2016年07月30日

観たゾ!『シン・ゴジラ』

今日はロキシーにて映画『FAKE』の監督による舞台挨拶があるとのコトで、結構前から心待ちにしておったんですが・・・

まさかまさかの大寝坊!

びぃびぃと泣く泣く諦めた次第なんですが、何故こんなにも寝坊をしてしまったのかと申しますとですね、、、


週末の夜だから、そんなもん決まってんじゃん♡





・・・と、そんなピンク色した恥じらい理由なんかじゃなく、とある映画を観た後に、友達とド深夜まで大感想会をやらかしちゃってたから。

その映画とは、、、


『シン・ゴジラ』








【ストーリー】
 東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが…。






あまりの衝撃に、まだ頭の中を感想やら思いが渦を巻いてる状況で、上手く言語化出来ていないんだけど、とにかく一言だけ。


凄かったッ!!!



ハリウッド版の「怪獣エンターテイメント」路線も素晴らしく楽しいけれど、昭和29年版ゴジラの「シリアス路線」を真摯に継承するその心意気と出来栄えに、心底心が震えちゃったもの。

ネタバレになるから詳細は書かないけれど、先の大戦での2度に渡る原爆投下と、3.11の大震災がどうしても脳裏をよぎる作風になっていて、特に原発処理をめぐる忘れたくても忘れられない様々な光景を強烈に思い起こさせるシーンや演出に、「ゴジラという作品の根幹」を改めて痛感する思いでした。

キャストも最高!
主演クラスも良かったんだけど、有名俳優による豪華チョイ役の嵐はある意味「宝探し」的な楽しさもあって、画面から目が離せませなかったなぁ。



あと、これはもう情報が公開されてるから書いちゃってもいいよね。
ゴジラのモーションキャプチャー(簡単に説明するとゴジラの動き。『ロード・オブ・ザ・リング』におけるアンディー・サーキスの役割)を、あの野村萬斎が演じていてさ。
ゴジラの所作(?)のひとつひとつに狂気と哀愁、そして荒々しさを感じるその演技は、まさに圧巻の一言でした。



そりゃあ友達と深夜の一時過ぎまで感想戦で盛り上がるっちゅうねんッ!(バカが2匹)



はぁ、、、思い出すだけでも至福の幸福感。
ちょっと大袈裟だけど、今を生きる全ての日本人が観なきゃいけない映画だと思うし、大人が観るに足る屈強な完成度に貫かれた骨太な一本でした。必見!





  


Posted by miroku at 21:34Comments(4)日記映画

2016年07月28日

かっこいいとは、こういうことさ!

今日で梅雨ともおさらば。

いよいよ夏本番に向けてフルスロットルで突入していくワケなんですが、こう毎日毎日暑いとさ、アレが恋しくなるよねぇ~

そう、、、

カッコイイ仏像が♡





というワケで、食べ物ネタも切れちゃったので、お久しぶりの仏像ネタを半ば強引に。
うだるような暑さを、更に上回る暑苦しさで吹き飛ばす、そんなテンション高めな仏像をご紹介。





深沙大将(じんじゃたいしょう)



どうよ?
完全に「どうかしてる」でしょ♪

髑髏の首飾りに、大蛇の腕輪。
写真だと見切れちゃってるけど、象の短パン(膝の部分に象の顔があって、そこから足がにょきっと生えてます)というカジュアル感溢るるファッションセンスも最高だし、おへそに人面なんてパンクを通り越しちゃってるもの!

「異形」は仏像の魅力の大きなひとつだと思うけど、この仏像はそんな常軌を逸した感覚が「美」としてギリギリのバランス感覚で成立している、稀有な存在だと思います。

流石は快慶、イイ腕してるね!(何様だよ?)



ちなみにこのお方、かの玄奘三蔵が天竺への旅の途中で砂漠で難儀をしている時に現れて、水を与えて三蔵の命を助けたという伝説がありまして。
その話が「西遊記」に取り込また結果、沙悟浄のモデルになった言われております。

というコトは、、、


深沙大将 = 沙悟浄 = 岸部シロー


という方程式が成立し、


深沙大将岸部一徳


という解になるってコトですな♪(なんのこっちゃ)



  


Posted by miroku at 22:41Comments(0)日記仏像

2016年07月27日

蛍 そば&diningで日替わり定食

某月某日

以前に記事にした、近所に出来た美味しい蕎麦屋。


『近所の蕎麦屋(仮)』(←その時の模様はこちらをクリック)


お店の名前が「蛍 そば&dining」だと判明しましたので(今更?)、ここにお知らせすると共に、別の日に食べた日替わり定食がべらぼうに良かったのでご報告したい所存。








ったくも~何なのッ?!
写真1枚じゃ収まりきらないから、2枚になっちゃったじゃんかよ~と、嬉しい悲鳴のボリューム感。

この日のメニュー、メインのおかずは山賊揚げモツ煮込みという豪華2本立て。こういうのをW浅野状態っていうんでしょ?(いつの時代だよ?)

山賊揚げは油淋鶏っぽいタレにミョウガの薬味がベストマッチ。
モツ煮込みもちょっと濃い目の味付けが、ごはんのお供にはピッタリ。

これだけでお茶碗3杯は軽くイケるんだけど、副菜の小鉢もおひたしに煮物、浅漬けとこれまたごはんがススム君。

どれもこれも全て手作り(だと思う、たぶん)、これで650円ってちょっと良心的過ぎるお値段だよね。



いままでは「近所に美味いお店、全然ないよなぁ・・・」な~んてクソ生意気なコトを思ってたりしたんだけど、最近になって続々と登場する美味しいお店の数々。嬉しいけれど、、、どう~なってんの???


  


Posted by miroku at 22:10Comments(2)日記ごはん

2016年07月26日

マヌケ極まる夢診断

他人の夢のハナシほど、退屈なモノはないと言いますが。。。



夢というシロモノは本来、支離滅裂で意味のないモノだと思ってまして。

だから夢占い(というか占い全般)なんか信じちゃいないし、夢に無理矢理意味を持たせて何らかの指針を得ようみたいなコトも好きじゃあないんだけど、、、

今日見た夢があまりにもバカバカしかったので、「ボクは一体どうしちゃったんだろう?大丈夫か???」とあきれ果てた次第。

して、その夢とは・・・





場所は学校。
ボクはどうやら高校生らしくて、何故か職員室で合った(路線バスでお馴染みの)蛭子さんに、「ファンです!」とか「マンガ何冊も持ってます!」な~んてテンション高めで詰め寄っていてさ。

ボク自身は、街で有名人にあってもそんな風には決してならないので、そういう意味では珍しい夢っちゃあ夢なんだけど、問題はソコじゃあなくて。

実は人違い。ボクが蛭子さんだと思ってる人物は、元広島カープの鉄人衣笠その人!
鉄人相手に「今度の路線バスの旅はどこなんですか?」などと詰め寄っていやがるんですよ、このボクは。







夢を見ている自覚はあって、「その人、蛭子さんじゃねぇぞオイッ!」「全然似てねぇじゃんかよ」「早く謝れバカ!」という感覚はあるんだけど、目の前にいる高校生のボクはそんなコトはお構いなし。
しかも鉄人は底抜けにイイ人だから、ボクを傷つけまいと不器用な演技で蛭子さんを演じてくれてるんだよねぇ。

鉄人への申し訳なさで、夢の中だというのにメチャメチャ自己嫌悪に陥って、目覚めた瞬間の疲労感といったら、、、んもうッ!





なんで衣笠なんだろう?
カープのファンでもなけりゃ、野球だって興味がないのに。

も、もしかして、、、
ボクの潜在意識か希求する理想のタイプは、実は鉄人衣笠みたいな女性だったてコトッ???
いや~ん♡

って、

んな女子がいるかッ!!!





以上、この夢から導き出される結論は・・・

いろんな意味で疲れてるんだろうな、ハハ、、、ハハハ、、、(乾燥しきった苦笑)

でしたとさ、ギャフン!


  


Posted by miroku at 20:55Comments(4)日記

2016年07月24日

アンブランでチーズケーキ

いやぁ、噂には聞いちゃいたけど、ホントに流行ってるんですなぁ、ポケモンGO
今日は権堂の辺りをうろちょろしてたんだけど、明らかにソレな人たちを大勢見かけたもの。

ゲームにはとんと疎いボクなんですが、ポケモンってアレでしょ?思春期の男子が半ズボンのポケットに手を突っ込んで自分のモンスターを成長させるってゲームだったっけ?(んなゲームあるかッ!)



かくいうボクも、「はて、どんなもんじゃろ?」とミーハー根性丸出しでダウンロードはしてみたものの、チンプンカンプンなまま放置プレイ中。
一応システムは理解したんだけど、これって車移動が中心のド田舎地方だとなかなか進めるのは難しいんじゃないだろか?、、、というのがボクの感想。まぁ、オメェの感想なんざ知ったこっちゃねぇってコトなんだけどね。



ゲットするのがポケモンじゃなくて、仏像とか土偶だったらボクも夢中になるんだけど。。。
柳の下にはドジョウが何匹もいるっていうし、どこのメーカーでもいいけどそういうアプリを作っちゃくれまいか?


「毘盧遮那仏、ゲットだぜッ!」


とか、


「よし、ここは薬師如来でHP回復だ」


な~んて言って盛り上がってみたいなぁ、、、





・・・と、そんな妄想ゲームのデタラメ戯言はさておき、本日はスイーツのオハナシでござい。








アンブランチーズケーキなり。

実はこのお店、割と前にチャレンジしてたんだけど、記事にする期を逸したままになっていて。
ネタ切れになったらアップすりゃいっかくらいの気持ちでスルーしていたトコロ、夜更さんのブログで(ボクは未食だった)チーズケーキが紹介されてまして。

こりゃ美味そうだ!と、映画を観た帰り道に改めて寄ってみたという寸法。


玉子焼きにも似たビジュアルと、小ぶりなサイズが実にカワイイですなぁ。
そんなカワイコちゃん(死語)を、ひとくちパクリ。


う、うんまッ!!!


チーズのコクと風味が濃厚で旨味たっぷりなんだけど、それよりもまず舌先の印象に残るのは、チーズ独特の塩味
今まで食べたチーズケーキにだって塩味を感じるタイプは数々あれど、このチーズケーキの塩味はそれらとは少々違っていて、塩の輪郭をハッキリ感じるクリアな味わい。
隠し味じゃなく、存在感をぐいぐい主張してくる感覚が印象的で、新しい美味しさでした。

塩味がクリアだから、より甘さを引き立てているし、濃厚なんだけどまったり感が舌に残らないから、最後のひと口まで美味しくペロリといっちゃった。

味の好みは人それぞれだけど、ここのチーズケーキはかなりオススメかも。

「はぁ?オメェのヘタクソな説明じゃ全然わかんねぇよスットコドッコイ!」という方は、夜更さんが非常に分かりやすくレポートされているので、そちらを是非!




ちなみに、初訪問の際に食べたのは、こちら。






プチ・バトン・プレーンなり。

このプチ・バトンなるスイーツは、プレーンとチョコとフルーツの3種があって、おそらくお店のイチオシなんだろうね。
はじめてのラーメン屋さんだと醤油ラーメンを注文するような感覚で、この日はプレーンをオーダーしてみた次第。

サクサク食感の皮の中にはカスタードクリームがたっぷり収納(?)されていて、ビジュアルとその味からエクレアに近い、、、もっと個人的感想でいえば洋風最中という印象のスイーツでした。これまた美味し。



個々のスイーツの美味しさもさることながら、店主さんの朴訥で親切な応対も微笑ましいこのお店、ちょっと通ってしまうかも?



  


Posted by miroku at 22:24Comments(2)日記ごはん仏像

2016年07月22日

虫パニックと〆アイス

今ね、飲み会から帰ってきたトコロなんですが、途中で寄ったコンビニがどえらいコトになっていて。

何がどえらかったかと言いますと、店内が虫・虫・虫の大パニック
雑誌売り場もお菓子コーナーもいたるトコロに虫の死骸、、、どころかまだご存命中のお蟲様まで!

なんならお弁当の外装にもその姿を確認できるほどに虫フェスタ状態だったんだけど、ここまでの惨状になるまでに誰も気が付かなかったんだろうか?ってのが一番の謎。

ボクが入店した時は店員さんが総出で虫の掃除をし始めてたけど、普通、途中で誰か気付くよね?

別に「職務怠慢だ!」とかって上目線からイチャモンつけようって魂胆じゃなく、純粋に「何があったんだろう?」とつくづく不思議に思った次第。



・・・あの虫の死骸のひっついたお弁当、回収してなかったけど、、、きっとこれから回収すんだよね(という希望)





で、

だ。

そんな大パニックなコンビニに立ち寄った目的なんですが、飲んだ後に欲しくなる例のアレを所望しに行ったから。






ハーゲンの新作、白桃なり。
雫さんのブログで見かけてさ、気になってたんだよねぇ。

流石はハーゲンクオリティー。どこにお婿にだしてもOKな白桃っぷり。
濃厚な甘さの中にほんのり香る果実の酸味もお見事だし、これは大袈裟じゃなくホントに感じたんだけど、白桃の皮の薄毛の感触までイメージできたもの。

ほろ酔いにはちょうど良い、とびきり極上な〆アイスでしたとさ。


  


Posted by miroku at 23:23Comments(2)日記ごはん

2016年07月20日

こかげでカフェオレ

某月某日。

前にブログで「今年中に映画を撮る!」と宣言したのを覚えておられる方はいらっしゃいますでしょうか?


・・・誰もそんな戯言忘れちゃってくれればいいのに。。。


という本音はさておき、それでも一応継続していろいろやっておりまして。
でもって、現在はシナリオを現在鋭意創作中。

その日は休日を利用して一気に進めちまうかと、午前中から部屋に籠もって執筆に勤しんでいたんだけど、、、



暑ぃ!
クソ暑ぃ!!!




網戸と扇風機じゃあ防ぎきれないその猛暑っぷりに、クーラーを入れるも時すでに遅し。
もう気持ちがヤラれちゃって、冷静にシナリオなんか書いてられっかよ!ってか、部屋に籠もってこんなコトしてられっかよ!と、軽く発狂。


・・・ま、まぁ、こんなのは遅々として進まないシナリオ作成の言い訳でしかないんだけど、あまりの暑さと不快指数に近所でどこか涼める場所はないものかと探したトコロ、良さげなカフェを見つけましたよってオハナシです。









中野市の珈琲豆焙煎こかげにて、アイスカフェオレ

いやね、このお店の存在自体は以前から知っていたんだけど、行く機会というか切欠がないままスルー状態になってまして。
今回ちらっと調べたら、以前のカフェからコーヒー専門店にお店の形態が変更になったとのこと。

そういえば、このお店って閉店してしまった珈琲日和の焙煎機がお婿入り(?)したトコロだったっけ?と、以前にどこかのブログで読んだそんな情報も思い出し、今回初訪問してみた次第。



店内の雰囲気、良いな~

上品ぶらず、かといって庶民的過ぎず。
適度なオサレ感と気軽さが同居した、かなりの落ち着き空間でした。

そんな中で飲むカフェオレ、とても美味しかった!

バカ舌&コーヒー知識貧弱者なので、美味しさについての薀蓄をアレコレと語れないのが非常に残念なんだけど、お店の雰囲気と相まってまるでこう、お尻から根っこが生えて椅子に絡みついちゃったくらいに居心地の良い美味しさでしたとさ(そんなグルメレポはねぇよ)

おかげで、持っていった書きかけのシナリオも、「なんならこれ、映画じゃなくて小説にしちゃった方が早いんじゃね?」と前言撤回上等な捗りっぷり♪



・・・って、


ダメじゃねぇかッ!





  


Posted by miroku at 21:53Comments(4)日記ごはん

2016年07月19日

グルックキッチンでネギ塩豚丼

グランドシネマ界隈で美味しい定食が食べたい時はココと決めていた某お店があったんだけど、一番のお気に入りだった唐揚げ定食がいつの間にかメニューから消え去っていて。。。

こりゃあ新しいお店を開拓しなくちゃなと、良さげなお店をサーチ&デストロイした結果、こんなお店に辿り着きました。








グルックキッチンネギ塩豚丼定食なり。

つくづく己がベッドテク、、、もとい写真テクニックの無さを呪詛るばかりなんだけど、この豚丼、、、否、このお店かなり美味し!

豚丼はお肉もネギもたっぷりで食べ応え十分。味付けは上品なんだけど旨味が強く感じられてちょうど良い塩梅。付け合せのレモンをぎゅっと絞ればより爽やかさが増して、これまた美味し。

写真だと見きれちゃってるけど、豚汁がまた絶品でさぁ。
豚肉率、極めて高し!
ボリュームも多いので、これをおかずにご飯が食べれちゃうほど。

小鉢も一切手抜きナシ。
この日はツナサラダときゅうりの醤油漬け(浅漬けっぽい)。
メインの丼をしっかりアシストする嬉しい存在感だったなぁ。

これだけ美味しくて、尚且つお肉と野菜のバランスも取れていて、しかもコーヒーがセルフでおかわり自由で、お値段なんと700円!(税込)
もちろん送料手数料はジャパネットが負担!(嘘八百)



なんでもこのお店、店主の女性が栄養士さんとのコト。
なるほど、料理だけじゃなく店内の雰囲気も女性らしいきめ細やかな心遣いやバランス感覚がキラリと光る、メチャメチャ好印象なお店でした。



・・・うむ、ボクの中の定食屋ランキング、上位の順番が確実に変わったなコリャ。




  


Posted by miroku at 22:38Comments(2)日記ごはん

2016年07月18日

お久しぶりの鍾馗

某月某日。

映画のついでに「さて、どれくらい行列してるのかな?」とダメ元で鍾馗の前まで行ってみたら、なんと奇跡的に行列してないじゃんか!

というワケで、久しぶりに鍾馗でラーメン。







塩ラーメンなり。


あら?チャーシュー麺を頼んだんじゃないんだけど、、、ってか、元々鍾馗さんにはチャーシュー麺なんてメニューはないワケで。
こういうスタイルに変更したんですね。


相変わらずのイイ仕事っぷりではあるんだけど、個人的には以前のスタイル(メンマ・チャーシュー・海苔)の方が好みかなぁと。
なんていうのかな?麺と肉とスープだけだと食べ進むうちに食感に飽きてしまうというか単調になってしまうんだよねぇ、、、って、バカ舌のクセにクソ生意気な戯言をほざいてんじゃねぇよゴメンナサイ(卑屈過ぎんだろ!)








お馴染みのチャーシュー丼もちらっとリニューアルされていて、小と大にカテゴライズ化。

この日は大を頼んだんだけど、ご飯と肉の両方共によりボリューミーに感じたので、おそらく以前の盛りが小になるのかな?

こちらは以前と変わらぬ安定安心の美味しさでしたとさ。


  


Posted by miroku at 22:19Comments(2)日記ごはん

2016年07月17日

諸星大二郎 立体異形図譜

ぐふふふふ。

買っちゃったよ。

「諸星大二郎 立体異形図譜」









ボクが敬愛してやまない漫画家の諸星大二郎

氏の作品に登場する印象的なキャラクターをフィギュア化したのがこの「諸星大二郎 立体異形図譜」なんだけど、どう?めっさ羨ましいっしょ♪



・・・


・・・


・・・って、え?


知らねぇよ


ですって???





ま、まぁ、、、そうだよね、普通知らないよねぇ。
友達に何度も「絶対に面白いから読んで!」と啓蒙活動を試みるも、誰も読んじゃくれないんもんなぁ。

「宮崎駿も氏の大ファンで、ナウシカの作画を氏にお願いしようとした」とか「高橋留美子も大ファンで『うる星やつら』に登場する諸星あたるの名前の元ネタ」「漫画の神様かつ嫉妬の神様の手塚治虫が氏の作風だけは真似できないと語った」「エヴァンゲリオンに影響を与えた」などなど、とっつき易そうなエピソードを織り交ぜてみても、そもそもお店に売ってないから気軽に手に取りようがないというこの状況、、、絶対に間違っとるッ!!!


な~んてボクの義憤はさておき、今回のフィギュアの出来がかなり良かったので、啓蒙活動も兼ねて自己満足チックにいくつかご紹介。





ヒルコ
『妖怪ハンター 黒い探究者』より
比留子古墳を接点とする異界に棲む、我々とは異なる生命系統樹に属する生物。
古事記にもその名が語られ、古代人類に封じ込められてからも、
地上に出ようと怨嗟の声を上げ続けている。



そもそも本来のヒルコとは、皆さんご存知古事記に於いてイザナギとイザナミが神産みの際に産んだ最初の神。
諸々あって海に流されてしまう可哀そうな神様なんだけど、このフィギュアの怪物はそのヒルコ神がモチーフになっておりまして。

禍々しさの中にも哀しみを感じる、強烈なデザインですな。








稗田礼二郎
『妖怪ハンター』シリーズより
現代社会に出現する異界からの訪問者たちに出会うべくさすらう、
異端の考古学者にして、新たな神話の語り部。


氏の作品の中でもトップクラスの知名度を誇る名物キャラクター。
原作だともうちょっとクールな感じで、この写真だと長髪の成田三樹夫みたくなっちゃってますなぁ。
妖怪ハンターという威勢の良いニックネームに反して、妖怪(というか異形のモノ)を目撃する、または奇々怪々な出来事を体験するのみで、ちっともハントしない心優しきナイスガイ。

あ、ちなみにボクがよく使う「お試しあれあれ稗田阿礼」
稗田礼二郎という名前の元ネタは、この稗田阿礼でして。

稗田阿礼が神話の数々を古事記として編纂したように、この稗田先生も現代の神話の語り部たれという作者の思いが込められております。










その他にも、世界各国の神話や伝説に登場する神や異形の存在をモチーフにしたキャラの数々が高クオリティーで再現されていて、こりゃあ飾り甲斐があるってもんです!



興味のある方は、まずはウィキペディア先生にいろいろ教えてもらったあとで、ヤフオクなどで安くお求めいただければと。

初心者にオススメなのは、『妖怪ハンター』シリーズ(天の巻、地の巻、水の巻の計3冊が文庫文化されております)と『暗黒神話』(文庫本たった1冊)かな。


以上、性懲りもなく啓蒙活動でしたとさ。




  


Posted by miroku at 23:07Comments(0)日記

2016年07月17日

観念〇〇???映画『団地』

個人的に日本で一番面白いと思う女優さんの最新作が公開されたので、いざ!





『団地』









【ストーリー】
 三代続いた漢方薬の店を売り払い、団地へ越してきた清治とヒナ子夫妻。昼間から散歩ばかりの清治に団地の住人たちはあれこれと噂をしているようだが、ヒナ子はそんなことも気にせずパートに出かける毎日を送っていた。清治が散歩に出なくなり、ヒナ子の家にスーツ姿の若い男が出入りするようになると、離婚、清治の蒸発、さらには殺人か、などと好き勝手なことを噂される始末。ヒナ子夫妻にまつわる噂はさらに拡大し、警察やマスコミまでをも巻き込む事態へと発展するのだが…。
 阪本順治監督が日本アカデミー賞最優秀監督賞など数々の映画賞を受賞した「顔」の藤山直美と15年ぶりにタッグを組み、団地に越して来た夫婦にまつわる噂が引き起こす一大騒動を描く。






希代のコメディエンヌ藤山直美の映画最新作とあらば、こりゃあ観ないワケにはいきますまいて。
しかも監督は『大鹿村騒動記』の阪本順治。

団地が舞台というコトもあって、『大鹿村騒動記』のようなある種閉ざされた空間で巻き起こる「密室喜劇」的なモノを想像していたんだけど・・・


な、なんじゃこりゃ???


ラーメンを食べていたら、丼の底にフランス料理のフルコースが潜んでいた、、、と、そんな感覚。
密室どころか広大無比なスケール感でもって幕を閉じるこの作品、ボクは非常に好感が持てたんだけど、流石についていけないお客さんも多かったようで、ネット上では賛否両論。実際、ボクが観た時も上映終了後に「ぽっかーん」とされているお客さんもちらほら。まぁ、藤山直美ファンの高齢者の方はそういう反応になるよね。





で、

だ。

たぶんコレを読んでいる人たちも「ぽっかーん」状態だとは思うんだけど、少しでも解説すると即ネタバレになってしまうので、以下にネタバレ上等な勝手感想をば。
ですので、「この映画、観たいな」と思っている方は絶対に読んじゃダ・メ・だ・ぞ。んもう~エッチ♡(バカヤロウ)



※※※ 以下、ネタバレ要注意!!! ※※※




この作品、中盤あたりからそれまでの団地内コミュニケーション劇から唐突にSF路線に作品のテイストが変わります。
それも、ハリウッド的なSF活劇じゃなく、例えるならば『惑星ソラリス』『不思議惑星キン・ザ・ザ』のような旧ソ連製の観念SFの世界。

というのも、斉藤工演じる謎の青年は実は宇宙人で、藤山直美と岸部一徳の夫妻は斉藤工の助けを借りて事故死した息子に会いに宇宙に飛び出すという展開になるから。

ここで重要なのは、これが観念SFだというコト。

劇中、「死語の世界こそ調和の取れた現実で、この不条理に満ちた現世こそあやふやで非日常な世界」という世界観が提示され、噂や嘘で混乱する団地という空間は、まんまこの世界の比喩だというコトが分かります。

団地を抜け出て息子に会いに行くという行為は、今生きているこの世界から調和の取れた世界へ旅立つというコトであり、それはすなわち「死」です。

この構図、どこかで観たな、、、と思ったら、『ロード・オブ・ザ・リング』のエンドシーンそのものなんだよね。
なるほど、団地から旅立つ岸部一徳と藤山直美の姿に、灰色港からアマンへと出航するフロド・バギンズの悲哀に満ちた後ろ姿が重なったもの。。。


でも、イライジャ・ウッドと藤山直美は違います(当たり前だよ!)


死という絶対的ネガティブな事象をも糧にして、「明日はなんかいいことある」と今を懸命に生きようとするその姿は、この映画を決してネガティブなモノにはしていないし、藤山直美だからこそ表現できるパワーに満ち溢れていました。

人情喜劇の皮を被った観念SF。

日常と非日常がクロスした瞬間で幕が閉じるラストシーンもお見事!





・・・ただ、ひとつだけ難癖をつけさせていただくと、、、


出てくるUFOのデザインがダッセェ!


「11PM」「木曜スペシャル」(どっちも古いねぇ)の再現VTRに出てくるような、出来損ないのプラモデルみたいなデザインはもうちょっとなんとかならんかったのかなぁと。

同じテーマ(だよね?)の映画『コクーン』みたいなデザインだったら、もうちょっとノレたんだけどなぁ。




  


Posted by miroku at 12:04Comments(0)日記映画

2016年07月14日

藤屋御本陣でランチ&美味しいモノ諸々旅

先日はお日柄も良く、毎度おなじみのメンバー(しえるさんとらうささん)で毎度おなじみの集会。

平日しかやっていないランチをお目当てにして、まずはこちらへ。






ジャジャ~ン!藤屋御本陣なり。










ボクとしえるさんはメインプレートランチ、とらうささんはパスタランチをそれぞれオーダーして、まずは紅茶で乾杯。

「店内のBGMが少々うるさい」だの、「お経の木魚みたいだ」だのと悪態をつきながらも、やっぱりここの雰囲気は良いね~。
思いっきりオサレなんだけど敷居が高くないし、接客もちょうど良い距離感。うむ、出来上がってますなぁ。










前菜をば。
サラダとキッシュと洋風の卵焼きみたいなヤツ(名前ド忘れ)
サラダの野菜がシャキシャキと新鮮で、非常に美味。
いんげんの皮を半分だけ残しているのも、よう分からんけどシャレオツ感満点で良いですな。










お次はこちら、コーンの冷製スープ。
これまた美味し。
飲み干した後に残るコーンの甘さの余韻が非常に上品で、尚且つしっかりと旨いと感じる存在感。
「とんかつ屋のお味噌汁がおかわり自由なんだから、ここだってスープのお替りは自由にすべきじゃね?」という悪意100%な難癖をつけたくなるような、そんなクレーマー上等の美味しさでしたとさ(どんなグルメレポだよ?)










メーンはこちら、低温調理された豚のフィレ肉をサルサベルデのソースで。

お肉、やわらかッ!

フィレ肉ならではのあっさり感と、それでいて適度なジューシー感もあって、満足度高し。
バジルがベースのソースとの相性も抜群で、あっという間に完食。
添えられているジャガイモのホクホク感も美味しかった!







デザートは場所を変えて、しっとり落ち着いた雰囲気の中で和風のパフェとティラミスをば。








やれ「トイレは何処だ?」とか、「サプライズでプロポーズされても萎える」「ここでお昼寝してぇ」だのと、それぞれがそれぞれの持ち味たっぷりの下世話トークを繰り広げ、周囲のお上品な雰囲気を破壊活動しながらもお喋りをたっぷり楽しんで、気が付いたら2時間たっぷり楽しんじゃってました。

これが藤屋御本陣マジックってんですか?

今までディナーで何度か利用したコトはあったけど、ランチは初めて。
相変わらずのクオリティーの高さに感心&満腹なランチになりましたとさ。







ランチの後はもちろんデザート♪(さっき食ったばっかじゃねぇか!)

生アイスが評判のふるフルに直行。




(向かって左から、白桃、チョコ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、牛乳、抹茶)



どのアイスも美味しかったんだけど、特に限定の白桃
後味がそのまんま果実でビックリ。凄いインパクトというかパンチが効いているというか。。。
これがホントのももいろパンチっていうんだろうねぇ(誰も知らねぇってそんなファーストシングル)

で、

だ。

ここでもまた、アイスの美味しさとは別の方向なハナシで盛り上がってんだけど、とりあえずは「店前の分かりやすい場所でエンジンを吹かしながら休憩するのは、誰がどこで見ているか分からないからやめた方がイイ」という結論で一致した次第、、、って、なんのこっちゃ。







本来ならば、ここから一気にラランルルールで仕上げにかかるトコロなんだけど、生憎この日は定休日。

パンポルカでパンを物色したり、民芸チックな雑貨屋さんでオモシロ手ぬぐいを買うか買うまいかで悩んでみたりした挙句、ボクの希望でちょっと気になっているカフェへ。






カフェトケトケの、かき氷なり。

古民家をリノベーションした店内の雰囲気は、居心地の良さ満点。
かき氷を食べながら、とらうささんによる「猫がいかに可愛いか」についての集中講義(という名の洗脳行為)を受け、「よ~し、いっちょ猫を飼ってみるか」とボクが決意したトコロで、本日はおひらき。





いやぁ、毎度のことながら、このメンバーで集まるとホントに楽しいなぁ。

よく食べ、よく飲み(お酒じゃないけど)、よく遊ぶ。


・・・あ、いや、ちょっと食べ過ぎなんじゃ。。。


と、これだけ食べておきながら、帰りの車内で油淋鶏やら唐揚げ、チャーハンにカレーの話題で盛り上がるその食い意地の汚さっぷりに我ながら「コイツら、大丈夫か?」とイチモツの不安を感じつつ、でも楽しいから無問題。

また次回も楽しみにしてます!






  


Posted by miroku at 20:38Comments(4)日記ごはん

2016年07月11日

2時間ドラマと爽やかうどん

若い頃は、テレビの2時間サスペンスなんか全然見なかった、、、というか、正直バカにしてた感あり。

キャストを見るだけで誰が犯人か分かるような予定調和な展開だとか、観光名所ばかりで殺人事件や重要な出来事が起こるご都合主義がガマンならなくてさぁ。


「なんでテレビのサスペンスってこうなんだろ?
映画みたいにもっと真面目に作れよ!」



な~んて小生意気なコトを考えていたあの頃のボク、、、をゲンコツでぶん殴ってやりたいくらいに、今じゃ180度コロッと変わっちゃって2時間サスペンスが大好きになっちゃった。

予定調和やご都合主義、最高です!
アレがあるから楽しいんだし、ある意味もう様式美と言っても華厳の滝(?)じゃないんじゃないでしょうか!!!(力説)

・・・と、今観終ったばかりの「南平班シリーズ」に思う。

あぁもう、今回も楽しかった♪

ちなみに、ボクのお気に入りは今日見た村上弘明主演の「南平班シリーズ」に、渡辺えりと草刈正雄の夫婦(じゃないけど)役が楽しい「100の資格を持つ女シリーズ」かな(誰も聞いちゃいねぇよ)





で、

だ。

「あ、でも森口瑤子の『温泉㊙大作戦シリーズ』や小林念侍の『窓辺太郎シリーズ』も捨てがたいんだよなぁ」なんてどうでもいい2時間サスペンストークはこれくらいにしておいてっと。

暑い夏にピッタリな、こんな爽やかなうどんで涼を取りましたよというオハナシ。








ご近所のうどん屋、田りた麺之助冷やし中華うどんなり。

ひんやりつるんなうどんの喉越しと、たっぷり野菜の清涼感が最高に美味しかった!
タレは生姜の効いたピリ辛で、酸味も少々。
写真の右上にぼんやりと写っている物体はエクトプラズム・・・じゃなくて(当たり前だよ!)温泉玉子なんだけど、玉子を崩してまぜまぜすると酸味がまろやかに変化して、これまた違った美味しさに。

で、イイ仕事をしているのが茄子の素揚げ
生姜と酸味の効いたタレを存分に吸った茄子は、まるで茄子の煮浸し状態。
うどんの美味しさそっちのけで、夢中になって食べちゃった。



この前食べたカレーうどんといい、このお店はやっぱり良い!
というか、なんでもっと前からチェックしておかなかったんだろうと後悔しきり。

よし、今度はぶっかけうどんにチャレンジしてみようっと。





PS.
若い頃あれだけバカにしていた2時間サスペンスを受け入れて楽しんじゃっている・・・これって明らかに「年取った」ってことだよなぁ、やっぱり。

この調子で、演歌に目覚めるその日が訪れてしまうんだろうか?

・・・ちょっと怖い(真顔で)




  


Posted by miroku at 23:36Comments(2)日記映画ごはん

2016年07月10日

BISTRO&BAR Nagi(和ぎ)で海鮮丼

某月某日
この日は諸事情の為、平日お休み。

諸々を午前中に済ませ、さて午後は映画でも観っかな。
・・・あ、でもまだもうちょっと時間があるな。ならば平日しか営業してないあのお店でお昼ご飯でも食べっかな。

という具合で、こんなお店でこんなお昼を。







BISTRO&BAR Nagi(和ぎ)の、海鮮丼なり。

このビジュアル、いかにも「BISTRO&BARの看板に偽りナシ!」ってカンジで、実にオサレで眉目秀麗。







肝心の海鮮丼をアップで撮ってみた。
中身はマグロ白身魚アオヤギの貝柱イカネギトロ。そんでもってシラス生海苔と実に豊富な品揃えになっておりました。

まずは海鮮丼で頂きます。


うむ、旨い!


ご飯は酢飯じゃなく白米なんだけど、豊富なネタの新鮮さがそのままダイレクトに伝わる美味しさなので、全くの無問題。



で、

だ。

先ほど「まずは」と書いたのは、この海鮮丼にはだし汁のポットが付いておりまして。
だし汁をそのままお吸い物として楽しんでももちろんいいんだけど、海鮮丼にかけて海鮮だし茶漬けとしてリ・インカーネーションさせることも可、、、というか、むしろそっちがメイン!

3分の2程度を海鮮丼として楽しんだ後は、だし茶漬けにしてみました。

で、これが大正解!!!

ちょっと熱の通ったコトで、白身のふっくらとした美味しさが際立つ旨さ。それに上品なだし汁とお米の絶妙な絡み具合がお茶漬けとして普通に美味しかったです。

小鉢料理もなかなか充実していて、この日は大根と貝柱の煮物と、味噌ソースがかかったポテトサラダに、セロリの浅漬け。
どれもこれも「コレ、絶対に手作り!」と分かる優しい味付けで、特に味噌ソースのポテサラが白眉だったなぁ。


点数を付けるとしたら、原点方式で100点満点中100点、加点方式ならば軽く150点くらいは叩き出す、見事な海鮮丼でしたとさ。



  
タグ :和ぎ海鮮丼


Posted by miroku at 20:32Comments(0)日記ごはん

2016年07月07日

変身願望とフレンチトースト

見て見て見て~♪

美味しそうなお稲荷さんでしょ♡






・・・って、

油揚げちゃうわッ!




などと、クソツマラネェひとりノリツッコミが空しく響き渡ったトコロで、改めて。

久しぶりにフレンチトーストを作ってみた。

一昨日の夜に仕込んで、一晩寝かせたフレンチトーストは、外はカリカリ中はふわとろで、我ながら天晴な仕上がり(写真写りは悪いけれども)。
隠し味でバニラアイス(スーパーカップ)を入れたのが正解だったな。


誰も求めちゃいないだろうけれど、レシピなんかをば。

【材料】
フランスパン・・・1本
卵・・・4個
牛乳・・・400cc
砂糖・・・大さじ1杯
バニラアイス・・・スーパーカップ3分の1
ブランデー・・・数滴

・牛乳と砂糖とアイスとブランデーをミキサーにブチ込んで、タレ完成。

・タレにパンを付け込んで、一晩寝かす。

・寝かせたパンを焼く。弱火~中火で3~5分 × 両面 = 完成。

お好みでパウダーシュガーやメイプルシロップをかけてもよろしくてよ。



簡単過ぎるレシピなんだけど、簡単だけに成功率はかなり高し。お試しあれあれ稗田阿礼。






で、

だ。


「ったく、こんなモンばっか喰ってっからブタになるんだよ!
この豚ヤロウめがッ!!!」



というもう一人の自分からの罵詈雑言(という名の幻聴)が聞こえてくるようになった昨今、ちょっと前からランニングを始めましてね。







家の近所にあるランニングに最適な土手を歩いたり走ったり歩いたり走ったり歩いたり歩いたりしておる次第(歩きの方が多いやんけ)

豚がカモシカになるまで、頑張って続けてみっかな!



・・・ふぅ、一体何年かかるコトやら(苦虫を噛み潰したような乾いた笑顔を浮かべながら)


  


Posted by miroku at 22:25Comments(2)日記ごはん

2016年07月06日

田りた麺之助でカレーうどん

一昨日のマイケル・チミノ、昨日のアッバス・キアロスタミ、そして今日は曽根晴美の訃報が。
『仁義なき戦い』を筆頭とする東映実録路線を彩ったスターが、また一人・・・

『仁義』で演じた「旅人」役も強烈だったけど、個人的には『極道恐怖大劇場 牛頭』で演じた安宿を経営している姉弟の弟役がトラウマ級に印象的。どんな役どころなのかは説明困難、、、というか、この映画自体が説明不能な大カルト作。「もしデビット・リンチがヤクザ映画を撮ったら?」がコンセプトの怪作で、「原作:内田百閒」と嘘をついてもなんら違和感を感じない程の不条理劇の傑作です。ヘンな映画がお好みの方がいたら、是非ともご覧になって頂きたい。ビックリして腰抜かすから。

今夜は追悼の意味も込めて、これから観っかな。。。




と、深夜の追悼上映の前に、本題の方を済ませちゃおっと。

実は、近所に評判のうどん屋さんがございまして。
行ってみたいなぁとは常々思ってはいたんですが、ホラ、外食の優先順位として「うどん」ってなかなか上位には上がってこないじゃんかさ(問いかけ調)

そんな折、突如として「カレーうどん」が上位陣に食い込んできたので、満を持して突撃してみました。






田りた麺之助カレーうどんなり。
一見シンプルなビジュアルなれど、他ではあまり見ないサツマイモのチップスが大きくトッピングされているその様に、「ウチはこだわってるよ」感をビシバシ感じまくり。

で、肝心のお味はと申しますと・・・

ハッキリ言って、メチャメチャ美味いコレ!!!


つるつるしこしこな麺も相当旨いんだけど、スープがかなり良いんだよねぇ。
スープの濃度はドロドロ濃厚系じゃなく、あっさりすっきり系。でも、カレーの風味が絶妙に深い!
ラーメンにしろうどんにしろ、スープを飲み干すコトなんてまずしないんだけど、このカレーうどんに関しては気が付いたら最後の一滴まで飲み干しちゃってました。

カレーうどんの名店というと、巣鴨の古奈屋や名古屋の若鯱屋なんかが有名だけど、それらのお店にも引けを取っちゃいない旨さだと個人的には思います。






メインのうどん以外にも、漬け物が取り放題(漬け物バー?)で、これまたイイ具合の漬かりっぷりで美味しかったのもポイント高し。



近場の穴場。
この塩梅だと他のメニューも期待大なので、しばらく通ってみようかな。


  


Posted by miroku at 22:03Comments(2)日記ごはん

2016年07月05日

映画落穂拾い

アッバス・キアロスタミが亡くなったとの報が。

「エネルギッシュで元気な爺さん」というイメージがボクの中では強かったんだけど、まだ76歳だったとは・・・
映画監督としては、まだまだ若すぎる死。

昨日はマイケル・チミノの訃報も。

今年は大御所やスターが次々と旅立っていくなぁ。。。





と、ハナシが湿っぽい方向に流れる前に、軌道修正。
映画監督繋がりで、毎度お馴染み落穂拾いなんかをば。





『さよなら、人類』







【ストーリー】
 面白グッズを売り歩く冴えないセールスマンコンビのサムとヨナタン。面白グッズはなかなか売れないが、その際に彼らは、様々な人生を目撃する。
 臨終の床の老女は、天国に持って行くために宝石の入ったカバンを死んでも放さない。フェリーの船長は、船酔いするため理容師に転職。現代のバーに突然現れるスウェーデン国王率いる18世紀の騎馬隊などなど・・・何をやっても上手くいかない人たちの哀しくも可笑しな人生模様を目の当たりにする。




このタイトルから想像できるハードなSFアクションとは180度真逆な、なんとも摩訶不思議な味わいのコメディー。

登場人物の全ては、「何かに困っている」人たちばかりで、仕事や恋愛などなど、思うように好転しない人生に疲れ切っているんだけど、その様子を上から目線で笑うんじゃなく、この映画はその哀しみに寄り添っているんだよね。

寄り添って、「なんか上手くいかない人生だけど、とりあえず笑っとこっか」と微笑んでくれる、そんな映画でした。




『アノマリサ』






【ストーリー】
 カスタマーサービス界で名声を築き、本も出版しているマイケル・ストーン。私生活でも妻子に囲まれ恵まれた人生を歩んでいるかに見えたが、本人は自分の退屈な日常に不満を募らせていた。
 そんなある日、講演をするためシンシナティーを訪れたマイケルは、そこでリサという女性に出会う。長い間、すべての人間の声が同じに聞こえていたマイケルは、「別の声」を持つ彼女と特別な夜を過ごすが…。




変人(ヘンな映画ばかりを作る映画人)でお馴染みのチャーリー・カウフマン最新作は、全編ストップモーションアニメの人形劇!
人生の不条理や愛を問うこの映画の注目ポイントはなんと、、、ベットシーン

オフザケ極右人形劇『チーム☆アメリカ』でもパペットのベットシーン(というかド下品なファックシーン)が話題になったけれど、今作のそれは大真面目。
人形の動きから衣服の乱れ方、ベットのきしみの細部に至るまで徹底的に「リアル」こだわった、唯一無二で空前絶後なベットシーンに仕上がっておりまして。

そこにあるのは「人形がエッチな場面を再現している」んじゃなく、本物のセックス
生々しさはもちろんなんだけど、セックスという行為が内包するある種の滑稽さまで表現されていて、セックスが恋しくなる、、、そんな優しくて愛おしい名ベットシーンでした。
・・・あ、いや、エロオヤジ的なイヤラシイ意味じゃなく。







『橋』







(なにせ60年以上昔の映画、予告動画がないので映画評論家の町山さんがこの映画について解説した音声をば貼っときます)


【ストーリー】
 第2次世界大戦末期、敗戦の色も濃いドイツで、年端も行かない少年たちに召集令状が届き、祖国を護るべく7人の少年が勇んで守備位置の橋へと赴く。
 しかし、せめて戦場から離れた場所に彼らを配置させたいという大人たちの思惑とは裏腹に、そこにアメリカ軍の戦車が現れた…。



反戦映画の傑作の誉れ高い作品。
守る意味のない橋を守る為に、散る必要のない若い生命が無残に散っていく・・・
確かに戦争の惨たらしさをこれ以上ないほど克明に描き切った反戦名作だと思うけれど、ここに描写されている不条理はなにも戦争に限ったコトではなく、現代にも通じる重々しさをもったテーマだと思う。

時代の風潮や雰囲気の濁流に、個が為す術なく飲み込まれていく。

今こそ観なければいけない映画、今観ることに意味のある作品でした。





以上、非ハリウッド系ながら割と真顔でオススメしたい地味系映画3種盛りでしたとさ。


  


Posted by miroku at 22:18Comments(0)日記映画

2016年07月04日

ぷくぷく亭でおにぎり弁当

久しぶりにおにぎりのぷくぷく亭へ・・・

と、ついつい「久しぶり」なんて書いちゃったんだけど、記事にするのはお久しぶりで、実は全然コンスタントに通っているという(汗)






ドーン!







ドーンッ!!!




この日の組み合わせは、こんなカンジで。

ド定番のたらこ味噌むすびに、限定のシャケ大葉

どう?美味しいのは120%確実な三つ巴っしょ。

で、案の定大正解!
特に限定のシャケ大葉がメチャメチャよろし。

シャケの塩味と大葉の風味が、それぞれも持ち味を互いに引き立て合って、最近の限定の中ではこれが一番好みのタイプかも?
ってかさ、もうレギュラー入りでいいんじゃね?と提案必至な美味しさでした。



で、追加でもういっこ。







この香ばしいビジュアルの魔力に抗いきれず、焼きおにぎりも買ったった。
表面の、焼けたお米のカリカリとした食感と、中のもちもち感とのアンサンブルが文句ナシ!
お醤油の香ばしさも堪らなかったなぁ。



お股・・・もとい巷では(食べ物ネタで下ネタはヤメロ!)最近「オニギラズ」なんてモノが流行っているそうだけれど、あたしゃあ断然握って派♡

・・・ってか、オニギラズってそもそもナニ?『ゴジラの逆襲』に出てきた怪獣か???(それアンギラス)







  


Posted by miroku at 21:45Comments(2)日記ごはん

2016年07月03日

カフェ ドゥ パン ペルデュでビーフカレー

あぢぃ・・・
あぢぃ・・・
本ッ当に、、、
クソあぢぃ・・・




というワケで、ウザったらしく伸ばしていた髪をバッサリと切りまして。
今回はいつもと違う美容室で、、、というか、美容室じゃなく近所に出来た1000円カットのお店で。

激安カット店って安かろう悪かろうって印象があって、ここ数年は全然使ってなかったんだけど、何やら評判が良いお店なので久しぶりにチャレンジしてみた次第。

で、これがなかなか大満足

いつもは何度説明しても出来上がりが蓮舫になっちゃってたんだけど、今回は割とイメージ通りに仕上がってまして。

って、ん?当初のイメージはどんなだって?
今回はねぇ、う~ん、そうだな。
分かりやすいカンジでいうと、『パシフィック・リム』出演時のバーン・ゴーマンみたいな髪型かな♪


って、


誰だよッ?!






で、

だ。

そんな「珍獣が体毛のカタチを変えた」という、誰しもが興味ゼロな前置きはこれくらいにしておいてやらぁ(何様だよ?)

先日行ったフレンチトーストが美味しかったカフェに、今度はカレーを食べに出かけましたとさ。









カフェ ドゥ パン ペルデュの、ビーフカレーなり。

元の画像を加工しまくった結果、原型がすっかり微妙になっちゃった写り具合で申し訳ねぇ。
本来はもっと茶色が濃い、イエローカレーっぽい色合いですので。

で、気になるお味はと申しますと、ほっと安心できる家庭の味とでもいいましょうか?
もっと具体的に、極私的なニュアンスで表現すれば、「彼女が頑張って作ったまごころカレー」
そんな優しさ溢れる嬉しい美味しさでした。



しかも、これでたったのワンコイン

ワンコインといっても、記念硬貨の10万円玉とかそんなんじゃなく(あたりまえだよ!)、税込で500円なり。
これだけのカレーが500円って、かなりの良心的価格設定なんじゃないかな?



確かに、一皿900円前後で提供されているカレー(ぶっちゃけD・URANUSね)と比べてしまえば、味そのものの軍配はD・URANUSに上がるけれど、このカレーにコーヒー(しかもホットコーヒーはおかわり自由)をつけても700円という料金と、お店そのものの居心地の良さを考えると、十分リピート可な満足度だと思います。

カレーを食べて、コーヒーを飲んで、読書して、デザートにフレンチトーストを注文したって、1000円にプラス100円で済んじゃうだもん。

うむ、このお店やっぱり良い!

  


Posted by miroku at 17:36Comments(0)日記ごはん

2016年07月02日

JOJOとゾンビと江戸時代

普段、あまりアニメは見ないんですが、友達にオススメされた2作品が割と面白かったので、ちらっと記事にしてみる次第。







(おそらく)皆さんご存知、ジョジョの奇妙な冒険の第4部「ダイヤモンドは砕けない」のアニメでござい。

原作は全巻、、、というか荒木飛呂彦作品は全部揃えているくらいのファンではあるんだけど、アニメの方はあんまり興味がなくって。
アニメ化されているのは知っていたくらいで、今まで華麗にスルーを決め込んではいたんですが、原作の雰囲気がイイ感じで抽出されていると聞いて、まずはDVDの第1巻をレンタルしてみたんだけど、、、


うん、イイね。


原作の省略の仕方もテンポが良くて好印象だし、「いかにもアニメ」的な色合いじゃなく、荒木作独特の狂ったような・・・もとい、エキセントリックな色使いのイメージが統一されていて、こりゃあ面白いじゃんか!と。

歴代ジョジョの中でも一番大好きな4部だけに、これから追っかけていこうかな。





んで、もういっこ。


『甲鉄城のカバネリ』







友達曰く、「江戸時代が舞台のゾンビ物」
三度の飯よりゾンビが大好きな(イヤ、マジで)なワタクシなので、こりゃあチェックせにゃならんわい!と、これまたDVDをレンタル。


うん、コレもイイね。


対ゾンビ用に製造された鋼鉄製の列車内で繰り広げられる密室劇風アクションというこのアニメは、ロメロ版『ゾンビ』というよりもザック・スナイダーの『ドーン・オブ・ザ・デッド』にポン・ジュノの哲学SF超特急『スノーピアサー』を足して2で割った印象。

アニメアニメした絵やキャラは正直ちと苦手だったんだけど、そんな苦手意識を上回るハードなアクションが楽しかった!

まだ冒頭のほんの数話しか観れてないんだけど、この広げた風呂敷をどう畳むのかがかなり気になる作品でした。
アマゾンビデオで全話観れるから、最終話まで一気観しちゃいそうな勢い。。。


  


Posted by miroku at 18:42Comments(0)日記映画