2016年07月17日
諸星大二郎 立体異形図譜
ぐふふふふ。
買っちゃったよ。
「諸星大二郎 立体異形図譜」。

ボクが敬愛してやまない漫画家の諸星大二郎。
氏の作品に登場する印象的なキャラクターをフィギュア化したのがこの「諸星大二郎 立体異形図譜」なんだけど、どう?めっさ羨ましいっしょ♪
・・・
・・・
・・・って、え?
知らねぇよ
ですって???
ま、まぁ、、、そうだよね、普通知らないよねぇ。
友達に何度も「絶対に面白いから読んで!」と啓蒙活動を試みるも、誰も読んじゃくれないんもんなぁ。
「宮崎駿も氏の大ファンで、ナウシカの作画を氏にお願いしようとした」とか「高橋留美子も大ファンで『うる星やつら』に登場する諸星あたるの名前の元ネタ」、「漫画の神様かつ嫉妬の神様の手塚治虫が氏の作風だけは真似できないと語った」、「エヴァンゲリオンに影響を与えた」などなど、とっつき易そうなエピソードを織り交ぜてみても、そもそもお店に売ってないから気軽に手に取りようがないというこの状況、、、絶対に間違っとるッ!!!
な~んてボクの義憤はさておき、今回のフィギュアの出来がかなり良かったので、啓蒙活動も兼ねて自己満足チックにいくつかご紹介。

そもそも本来のヒルコとは、皆さんご存知古事記に於いてイザナギとイザナミが神産みの際に産んだ最初の神。
諸々あって海に流されてしまう可哀そうな神様なんだけど、このフィギュアの怪物はそのヒルコ神がモチーフになっておりまして。
禍々しさの中にも哀しみを感じる、強烈なデザインですな。

氏の作品の中でもトップクラスの知名度を誇る名物キャラクター。
原作だともうちょっとクールな感じで、この写真だと長髪の成田三樹夫みたくなっちゃってますなぁ。
妖怪ハンターという威勢の良いニックネームに反して、妖怪(というか異形のモノ)を目撃する、または奇々怪々な出来事を体験するのみで、ちっともハントしない心優しきナイスガイ。
あ、ちなみにボクがよく使う「お試しあれあれ稗田阿礼」。
稗田礼二郎という名前の元ネタは、この稗田阿礼でして。
稗田阿礼が神話の数々を古事記として編纂したように、この稗田先生も現代の神話の語り部たれという作者の思いが込められております。

その他にも、世界各国の神話や伝説に登場する神や異形の存在をモチーフにしたキャラの数々が高クオリティーで再現されていて、こりゃあ飾り甲斐があるってもんです!
興味のある方は、まずはウィキペディア先生にいろいろ教えてもらったあとで、ヤフオクなどで安くお求めいただければと。
初心者にオススメなのは、『妖怪ハンター』シリーズ(天の巻、地の巻、水の巻の計3冊が文庫文化されております)と『暗黒神話』(文庫本たった1冊)かな。
以上、性懲りもなく啓蒙活動でしたとさ。
買っちゃったよ。
「諸星大二郎 立体異形図譜」。

ボクが敬愛してやまない漫画家の諸星大二郎。
氏の作品に登場する印象的なキャラクターをフィギュア化したのがこの「諸星大二郎 立体異形図譜」なんだけど、どう?めっさ羨ましいっしょ♪
・・・
・・・
・・・って、え?
知らねぇよ
ですって???
ま、まぁ、、、そうだよね、普通知らないよねぇ。
友達に何度も「絶対に面白いから読んで!」と啓蒙活動を試みるも、誰も読んじゃくれないんもんなぁ。
「宮崎駿も氏の大ファンで、ナウシカの作画を氏にお願いしようとした」とか「高橋留美子も大ファンで『うる星やつら』に登場する諸星あたるの名前の元ネタ」、「漫画の神様かつ嫉妬の神様の手塚治虫が氏の作風だけは真似できないと語った」、「エヴァンゲリオンに影響を与えた」などなど、とっつき易そうなエピソードを織り交ぜてみても、そもそもお店に売ってないから気軽に手に取りようがないというこの状況、、、絶対に間違っとるッ!!!
な~んてボクの義憤はさておき、今回のフィギュアの出来がかなり良かったので、啓蒙活動も兼ねて自己満足チックにいくつかご紹介。

ヒルコ
『妖怪ハンター 黒い探究者』より
比留子古墳を接点とする異界に棲む、我々とは異なる生命系統樹に属する生物。
古事記にもその名が語られ、古代人類に封じ込められてからも、
地上に出ようと怨嗟の声を上げ続けている。
『妖怪ハンター 黒い探究者』より
比留子古墳を接点とする異界に棲む、我々とは異なる生命系統樹に属する生物。
古事記にもその名が語られ、古代人類に封じ込められてからも、
地上に出ようと怨嗟の声を上げ続けている。
そもそも本来のヒルコとは、皆さんご存知古事記に於いてイザナギとイザナミが神産みの際に産んだ最初の神。
諸々あって海に流されてしまう可哀そうな神様なんだけど、このフィギュアの怪物はそのヒルコ神がモチーフになっておりまして。
禍々しさの中にも哀しみを感じる、強烈なデザインですな。

稗田礼二郎
『妖怪ハンター』シリーズより
現代社会に出現する異界からの訪問者たちに出会うべくさすらう、
異端の考古学者にして、新たな神話の語り部。
『妖怪ハンター』シリーズより
現代社会に出現する異界からの訪問者たちに出会うべくさすらう、
異端の考古学者にして、新たな神話の語り部。
氏の作品の中でもトップクラスの知名度を誇る名物キャラクター。
原作だともうちょっとクールな感じで、この写真だと長髪の成田三樹夫みたくなっちゃってますなぁ。
妖怪ハンターという威勢の良いニックネームに反して、妖怪(というか異形のモノ)を目撃する、または奇々怪々な出来事を体験するのみで、ちっともハントしない心優しきナイスガイ。
あ、ちなみにボクがよく使う「お試しあれあれ稗田阿礼」。
稗田礼二郎という名前の元ネタは、この稗田阿礼でして。
稗田阿礼が神話の数々を古事記として編纂したように、この稗田先生も現代の神話の語り部たれという作者の思いが込められております。
その他にも、世界各国の神話や伝説に登場する神や異形の存在をモチーフにしたキャラの数々が高クオリティーで再現されていて、こりゃあ飾り甲斐があるってもんです!
興味のある方は、まずはウィキペディア先生にいろいろ教えてもらったあとで、ヤフオクなどで安くお求めいただければと。
初心者にオススメなのは、『妖怪ハンター』シリーズ(天の巻、地の巻、水の巻の計3冊が文庫文化されております)と『暗黒神話』(文庫本たった1冊)かな。
以上、性懲りもなく啓蒙活動でしたとさ。
Posted by miroku at 23:07│Comments(0)
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