお見舞いするといった異常事態(分かりづらいわッ!)



でも、ある意味そんなスノビズム的な面白がり方でしか評価できるポイントがないというのが、ファンとしては寂しいワケで。
シーズン1の、あのヒリヒリするような面白さが懐かしいなぁ。

というかさ、もういい加減この手のTVからの映画化って打ち止めにしない?



・・・あ、でも「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 ザ・ムービー」は今からメチャメチャ楽しみ♪(大いなる矛盾)





最期にネタバレというか極私的疑問を一言だけ。

あのラスボス(=ダルマ)のモデルってアレ、絶対に児玉誉士夫だよね???




  


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2015年11月12日

ハーゲンダッツ・クロスレヴュー

秋はオサレの季節。

ご贔屓ショップから秋冬モノのセールのお知らせメールがつい今しがた届いたので、己がブサイク珍獣っぷりを覆い隠すべく、いろいろ品定めをした結果、合計金額がいつの間にか3万円オーバー

・・・え、え~っと、今のところ「ご注文の確定ボタン」は押さないでガマンしておりますよ。うん、、、


今のところはなッ!!!(悲壮なる覚悟と共に)






んでもって、

「分割にしちゃえば、負担も少なくて済むんじゃね♡」という浪費の神様(悪魔でも可)の囁きがボクの心を浸食する前に、とっとと本題へ。

ここ最近、お酒を飲む機会がちょっと多くて。
お酒といえば、〆はやっぱりハーゲンダッツっしょ!

というワケで、飲み会の帰り道に買った、そして喰らったハーゲンの数々ついて、大雑把レヴューなんかをば。




「チョコレート・ブラウニー」






チョコがとにかく濃厚!
ひと口目からガツンと感じるチョコレートの甘さとコクに、

「嗚呼、今ボクはチョコレートのアイスを食べているんだ!」

という、当たり前すぎる現状認識を改めて感じる幸せ♪(なんだこの感想?)








「ストロベリー」






もしかしたらハーゲンのストロベリーって、初めて食べたかも?
いつも限定ばかりに気を取られていて、あまり視界に入ってこなかった、そんなストロベリー。


「今まで異性として意識したコトのなかった幼馴染みの女の子。
顔を合わせればお互いに憎まれ口を叩きあっていたそんな彼女が、親の転勤で遠くの町に引っ越してしまうことに。
その存在があまりに近すぎて、あまりに当たり前すぎて気が付かなかったけれど・・・

『今、初めて気づいた本当の気持ち。』

好きだ!キミが好きだ!ず~っと大好きだったんだぁ~ッ!」



という、まるで昭和の少女マンガのような美味しさでしたとさ♪(だからなんなんだよこの感想?)








「ラムレーズン」






もうさ、バカバカしい的外れな感想(という戯言)なんざ書く気が失せる、ド直球でストライクな美味しさ!

このラムレーズン、、、

優勝!






  


Posted by miroku at 23:19Comments(4)日記ごはん

2015年11月10日

小ネタ集・・・のつもりが(汗)

本日はお日柄も良く書きたいネタの在庫も切らしておるので(だったら書くなよ)、映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が如何に素晴らしいかについて滔々と語り明かしてみたい、そんな所存。





・・・と思ったんですが、こう毎日毎日マッドマックスマッドマックスとしつこく書いていると、


「マッドなのは映画じゃなくて、
オメェの頭ん中なんだろ?」



という哀しい事実が露見してしてしまいそうなので、それは断念。

しょうがないので、ここ最近の小ネタ集をば。







(その①)

今日コンビニで見かけた、こんなモノ。







来月の公開に向けて、祭りもいよいよ盛り上がってきましたなぁ!
予告編にもポスターにもルークの姿が見えないのがちと気になるけれど、おそらく本編のラスト近くでルークらしきシルエットが登場して「続く!」となりそうな予感(結構当たってるんじゃないかこの予想?)もあったりなかったり。そんな妄想も楽しい公開一ヶ月前の夜でしたとさ。







(その②)

本日解禁となった水曜日のカンパネラのPV「小野妹子」







コムアイ嬢と
山田孝之が
一緒に踊っとるッ?!?!




山田孝之の一挙手一投足から目が離せなくなって久しいんだけど、その「ハズレが一切ない仕事選びの選球眼」は今回も健在。いちいちカッコいいなぁ。

見目麗しいコムアイ嬢の浮遊感もいつにも増して素晴らしくて、うむ!良いPVだ。







(その③)

小ネタ集と謳ったクセに、ネタが2つしか思い浮かばなかったので、今夜はこれにてドロン!(なんだこの記事?)



  


Posted by miroku at 23:35Comments(2)日記映画ごはん

2015年11月09日

『エベレスト3D』を観る

最近はもう、車での移動中はDVDで、家に帰るとBDでと、朝から晩まで『マッドマックス 怒りのデス・ロード』漬けの日々なんですが、いくらなんでも流石に観過ぎだろッ?!と若干の危機感を覚えた為、社会復帰(?)にとこんな話題作をば。




『エベレスト 3D』









【ストーリー】
 世界にその名をとどろかせるエベレスト登頂を目指し世界各地から集まったベテラン登山家たちは、参加者の体調不良などトラブルが重なり下山が大幅に遅れる。さらに天候が急激に悪化し、命の危険性が劇的に高いデスゾーンで離れ離れになってしまう。ブリザードや酸欠などの極限状況に追い込まれた一行は…
 1996年に実際に起きた遭難事故を映画化。死と隣り合わせの標高8,000メートルを超えたデスゾーンで極限状況に追い込まれた登山家たちのサバイバルを、迫力の映像で描く。





実際に起きた事故(日本人女性も亡くなっている・・・)については、「1996年のエベレスト大量遭難」でウィキって頂くとして、一本の映画としての正直な感想は「・・・う~む」という、なんとも言語化するのが難しい曖昧模糊とした印象。

ただし、この場合の「・・・う~む」は決して作品のクオリティーに対してのそれではなくて、ものすごく大雑把に言ってしまうと、

「この映画に対して、どういう感想を抱くのが正解なんだろう?」

という、疑問とも自問ともつかないクエスチョンだったりします。



実際にエベレストで撮られた映像は迫力満点で、役者陣も芸達者揃い。
疑似体験というにはちょっと大袈裟だけれども、3Dの効果も相まって「まるで現場にいるような迫力」も随所に感じられて、作品の完成度は高いと思います。

映画自体の出来が良い為、人間の一挙手一投足や喜怒哀楽などは大自然の驚異の前では一瞬にして無に帰してしまうという「山の怖さ」も十分過ぎるほどに伝わってきます。

映画としてこれだけよい材料が揃っているのにも関わらず・・・なんだよなぁ。



たぶんそれは、映画側じゃなくてボク側の問題だと思われ。
身も蓋もない言い方をしてしまうと、「登山家の気持ちが分からない」んだよね。

もちろん、そこに夢やロマンがあるのは頭では分かっているんだけど、家族や大切な人を残してまでなんで登りたがるかね?しかも世界一危険な山に???という気持ちがついつい先に立っちゃって。

ネタバレになるから詳しくは書かないけれど、どんなに感動的な救出シーンや人間賛歌を謳う場面があっても、「でもさ、そもそもアンタが判断ミスしたからこんな状況になってんじゃないの?」と、ストーリーにいまいち乗り切れない。

実際にあった事故を元にしているドキュメンタリー的な側面が強いので、余計にそう感じてしまうのかも?



同じジャンルの映画として、『八甲田山』『劒岳 点の記』があるけれど、この2作はかなり好きな作品だったりします。
それは「山に登る」という行為が、個人の強烈過ぎる情熱(狂気でも可)とリンクしているから。
作品としては少々不格好でも、そこに登場人物たちの尋常ならざる熱量があるから、感情移入は出来なくても「スゴイ人たちがスゴイ状況に追い込まれている」という部分で、映画としてべらぼうに面白くて。



まぁ、筋金入りのインドア派なボクなので、そもそもが「この映画を観る資格ナシ」な門外漢なんだってだけのハナシなんだけどね。

ネット界隈では評判の良い作品だし、特に山登りをされている方々の評価が高い映画でもあるので、興味のある方は劇場で是非。



さぁて、今夜もまた怒りのデス・ロードを爆走すっかな!

V8!
V8!!
V8!!!


What a lovely day!!!



・・・社会復帰、大失敗しとるがな。



  


Posted by miroku at 22:30Comments(2)日記映画

2015年11月08日

とんかつふじで千代福豚

一昨日は串揚げ食べ放題のお店にて「男殺油地獄」状態(?)に堕ちたというのに、昨日はひょんなコトからとんかつを食べるハメ(?)に。










とんかつふじ「千代福豚(150g)」なり。

このお店、実はオープン当初から通っていて(といってもそんなに頻繁には行けてはいないんだけどね)、とんかつを食べるならこのお店じゃなきゃダメ絶対!というくらいにお気に入りだったりします。

普通のとんかつの他に、千代福豚と鹿児島産黒豚の3種類があって、今回食べたのは千代福豚。お値段なんと2000円オーバー!

・・・うん、高いでしょ?さっき頻繁に行けてないって書いた理由も十二分にお分かりかとは思うんですが、、、


しかし!
しかし!!
だが、しかしッ!!!



食べ終わった後は確実に「嗚呼、2000円払って本当によかった!」と納得できる、素晴らしい美味しさ。
普通のとんかつ定食と食べるんだったら、それを3回ガマンしてここのとんかつを食べたいって、それくらいの大好物っぷりです。



この日もその美味しさは健在。
前日の油地獄をすっかり忘れさせるほど、とにかく油・・・もとい脂が甘くて美味い!
脂の甘さが肉の旨味を引き出してくれるので、そのまま何も付けずに食べるのがこのお店流。

一応ソースも置いてあるんだけど、おそらく全国のとんかつ屋さんで一番ソースの使用量が少ないんじゃないかな?ってくらいに調味料いらずの美味しさです。

ソースいらずと書いたけれど、ほんの少し塩をかけると、また違った肉の旨味が顔を出してくるのも楽しいんだよねぇここのとんかつは。



でもって、お米もキャベツも豚汁も、定食についてくるモノの全てが頭一歩抜きん出た美味しさなのもミソ。
以前に大将に聞いたトコロによると、全ての素材に並々ならぬこだわりや思い入れがあるとのコトで、キャベツが単なる添え物じゃなく、ちゃんとした「美味しい一品」なのが素晴らしい!



もりもりと食べて、この日もあっという間に完食。ごちそうさまでした♪

味オンチなボクなので確かなコトは言えないけれど、ここのは県内でもトップクラスの美味しいとんかつなんじゃなかろうか?


・・・ってかさ、いくらなんでも食い過ぎだろこの週末。。。


  


Posted by miroku at 23:43Comments(6)日記ごはん

2015年11月07日

昨日ごはん

昨日は友人と飲み会。

まずはちょっと気になっていた串揚げ食べ放題のお店へ。










「食べ」しかも「放題」
肉に魚介に野菜にと、イート&オーダーの無限ループで2時間デストロイ。

最終的には、


「・・・や、やっぱりさ、若い人向けのお店だよね、、、ゲフッ」


と、食べ過ぎで油ヤケした胸を押さえながら1次会は無事(?)終了。





2次会は個室居酒屋でまったりと呑み直し。







今シーズン初の牡蠣鍋に舌鼓を打ち、あん肝に身も心も蕩け、梅酒で程よく気持ち良くなった、そんな宵の宴で語り合った内容はといいますと・・・


「世紀の傑作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の素晴らしさについて」


だってさ。

ったく、なにやってんだかねってハナシなんですが、気の合う仲間と好きな映画について語り合うってのは、すこぶる楽しいもんですな♪




  


Posted by miroku at 21:52Comments(4)日記ごはん

2015年11月03日

地鶏白湯で風邪退散

ここ最近の急激な寒さのせいなのか?それとも日頃の行いの為せる業なのか?昨日あたりから完ッ璧に風邪っぴき。
幸いにも今日はお休み。朝から大事を取ってゴロゴロと怠惰に・・・もとい、安静に過ごす、、、

・・・はずが、朝イチで観た『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のBDがあまりに灼熱過ぎて、風邪の発熱以上に心身共に大発火(良い意味で)。
このおかげで、身体に巣食った風邪菌はどうやら駆逐された模様。なんとか明日は出社できそうです。

これはアレだね、政府は風邪の特効薬として全国民に『マッドマックス』のBDまたはDVDを配布すべきなんじゃないのか?(という熱にうなされた妄想)



なにはともあれ、秋から冬への季節の変わり目。皆さんも体調管理にはくれぐれもご注意くださいませ。



いやぁ、しかしなんですなぁ。劇場で2回、BDで2回と、合わせて4回も観ているのにも関わらず、観る度に新しい発見や感動が絶えない『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
いやはや、なんとも凄ぇ映画だ。

この映画初体験時のテンションMAXな感想は、過去記事の「『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観た!」をクリックあそばせ。






で、

だ。

そんな風邪っぴきの今日のお昼は、滋養のあるあったかいモノを食べようと、近所のこんなお店へ。









中野の人気店、そうげんラーメン味玉地鶏白湯ラーメンなり。

このラーメンは一日限定30杯(うろ覚え)。
人気の行列店、しかも限定となれば、競争率が高くなるのは必定。

早い時間に行ったコトもあって今日はたまたま残っていたけれど、ボク自身もかなり久しぶりなこのラーメン、すこぶる美味しかった!



鶏の旨味エキスとコラーゲンがたっぷりのトロトロなスープに、しこしこ食感が楽しい麺の相性がとにかく抜群。

そして、なんといってもこの鶏チャーシュー!

ボクが撮ると、どんな美味しいモノでも「そうじゃなく見える」ので説得力がゼロなんだけど、箸でつまんだだけでほろほろと解けるほどに柔らかいチャーシューはかなり肉厚でジューシー。
そもそもこのラーメンが限定なのも、このチャーシューを手間をかけて仕込んでいる分、数が用意できないというのがその理由(らしい)。
なるほど、限定も納得の旨チャーシューでした。



鶏の滋養をたっぷり吸収して、栄養補給も無事完了。
薬も飲んだし、お風呂も済んだ。
今夜は早めに寝て、残りの風邪菌を殲滅しなきゃな。


  


Posted by miroku at 21:55Comments(2)日記映画ごはん

2015年11月01日

脊髄反射で塩ラーメン

長野駅前をぶらりんぐ(あてどもなくぶらぶらと彷徨う様)中に、ボクの目に飛び込んできた衝撃的な光景。それは・・・


「え?鍾馗に行列が出来てないじゃんッ!」


いつ行っても大行列なラーメン屋の鍾馗(しょうき)に、誰も並んでいないという珍事に遭遇。
ホントはラーメンって気分じゃあなかったのにも関わらず、思わず脊髄反射的に入店。












羅臼昆布の塩そばと、チャーシュー丼なり。

「スープを口に含んだ瞬間に広がる昆布の芳醇な旨味が・・・」とか、「塩のまろやかさがラーメン全体をしっかりまとめていて・・・」な~んてしゃらくせぇ感想は野暮ってもの。


「これ、メチャメチャうまい!」


このひとことのみが相応しい、そんな極上の塩ラーメンでした。



オープン当初は割と頻繁に通っていて、ボクにしては珍しく店主と親しく喋るくらいにハマっていたんだけど、気が付くとお店は大行列店に。「バナナと同じくらいに並ぶのが大嫌い」なボクなので自然と足が遠のいちゃって・・・
1年半?もしかしたら2年ぶりくらいの訪問だったんだけど、相変わらずの「地に足の着いた説得力のあるウマさ」でした。

チャーシュー丼も「150円でこのボリュームって、なんだか申し訳ないッス」感溢るるCPの高さも健在で、改めてこのお店の底力を感じた次第。

ボクの知る限り、このお店はメディアに一切出たコトがないので、味一本で勝負した結果のこの大人気。うん、それも納得。




で、

だ。

最後のひと口を美味しく平らげて、いざお店を出ようとしたら・・・

店外まで続く大行列という、毎度お馴染みの光景が広がっていましたとさ。

ホント、この行列さえなかったらねぇ。。。

  


Posted by miroku at 21:56Comments(4)日記ごはん