2017年02月28日

彦兵衛さんで肉・天ぷらうどん

某月某日。
テレビの地元の美味しいお店特集(うろ覚え)でちらっと見かけたとあるお店がずっと気になっていて。
ちらっと見かけただけだったので、お店の名前や場所なんかは全然ちんぷんかんぷんだったんだけど、文明の利器(ネット)のおかげでお店の特定に成功、で、早速訪問してきました。







長野市は桜枝町、彦兵衛肉・天ぷらうどんなり。

実はこのお店、本業(?)は老舗の呉服店なんだそうで。
呉服店の店舗の裏がうどん屋さんになっているんですが、うどん屋さん自体は最近オープンされた様子で、店内は清潔感あふれる気持ちの良い雰囲気でした。


このお店のうどんは、山梨県の名物吉田うどん
讃岐や博多のうどんは聞いたコトがあるけれど、はて?吉田うどんってなんJARO???
ここでまた文明の利器を駆使してみると、「硬くて非常にコシが強い」のが特徴とのこと。

なるほど、このうどんも最初は「あれ?ちょっとこれ硬くない?茹でが足りないんじゃ???」と戸惑ったけれど、これがアラ不思議。2~3口と食べ進めていくと、この歯ごたえがちょっとクセになる感覚。
噛めば噛むほど小麦の風味が口の中に広がって、食べ応えは抜群でした。

汁は濃過ぎず薄過ぎずのちょうどいい塩梅なので、麺の美味しさが際立つバランスも良かった!


豊富な具材もまた魅力。
天ぷらはかき揚げちくわ天の2種。
まずは揚げたてサクサクの食感を堪能して、しばらく汁につけてから、今度はダシをたっぷり吸ったほろほろの状態で。どちらも美味い!

たっぷり入ったお肉も存在感バッチリで、このお値段(税込650円)でいただくのがちょっと申し訳なく思えるボリューム感でした。


あと、これは吉田うどんの特徴らしいんですが、茹でたキャベツが入っておりまして。
キャベツのシャキシャキ感が良いアクセントになっていて、これがなかなか好印象。今度家でも試してみようかな?


派手なインパクトを感じるタイプの味ではなくて、良い意味で「家庭的な味」。しみじみと味わってお腹と心が満たされていく、そんな優しい美味しさのうどんでした。










珍しくメニューや外観の写真なんかも。
どう?グルメブログっぽいっしょ♪(毎回やれや)


美味しいし安いし、駐車場もあるから行きやすいし。こりゃあ良いお店を見つけたわい。
今度はなべ焼きうどんだな!





  


Posted by miroku at 22:41Comments(4)日記ごはん

2017年02月28日

映画『ラ・ラ・ランド』を観た!

今、録画しておいた今年のアカデミー賞の中継を見終ったんですが、最後の最後で盛大にやらかしつつも、全体を通して良いセレモニーだったなぁという印象。

適度に真面目で適度に不真面目。
会場にお菓子の雨を降らせたり素人ドッキリを仕掛けたりと、おもちゃ箱をひっくり返したような演出も楽しかった!

ジミー・キンメルの司会っぷり、良かったなぁ。
毎度お馴染みのマット・デイモンいじりも楽しかったし、式の真っ最中にトランプ大統領のアカウントにリプを飛ばすなんで離れ業もやってのけ、最後の例のアレではオスカー始まって以来のカオスな状況にも関わらず機転を利かせて笑いに持っていったりと、「腕、あるなぁ」と感心しきりでした。


それと、今回のオスカーは助演男優を獲ったマハーシャラ・アリや主演女優にノミネートされたルース・ネッガといった「ドラマで見知った人たち」の存在感がボクの中では大きかったような気がします。
ちょっと前までは映画とドラマの差は大きかったような気がするけれど、キャストやスタッフ、規模、予算、そして作品そのもののクオリティーの全てにおいて今はもうその差ってほとんどないのかもね。



で、

だ。

そんなオスカーで惜しくも作品賞こそ逃したものの、見事6部門の受賞に輝いたアノ映画を昨日観に行ってきましたので、そのご報告をば。



『ラ・ラ・ランド』










【ストーリー】
 夢追い人が集まる街ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア(エマ・ストーン)は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。
 ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合うが・・・。





心に迫る歌声に心躍るダンス、美しい映像と胸を打つストーリー。
これ以上何を望むというの?
ったくもう!この映画完璧じゃねぇか!!!




と、のっけから高テンションな煽り文句を書かざるを得ないほどに、128分間の全てがひたすらに愛おしい作品でした。

いやね、ホントはもっと駄文を重ねてダラダラと書きたいんですが、この映画の魅力を語るにはボクの脆弱な文章力なんかじゃまるで歯が立たないのが正直なトコロで。

というワケで、今回は私的オススメポイントを箇条書きにて。
あ、もちろんネタバレ禁止の方向で。



【ミュージカルシーンが良い!】
楽曲とダンスが素晴らしいのはもちろんなんだけど、驚くべきは歌曲のシーンのほとんどが長回しの一発撮りだというコト。
しかも、バックを彩る美しい景色の数々は、CG加工一切ナシなしの「純度100%な本物の風景」

日没直前の一瞬など、その景色をカメラで切り取るにはあまりにも限られた短い撮影時間の中で、少しでも間違えたらまた最初からやり直しという緊張感がスクリーンから伝わってきて、単なる歌って踊る楽しいシーン以上のアクセントを醸し出しておりました。



【キャストが良い!】
主演のエマ・ストーンが最高にキュート!
元々コメディー演技が上手い女優さんではあるけれど、個々の顔のパーツが大きいので表情のバリエーションが非常に豊か。顔の演技がいちいちスクリーン栄えするから、歌っている姿が兎にも角にも魅力的で。
この映画を観た人は絶対に彼女のコトを好きになっちゃうだろうなぁ(ボク含む)

相方のライアン・ゴスリングも、これがまた良い男っぷり。
不器用な男のカッコ良さと弱さを絶妙なブレンドでミックスさせた演技を「これでもかッ!」というレベルで連発していて、やっぱりこの人は上手いなぁと惚れ惚れしちゃった。

そんな魅力的なお二方、歌とダンスと演奏はもちろん本人たちが演じているんですが、先にも書いた通り収録は一発撮りなので、歌声が瞬間的に乱れる箇所もあったりします。
でも、これが妙に生々しいリアル感を生んでいて、失敗っちゃあ失敗ではあるんですが逆に生命の躍動感を感じる効果を生み出していたりもするので、そんな部分もちょっとした見どころ(聴きどころ)かと思います。



【ラストが良い、、、というか、もう・・・ホントにもうッ!】
ネタバレになるから詳しくは書かないけれど、この映画でボクは2回泣きました。

1回目はオープニング。
目の前で繰り広げられる大スペクタクルなミュージカルシーン(もちろんノーCG&一発撮り)に圧倒されて、「あまりに楽し過ぎて」の涙。

2回目はラスト。
とある登場人物が見せた笑顔と、彼が奏でるメロディー、そして語られる「もうひとつの人生」。
映画『この世界の片隅に』で周作さんが妻のすずさんに語った名台詞、

「過ぎた事、選ばんかった道、みな、覚めた夢とかわりやせんな」

にもリンクする、その、あまりに哀しく優しさに溢れたラストシーンに文字通りの大号泣しちまったいわいコンチクショウ(照れ隠し)




おそらく、これから何度も観るコトになるだろうし、なんなら「この映画を観たという記憶を消してまっさらな状態でもう一度観たい」とさえ思う。
「映画の魔法」なんてキザな言葉はしゃらくさいから嫌いだけれど、この愛おしさはちょっと魔法じみているよ・・・

映画を構成している全ての要素が愛と夢、そして美しさに満ち溢れた傑作でした。

「うむ、この映画やっぱ必見ですな!」な~んて軽々しくオススメするというよりは、たくさんの人に劇場で、この美しい物語に触れて欲しいと心から願います。




「劇場に行くのもめんどくさいし、お金もかかるしなぁ・・・まぁ、レンタルされるまで待ってればいいや」

とお考えのそこのアナタ!今夜あたりアナタの家に「妖怪・お財布に映画代をそっと忍ばせるヂヂイ」が現れるかもしれないから、今すぐ住所を教えて!(不法侵入やろがいッ)


  


Posted by miroku at 00:05Comments(2)日記映画

2017年02月25日

かんだたさんで極楽気分

今日の出来事。
最近オープンしたばかりの某ご飯屋さんでお昼を食べたんですが、隣のカウンター席に座っていた老夫婦があまりにも印象的だったので、まずはその模様から。



おばあさん 「よいお店が出来たわねぇ」
おじいさん  「あぁ、出来たねぇ」

おばあさん 「美味しそうなメニューがたくさんあるわねぇ」
おじいさん  「あぁ、たくさんだねぇ」



と、そんな具合でおばあさんの言葉ひとつひとつにオウム返しでおじいさんが答えていくんだけど、それが面倒臭いとかそういうんじゃなく、本当に同意している感がありありと伝わる心の底からのオウム返し。別に聞き耳を立てていたワケじゃなかったんだけど、聞こえてくるその会話があまりに素敵な仲良しっぷりなので、思わずにんまり。

料理が来たら来たで、お互いの料理をシェアして食べるその姿のなんとまぁ仲睦まじかったことか!

まるで「まんが日本昔ばなし」の世界から抜け出てきたような、そんなご夫婦のほんわかとした佇まいに癒されまくっちゃった次第。

理想の夫婦像とでも申しましょうか。
上質なドキュメンタリーを見た後のような、清々しさ。
こんな風にお互いに年齢を重ねていきたいね、ボクたちもさ。


・・・って、あれ?

・・・お互いに?ボクたちも?

・・・あ、忘れてた!


年齢を共に重ねる相手がいないんだったぁ~ッ(痛恨のミス)


な~んて、笑うに笑えない冗談はさておき(だったら書くなや!)、「老いるというのも悪くないかも?」と思えた、そんな土曜日のお昼時でしたとさ。



で、

だ。

そんな夫婦善哉とは一切関係なく、毎度の如きここから本題。

某月某日。
権堂で映画を観終って、時計を見たら午後の2時ちょっと前。
さて、何を食べようか?この時間だとランチも終了してるお店も多いし。
ちょっと歩いてラランスタイムにでもするか?でも、この前行ったばかりだしなぁ。

・・・あ、そだ。久しぶりにあのお蕎麦屋さんのアレを食べに行ってみっかな!

というワケで、そんなアレがコレ。









手打ちそば屋かんだたさんの極楽セットなり。

手打ち蕎麦あんかけの揚げ蕎麦がセットになったこの献立、このお店のボクの定番だったりします。
なんてったって、名前が良いよね。
ボクは間違いなく死後は地獄に強制送還される側の人間なので、生きている間くらいは極楽気分に浸りたいじゃんかさ(どんな理由だよ?)


まずは揚げ蕎麦。
ぱっと見は揚げ焼きそばっぽいんだけど、ひとくち食べるとその違いは一目瞭然・・・もとい一口瞭然。
和風だしが効いたあんは、お野菜たっぷりの優しい味付け。
揚げ蕎麦のサクサク食感も楽しくて、ここでしか味わえない逸品だと思います。

そしてお蕎麦。
まさに店名の如く蜘蛛の糸のような繊細な細さに、芥川龍之介も思わずびっくり(しねぇよ)。
蕎麦そのものが美味しいので、つゆはほんの少し纏わせるだけで大丈夫。
細めな蕎麦なので、喉越しの心地良さも堪らないんだよなぁ。

〆のおいなりさんもほっこりする優しいお味で、その名の通り極楽浄土な美味しさでした。






美味しいお店は、店構えも絵になりますなぁ。







  


Posted by miroku at 22:37Comments(6)日記ごはん

2017年02月23日

落穂拾いとあばよ涙!

ボクがまだ小学校の低学年だった頃、近所に「ギャバンさん」という有名なおじさんがいました。

自らをギャバンと名乗るそのおじさんは、近所をパトロール(徘徊)しては道行く人に「おじさんは宇宙刑事だぞ~」と話しかけながら局部を露出するという、どちらかといえば刑事に逮捕される側の、まぁ早いハナシが変態だったんですが。

あれから30年余りが過ぎ、おじさんは今どうしているんだろう?お元気なんだろうか?今もまだ現役で宇宙刑事の職務を果たしておられるんだろうか?と、昨日あたりから巷を賑わせているとあるニュースを眺めながらそんな昔話を思い出していた木曜の夜、皆さまはいかがお過ごし?


蒸着ッ!!!




というワケで、そんな変態ノスタルジーと一切関係なく、とっとと本題へ。

観た映画やドラマがまたまた溜まってきたので、印象的だったモノをいくつか落穂拾いにて。




『マッドマックス 怒りのデス・ロード <ブラック&クローム>エディション』










【ストーリー】
 約30年ぶりのシリーズ新作として2015年に製作・公開され、アカデミー賞では12部門ノミネート、6部門を受賞を果たすなど、高い評価と熱狂的なファンを生み出した「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のモノクロバージョン。
 資源が枯渇した近未来。家族を奪われた元警官のマックスは、恐怖と暴力で民衆を支配するイモータン・ジョーに捕らわれるが、ジョーに反逆を企てる女戦士フュリオサらと共闘し、自由への逃走を開始する。




一昨年の個人的ベスト1、、、というか、もう何回観たかも定かではないくらいに大好きな『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のモノクロバージョン。
「カラーから白黒に変えたっつったって同じ映画でしょ?」と侮るなかれ。光と影だけで語られた今作はカラフルなエンターテイメント性は影をひそめ、新たに浮かび上がってきたのは「より強度を増した神話性」
もともと神話的要素が強い作品ではあったけれど、モノクロになることによって風景や登場人物たちの「生々しさ」が削ぎ落された結果、寓話性が増して今まで以上の神話的側面が強調されたように感じました。

カラー版ももちろん大好きだけど、これからこの映画を観る時にはモノクロ版を優先してしまうような気がする。モノクロ万歳。

こういうパターン、フランク・ダボランの『ミスト』もそうだったっけ。
アレもモノクロ版の方が圧倒的に怖かったなぁ、、、ってか、モノクロ版のBD出して!






『ストレンジャーシングス』






【ストーリー】
 1980年代のインディアナ州。平和な町で突然起こった少年の失踪事件。家族や地元の警察が捜索を続けるなか、謎に包まれた少女が現れる・・・
 姿を消した少年、人目を忍び行われる数々の実験、破壊的な超常現象、突然現れた少女。次々に発生する超常現象に隠された真実とは?




Netflixで独占配信されている全8話のオリジナルドラマ。これがめちゃんこ面白かった!

スピルバーグの『ET』やキングの『IT』、それにジョン・カーペンター作品といった80年代SF・ホラー映画へのリスペクトに溢れた今作は、かなり直球かつ上質なエンターテイメント。
起承転結をかなり丁寧に描いて、伏線の回収の仕方も抜群なので見始めたらもう最後、物語にグイグイと引きこまれちゃって・・・気が付いたら夜が明けていたという。一夜にして全8話を一気観しちゃってましたとさ。だってしょうがないじゃんか、停止ボタンの押し時が全然見つからないんだもんッ!(子供の言い訳)

ストーリーもさることながら、登場人物たちもこれまた魅力的。
特に謎の少女を演じるミリー・ボビー・ブラウンちゃん、この子がスゴい!
他の子役たちも演技は上手いんだけど、この子はちょっと群を抜いているというか、「ベテラン女優が何かの魔法で若返って子役をやっているんじゃね?」と錯覚してしまうぐらいの存在感。
スゲェ子役が登場したなぁ、、、と思っていたらブラウンちゃん、なんとアメリカ版『ゴジラ』の主役に大抜擢されたそうで。アメリカンドリームですな。

それともう一人、今作であのウィノナ・ライダーが大復活を果たしております!
ここ数年、、、いや、10数年はあまりイイ話を聞かなかった彼女なんですが、行方不明になった我が子を想う母親を大熱演してまして。
『シザーハンズ』『リアリティ・バイツ』などなど、ボクら世代にはちょっと特別な思い入れのある女優さんなので、彼女の復活は純粋に嬉しいなぁ。

なんでもこのドラマ、本国アメリカでは超特大級の大ヒットでセカンドシーズンも製作決定とのコト。
なるほど、これだけ面白きゃそりゃヒットするわと納得の、大傑作な睡眠時間削り取りドラマでした。視聴可能な環境にある方は是非!






『劇場版 虫皇帝』


【ストーリー】
 昆虫軍と毒虫軍、果たしてどちらが強いのか。永年の疑問にアンサーを出すべく虫バトル界のフィクサー、新堂冬樹が死を賭けた昆虫界の異種格闘戦を描いたドキュメンタリー。
 カブトムシやサソリ、オオクワガタ、クモ、ムカデ、カマキリたちがプライドを懸けた死闘を繰り広げる。ある虫は食いちぎられ、またある虫は毒牙に沈む…。




上の2作同様、本来だったら予告動画を貼りたいトコロなんですが、今回は止めときます。なぜなら・・・

あまりにもグロ過ぎるからッ!!!

虫と虫がガチンコで戦うとどうなるのか?
そこに映画的フィクションなんて入り込む余地は全くなし!

捥がれる手足、飛び散る体液、のたうつ体躯・・・

ゴ、ゴメン、思い出したらちょっと気持ち悪くなってきた(いやマジで)



基本、ボクはどんなにグロいホラーだってへっちゃらです。
なんならグロいシーンを観ながら焼肉弁当だって食べたコトあります、エッヘン!(胸張って言うことか?)

そんなボクなんですが、この映画はちょっと正視に耐えられなかったなぁ。
元々が虫嫌いってのもあるけれど、どうにもこうにも耐えきれなくて映画の途中で目を手で覆い隠しちゃったもの。

というか、この映画を観てからというもの、エビとかカニといった甲殻類はちょっと食べる気がしない。。。

ま、まぁ、だったらなんでこんな映画観てんだよ?ってハナシなんですが。
敬愛するとある映画評論家の方がこの映画を絶賛していて、その熱気にボクも当てられちゃったという次第。

いろんな意味で衝撃作なこの作品、もし興味のある方はYoutubeで「虫皇帝」と検索をかけていただければと思うんですが、、、

絶対にオススメしません!(誰も観ねぇって)




以上、雑食極まる計3本でしたとさ。





















  


Posted by miroku at 23:22Comments(2)日記映画

2017年02月19日

平和とパンと嘘から出た誠


「平和と焼きたてのパンは似ている。皆が欲してやまないのに、手に入れるのが難しい」

と謳ったのは、詩人のアルチュール・ランボーだったか?



・・・と、そんなデタラメをでっちあげたくなるくらいに美味しいパンにありつけたので(そんな美味しいの表現はないよ!)、ご報告と見せびらかせを兼ねて。



某月某日。
「さて、今日のお昼は何にしようか?」と、脳髄の全機能を食欲を満たすという一点に集中させていると、

「あ、そうだ!あのパン屋さんが近くにあるじゃん♪」

と閃いて一目散で向かったお店は、ご贔屓のオネトテ ブーランジェリーさん。
時間はお昼ちょっと前。この時間なら人気のホットドッグが買えるかも?というボクの予想がまんまと当たって、お目当てのパンの確保に成功せり。
しかも、焼きたて!


こんな不人気ブログだけど、ボクだってこれでも一応ブロガーの端くれ。
食べるのはブログ用の写真を撮ってからだと、助手席にパンの袋を置き、急いで家路に向かったんですが、運転中のボクの鼻腔を刺激するのは、助手席から漂ってくる食欲そそる香ばしい香りの波・・・


ええい、
ままよッ!



たとえ全裸のみくりさん(新垣結衣)が目の前に現れたとて、「そんなことしちゃいけないよキミ。早く服を着たまえ」と極めてジェントルメンな対応で己が欲望に打ち勝つことの出来るボクだけど(嘘つけ!)、焼き立てのホットドッグという誘惑の前では、そんな自制心は脆くも崩壊。途中のコンビニに車を停め、欲望のままに抱きつき、、、もといかぶりついちゃいましたとさ。

もう半分以上食べちゃって、それでも残っている部分をなんとか見栄え良いポジションで撮ったのが、こちら。








手で持つと若干の熱さを感じるくらいに焼き立てホカホカのパンは、外はカリカリ中はもっちり。立ち上る小麦の香りすら愛おしく感じるほどの美味しさ。

ひと口噛むと「パリッ!」と小気味良い音を奏でるソーセージは、極めてジューシー。
このソーセージ本体だけでも相当美味しいんだけど、噛んで溢れた肉汁がパン生地とザワークラウトに染み込むと、肉の旨さのエキスがパン全体に行き渡ってこれまた絶品!

焼き立てならではの「焦げ目すらご馳走」状態も堪能できて、

ぼかぁ幸せだなぁ
ぼくは君(ホットドッグ)といる時が一番幸せなんだ


と、若大将の名台詞が思わず口をついて出るほどに、幸福な美味しさいっぱいの焼きたてホットドッグでしたとさ。



焼きたての美味しいパンひとつでこれだけ幸せな気持ちになれるってコトは、冒頭ででっちあげたデタラメ格言もあながち間違ってなかったのでは???(という天性の嘘つき)



  


Posted by miroku at 23:03Comments(4)日記ごはん

2017年02月18日

ぷくぷく亭さんで初イートイン

不定期連載の「今週の『バイプレイヤーズ』のコーナー」









レザボア・ドッグス歩き(Gメン’75歩きでも可)で登場するブレザー姿のオッサン6人組、しみじみカッコ良かったなぁ。
そこから繰り出される寺島進のビンタの切れ味も最高でした!

そして来週はいよいよ竹中直人が登場!
滝藤賢一も再登場するし、古舘寛治森下能幸といった通好み(?)の役者も出るしで、こりゃあ見逃せませんなッ!












と、前戯もそこそこにここから本題。ねぇ、恥ずかしいから明かりは消して。

某月某日。
もう何年も通っているおにぎり専門店のぷくぷく亭さん。今まではず~っとテイクアウトばかりで、イートインで握りたてを食べたコトって無かったんです。

が、

最近になっていろんな方のブログでイートインの写真がアップされているのを見て、「よし、オラもいっちょやってみっかぁ!」と野沢雅子大先生のモノマネと共にそんな下心が触発され、ぷくぷく亭イートイン戦争(?)に参戦してみました。







この日のオーダーは味噌おにぎり焼きたらこ。「こんなの絶対に美味しいに決まってる!」鉄板コンビでございます。
生まれたての小鹿ほど可愛らしいものはないというけれど、握りたてのおにぎりも負けちゃいませんな♪(どんな試合だよ?)

握りたてなので、お米の一粒一粒が柔らかくて立っているのがまず魅力。お米とお米の間に適度な空気感があるので、口に入れるとほろほろと崩れる軽やかな食感と相まってかなり美味しい!
握ってから時間を置いてしまうと、どうしてもお米同士がくっついて重たい食感になってしまうしね、、、でもまぁ、そのずっしり感はそれはそれでおにぎりの美味しさのひとつでもあると思うので、ここはひとつケンカ両成敗ってコトで(だから試合じゃねぇって!)

で、だ。

イートインならではなのが、この豚汁。これがまぁ大正解ったらありゃあしない!
味付けは割とあっさり目なので、おにぎりの味を邪魔しないナイスアシスト。
豚汁の主役といえば、なんといっても豚肉。で、この主役がもう「オンステージかッ?!」と思うくらいの大ボリューム。
今までいろんなお店の豚汁を食べてきたけど、ここまでお肉が入っていたのってちょっと記憶にないかも。。。



美味しいおにぎりを食べ、豚汁を啜り、たくあんをぽりぽりとカジリ、そしてまたおにぎりに・・・という美味しさのループに、

「なんで今までイートインしなかったんだろう・・・」

と、己の無知っぷりに父ちゃん情けなくて涙でてくらぁと思い至った次第。
ぷくぷく亭さんの訪問頻度、これでまた確実に上がっちゃうなあきっと。



  


Posted by miroku at 10:56Comments(4)日記映画ごはん

2017年02月15日

アイス落穂拾い

ここにきてまた悪癖というか、良い映画を観た後恒例のアレが出てしまって。
先週に観た映画『沈黙-サイレンス-』の衝撃が日を増す毎にじわりじわりと心身を浸食し、十ン年ぶり(もしかしたらン十年かも?)に原作を本棚から引っ張り出してみたり、時間があればYouTubeでメイキングやインタビューを見たりと、ここ数日はこの映画のコトばかり考えてしまっているというボケボケ状態。







人間にとって信仰とは?信念とは?愛とは?


などと、柄にもなくそんなコトばかりが胸を過る毎日なんですが(ノイローゼか?)、この映画とは全く別の方向で「とある宗教に関する話題」がメディアを騒がせておりますなぁ。

それぞれにそれぞれの正義があるんだろうけれど、女優さんばかりが集中砲火を浴びているこの風潮はちょっとどうかと思う。
(もちろん本人にも責任はあるけれど)責められるべきは役者のメンタルな部分をケアできずにマネージメントしつづけてきた会社側と、そんな弱った状態の女優さんを都合のいいように囲ってしまおうとする教団側なんじゃないのかな?



と、まるで知ったかぶりな芸能コメンテーターの如き前置きはこれくらいにしておいてっと。
アイスネタが溜まってきたので、毎度おなじみの落穂拾いにて。










森永とセブンイレブンとのコラボアイス、「ノワールチョコレートアイスバー(エクアドル・ドミニカ)」の2種なり。

チョコアイスをチョコでコーティングしたチョコ三昧なこのアイス、特徴はその上品な濃厚っぷり!
パッケージを開けた瞬間にチョコの香りをふんわりと感じるほどの高濃度なんだけど、しつこさやベタベタ感は一切感じず。なんなら爽やかすら感じるくらい。

ちなみに、エクアドルは「花のような繊細な香りとまろやかなカカオ感」、ドミニカは「フルーティーな酸味と力強いカカオ感」とそれぞれ特徴が異なるんですが、同時に食べ比べたワケじゃないので、その違いはあまり分からず・・・

と、自らの味覚オンチっぷりを壮絶に露呈させつつ、2つとも相当美味しいよコレ!









MOWの限定、「MOW Special ストロベリーフロマージュ」なり。

MOWの新作とあらば、紹介せざるをえまいて。
しかも今回はパッケージに「スペシャル」の文字が!
矢追さんのUFO特集でお馴染みの「木曜スペシャル」や川口探検隊が懐かしい「水曜スペシャル」が脳裡を過る昭和のスペシャル世代なので(どんな世代だよ?)、こりゃあ期待も高まるってもんです。

MOWらしい安定感が嬉しいアイスという印象なんだけど、特筆すべきはこのイチゴの果肉ソース。思っていた以上に酸味の主張が強いんだけど、それが全然嫌味じゃなくて。
チーズアイスのまったり感に酸味が負けていないし、かといってケンカしてるワケでもなく。絶妙のバランス感覚がお値段以上の美味しさでした。
パッケージに輝くスペシャルの文字はきっと、この果肉ソースの為に冠せられたんだろうなぁ!(という妄想)








ファミマ・サークルK限定のオハヨー、「贅沢な余韻にひた生チョコモナカ Special」なり。

夜更さんのブログで見かけて気になっていたこのアイス、流石は夜更さんが推すだけあって満足度のかなり高い美味しいアイスモナカでした。

チョコ味のモナカの中には、チョコ味のアイスが。で、アイスの中には角切りの生チョコが。
上で紹介したアイスバーがチョコ三昧なら、こちらはチョコまみれ。頭の上から足の先までチョコにまみれた一品となっております。

これだけチョコ尽くしだと、さぞや後味も濃いんだろうなぁと想像しがちだけれどさにあらず。
それぞれの部分のしっかり濃厚なんだけど、その濃度が蓄積されないとでも申しましょうか。甘さがいつまでも口の中に残らないから、最後のひと口まで美味しく食べられてしまうという、アイスとしては100点満点な仕上がりとなっておりました。

他のアイスモナカに比べてサクサクパリパリな食感が際立つモナカ部分も食感も楽しくて、リピ確定なアイスモナカでした。









ラストを飾るのは、ハーゲンの限定「トリプルショコラ」でござい。

2層で構成されたアイス部分は、チョコチップがふんだんに練り込まれたホワイトチョコレートアイスとなめらかなミルクチョコレートアイスに別れていて、その層の間をビター風味のチョコソースの川が流れているという、先のチョコモナカに負けず劣らずなチョコまみれっぷり。

濃厚さとあっさり感の緩急の付け方がべらぼうに上手くて、それぞれのチョコの味が個々にしっかり美味しくて、尚且つ渾然一体となった時には統一感のある美味しさも感じられて、流石はハーゲン凄ぇなあ!と感心しきり。

ただ・・・

このパッケージがちょっとシンプル過ぎるというか、正直「まったく食指が動かされない」デザインなんだよなぁ。
これがハーゲンじゃなかったら、絶対に手に取らないと思うもの。
まぁ、もちろんアイスの美味しさとは全然関係ない部分ではあるんだけどね。




以上4点、

チョコ多過ぎじゃねッ?!?!

な落穂拾いでしたとさ。
  


Posted by miroku at 22:07Comments(2)日記映画ごはん

2017年02月13日

尚念さん限定の塩蛤蕎麦

某月某日。

ただでさえ美味しい尚念さんが、これまたメチャメチャ美味しそうな限定麺を提供しているとの噂を聞きつけて、、、というか、ツイッターの画像で直接見たんだけどね。

で、早速行ってみた。






塩蛤蕎麦なり。

いつもなら元の画像をあれこれイヂってその美味しさを台無しにしがちなんだけど、今回は画像補正は一切ナシ。
そんな余計なコトをしたらそれこそ末代まで呪われるんじゃないか?ってくらいに美味しそうな写真っしょ!

写真は嘘をつきません。嘘つきはボクだけでもう結構!
写真で見る以上に、極上な逸品でした。



まずはスープ。
透明感が尋常じゃないので「アッサリ系かな?」と思いきや、コクのある塩ダレと蛤の出汁の滋味が複雑かつ絶妙に絡み合ったその旨味のインパクトや強し!
というか、なんだかもう飲み物として美味しいレベル。
冗談でもなんでもなく、しばらくは麺を食べるのも忘れてスープばかりを啜っていました。



もちろん麺だって負けちゃいませんぜ、ダンナ!(誰だよ?)
噛んだ瞬間に小麦の風味がふわりと薫るそのテイストと、小気味良い歯ごたえが嬉しい美味しさ。

「あの店主さんのコトだから、スープとの絡み具合もしっかり計算し尽くした上でのこの麺なんだろうなぁ」

というセンスの良さが食べる側のこちらに伝わる、そんな丁寧で上品な麺でした。



低温調理されたチャーシューも「ったくもう、いい加減にしてくれよ!」と怒鳴りたくなるくらいに最高だし(そんな美味しさの表現はないよ!)、トロトロ具合が堪らない煮玉子も絶品。

更に特筆したいのが、チャーシューの上に添えられた香草ソース。店主さんには直接聞かなかったけど、おそらくはバジルがベースなんじゃないかな?
で、このソースをスープに少量溶かしてみるとアラ不思議!スープの印象がまたガラッと変わります。
バジル風味のスープに変化すると共に、香草効果でより塩味の輪郭がクリアになって、スープの美味しさがもうワンランクアップする印象。
普段はスープを残すボクも、今回に関しては最後の一滴まで飲み干しちゃったもの。



スープ良し、麺良し、トッピング良し。
ただ美味しいだけじゃなく、その完成度の高さとセンスに驚愕の一杯でした。
正直、ここ数年で、、、というか、もしかしたら今まで食べたラーメンの中で一番美味しかったかも?



ただ、残念なコトがひとつ。
尚念さんの飽くなきクリエイティビティーが為せる業なのか、絶えず新たな限定が続々と登場していて、こんなに美味しいラーメンなのに今度はいつ食べるコトが出来るのかが全く分からないというコト。
なんでも今日からはまた新たな営業形態になって、つけ蕎麦と中華蕎麦の他に鴨蕎麦がレギュラー化したみたいだし・・・

・・・って、ん?何?ナニナニナニ???

鴨蕎麦だってぇ~ッ?!?!



そんなんもう絶対に美味しいに決まってるじゃんか・・・という尚念沼(苦笑)
  


Posted by miroku at 21:48Comments(2)日記ごはん

2017年02月12日

映画『沈黙 サイレンス』

話題の映画を観に行ってきました。




『沈黙 サイレンス』










【ストーリー】
 17世紀、キリスト教が禁じられた日本で棄教したとされる師の真相を確かめるため、日本を目指す若き宣教師のロドリゴとガルペ。2人は旅の途上のマカオで出会ったキチジローという日本人を案内役に、やがて長崎へとたどり着き、厳しい弾圧を受けながら自らの信仰心と向き合っていく・・・
 巨匠マーティン・スコセッシが1988年に原作を読んで以来、28年をかけて映画化にこぎつけた渾身の一作。
 主人公ロドリゴ役を「アメイジング・スパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールドが演じたほか、「スター・ウォーズ ファントム・メナス」のリーアム・ニーソン、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のアダム・ドライバーらが共演。キチジロー役の窪塚洋介をはじめ、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシといった日本人キャストが出演する。






来日したスパイダーマンカイロ-レンクワイ=ガン・ジンが揃いも揃ってイッセー尾形にボッコボコにされるハナシ。

・・・と、いつもならそんな風に茶化したいトコロなんですが、本作の圧倒的なクオリティーの前ではそんなおとぼけはただただ虚しいだけなので、今回はちょっと真面目にいきたいと思います。



まず最初に断っておきます。
ボクは基本的には無神論者です。
魂や霊魂といったいわゆるスピリチュアル的な事象についても信じてはいません。

でも、宗教を完全否定するものでもありません。

宗教が人間のポジティブな部分を育んできたのは歴史的な事実だと思うし、哲学としての仏教は個人的には非常に興味があります。純粋に宗教と共に生きてく人生に、ある種の憧れすら抱いてもいるし。

宗教に対するボクのスタンスは、こんな感じです。
以下に、ネタバレ厳禁で極私的感想をば。




この作品はキリスト教者の受難を描いてはいるけれど、「こんな迫害を受けました。昔の人は野蛮だね」なんて軽い話ではありません。
また、過去の事実に基づいた「感動の歴史ドラマ」でもありません。

では、この映画は一体何を描いているのか?

無神論者のボクの目には、それは「選択と、その結果を受け入れる覚悟と諦め」と映りました。
信仰の選択、生死の選択、そして、その選択の結果を受け入れることができるのかどうかの選択と、この映画の登場人物たちは、その瞬間瞬間で様々な選択を迫られ、ある者はそれに殉じ、またある者はそれに抗いながら、自らの運命を全うしていきます。

その姿があまりに哀しく、痛々しくて。

タイトルにもなっている「沈黙」という言葉。
長崎でクリスチャンがどんなに酷い迫害を受けようとも、ユダヤ人の身に何が起ころうとも、広島や長崎に人類の存続を脅かしかねない凶悪な爆弾が落とされようとも、全知全能な神は絶えず沈黙したままです。

そんな神の沈黙をどう受け取るかは、様々な宗教でその受け取り方は異なるし、ボクのような無神論者が簡単に言葉を挟めるものではないけれど、主人公の神父は物語の終盤で「ある選択」をし、神の深き沈黙の中に何かを見出します。
ここでもう一度タイトルの「沈黙」という言葉を思い返してみると、神の沈黙とは別のもうひとつの沈黙が浮かび上がってきます。

それは、主人公がその人生の最後まで貫いた「とある沈黙」
その果てしのない哀しみと深い達観に、「人の心とはなんと儚く、そして凄まじいまでに強いのか!」と心が震えました。




それと、役者陣について。
ボクのボキャブラリーの引き出しはまるで都会育ちのもやしっ子のように貧弱なので、賞賛する言葉も「最高」だとか「スゴイ」「本当に良かった」などと連呼しがちなんですが、最高にスゴくて本当に良かった!と引き出しの中身を総動員しなくちゃならないほどに、今作の演技陣は素晴らしかったです。

最近はめっきり「口で言って分からないヤツはブチ殺すしかねぇ!」的な大活躍が目立つリーアム・ニーソンなんですが、流石はアカデミー俳優だなあと納得の重厚演技を見せるし、浅野忠信の押し出しの絶妙感や塚本晋也監督の川谷拓三ばりな体当たり演技、窪塚洋介のおかしみと哀しみに目を奪われました。

そんな大好演の日本人勢の中でも、キリシタン弾圧を指揮する井上筑後守を演じたイッセー尾形の怪演スレスレの鬼気迫る演技が圧巻!

おぞましい拷問をいともたやすく指示するも、その表情はいたって軽やかで事務的。
しかし、その軽さが凄みに変換されてしまうほどに異質でいびつな存在感を湛えていて、タランティーノの『イングロリアス・バスターズ』初めてクリストフ・ヴァルツという役者を認識した時のような衝撃を、この映画のイッセー尾形に感じました。




「信仰を捨てた罪は許されるのか?そもそも捨てることは罪なのか?」

というテーマの映画なので、もちろん単純明快な娯楽作ではありません。
重いし暗いし、なにより長い(159分!)。

デートムービーではないし、ご家族そろって楽しめる類の映画ではないけれど、「この映画を観た」という経験と記憶が確実に自らの血や肉になると思うし、なによりあの原作にスコセッシがこれほどまでに忠実に映画化したという事実がある意味で「事件」ともいえる作品なので、多くの人たちに観て欲しい作品です。

劇場で、是非!



あと、これは余談なんですが、映画を観に行ったこの日は2時間しか寝ていなくて。
グランドの座り心地抜群な椅子で暗闇の中を2時間半。

「こりゃあ、途中で寝るかも・・・ってか、寝るなきっと!」

という自信があったんですが、一瞬たりとも睡魔を感じさせない程に刺激的で高濃度な映画体験でした。

・・・で、映画を観終った後に睡眠不足でダウンしたというね(バカか?)
  


Posted by miroku at 20:43Comments(0)日記映画

2017年02月09日

ハットしてグー

ネットで帽子を衝動買い。

ネットで帽子を買う時って当たり外れの幅が大きくて、今回も正直「さて、鬼が出るか蛇が出るか・・・」という塩梅だったんだけど、これが予想以上に大当たり。
色合いや、被った時のフィット感の「そうそう、コレコレ!」感がハンパなくって。

ってなワケで、お披露目という名の見せびらかし。








派手過ぎず地味過ぎず。
深い緑と青のコントラストが、なかなか楽しい雰囲気を醸し出してるっしょ♪

ってか、

オシャレOLのインスタじゃねぇんだぞヂヂイッ!

ですね(苦笑)





で、

だ。

毎度お馴染みここから本題・・・



とイキたいトコロではあるんですが、今夜はちょいと睡魔が。

ハーゲンの新作やら、尚念の限定やらと書きたいネタはいくつかあったんですが、今宵はとっとと寝ようかな。

オヤスミナサイ。



・・・



・・・



・・・ねぇねぇ、聞いてよ。今度のハーゲンの新作ってのがさぁ、、、って、さっさと寝やがれ!

  


Posted by miroku at 22:36Comments(4)日記

2017年02月08日

話題のルマンドアイス

今日は話題のアイス、ルマンドについて語ってみたいと思います。

はじめて観たのはボクが小学生の頃だったかな?
たぶん日曜洋画劇場だったと思う。吹き替えはもちろん玄田哲章氏。
淀長さんの名解説も懐かしいなぁ。

『ターミネーター』『プレデター』と並ぶ、初期シュワを代表する一本ですよね。

















・・・ってソレ、ルマンドじゃなくて、、、



コマンドーだろがいッ!!!















ご、ごめんなさい、ちゃんとやります。







ブルボンが誇る名物お菓子「ルマンド」がアイスになったという噂を聞いたのは、たしか去年の夏くらいだったかな?
その時は北陸限定の商品だったこともあって、「ふ~ん」程度のリアクションだったんですが、長野でも販売が開始されるというニュースがアナウンスされて以降、正直かなり気になるアイスではありました。

で、発売日翌日の昨日。
仕事帰りのコンビニで発見、値段も見ずに即レジへ。我レ捕獲二成功セリ。



気になるアイスの印象なんですが・・・

当初予想していた「ルマンドとアイスモナカのイイとこ取り」とは異なり、「アイスモナカの真ん中にルマンドをぶち込んだだけ」という極めて潔いそのぶっきらぼうっぷりに、

「え?そのまんまかいッ?!」

と、強い衝撃を受けた次第。


美味しいか不味いかと問われれば、そりゃあ「決して不味いわけではない」に針は振れるんですが、「じゃあ不味いアイスなんてあるのかよ?」と問われたならば、ぎゃふん!と言葉に窮するを得ない、、、とまぁ、これだけ回りくどい表現をせざるを得なかったというボクの心情を汲み取っていただければ幸いかと。


それともうひとつ。
ついさっき、「値段も見ずに」と書いたんですが、その価格帯にもちょっとビックリ。
ルマンドのイメージって、「スーパーとかで100円ちょっとで売っている」なんですボクの中では。
なので、てっきりアイスもそのくらいかな?と勝手にそう思い込んでいて。

「243円になります」

という、コンビニのおねえちゃんのその声に、「え?え~?!?!」と。


会話のネタとしては面白い商品だと思うけど、同じ価格帯ならば正直ハーゲン買っちゃうよなぁ・・・というのが、このアイスの正直な感想だったりします。



以上、「243円くらいで大のオトナがガタガタいってんじゃねぇよ!」な極私的レヴューでしたとさ。




  


Posted by miroku at 21:56Comments(4)日記映画ごはん

2017年02月07日

お礼の便りとお蕎麦のセット

まずはこちらの話題から(ってニュースか?)

広島県は呉市にお住まいの北條すずさん(92歳)から、こんなお礼の便りが届きました。







キネ旬、毎日映画コンクール、ブルーリボン賞、映画秘宝、そして映画芸術と、枚挙に暇がないほどに各映画賞を総なめにしている映画『この世界の片隅に』
その大ヒットを受けて急遽製作・公開されたのが、この動画です。

もうボクなんかがブログでちまちま宣伝する必要なんかこれっぽっちもないくらいの超特大級の大ヒット。
「もうすぐ公開だからみんなも観てね~」なんて書いていたのが、なんだか遠い昔のような気がするなぁ・・・


素晴らしい原作に、良い作品の為なら妥協を許さないスタッフがいて、これだけでも十分傑作にはなっていたと思うんですが、この作品をもうワンランク上の世界に押し上げたのは、主人公のすずさんを演じる女優のんさん「演技のチカラ」だったんだなぁと、この動画を見て改めて痛感した次第。

のんさんが喋る方言の可愛らしさやユーモアがあったからこそ、作品が訴えかけるメッセージがふんわりと観客の心に届いたんじゃないかなと思うんです。

『あまちゃん』では東北弁、そして今度は呉弁で。
「言霊」という言葉があるけれど、のんさんの口から飛び出す方言には、人々を魅了するようなそんな不思議な力があるような気がします。
いやぁ、スゴイ女優だ!


・・・今、「そういえばこの映画のコトって何回記事にしてるんだろう?」と気になって、「この世界の片隅に」でブログ内検索をかけてみたトコロ、ヒットした記事の数が15件。いくらなんでも書き過ぎだって。。。



で、

だ。

毎度お馴染みここから本題(もうこの流れ、いい加減飽きたな)

某月某日。
何の脈略もなく、ただ唐突に「嗚呼、お蕎麦食べたひ」と思い立った休日のお昼ちょっと前。

長野に行くのもめんどくさいし、かといって緑のたぬきやどん兵衛なんかじゃこの衝動は押さえられない。
ならば近所で美味しいお蕎麦屋さんを・・・

あ、そうだ、あったあった!

というワケで、お久しぶりのアノお店へ。






中野市の隠れた名店そば&dining 蛍十割蕎麦のセットなり。

お邪魔した時間がちょっと遅めだったので、二十八蕎麦が売り切れちゃってたのがちと残念だったけれど、「お蕎麦食べたい衝動」が心地良く満たされた美味しいお蕎麦でした。

十割ならではのしっかりとした食感の蕎麦の上に、山葵を直乗せ。で、つゆに少しくぐらせて一気に啜る。

そうそう!これこれ!

お蕎麦が食べたい時って、味云々よりもこの感覚が味わいたいんだよねぇ。


で、忘れちゃいけないのが天ぷら。
この日は茄子、長ネギ、サツマイモ、舞茸、えのき、ちくわ、海老の計7種。
どれも揚げたてサクサクで旨し。
特にえのきの天ぷらの、軽く噛んだ瞬間にホロホロと崩れる食感はかなりいとおかし。


小鉢はつくねと大根の煮物に、シンプルなポテサラ。
「お蕎麦にポテサラ?」という若干の違和感に戸惑いつつ、あれ?意外にアリじゃね???となんだかんだで最終的には大満足のセットリスト(?)でした。



これだけ食べ応えがあって、税込みで750円は本当に良心的だと思う。
善光寺門前界隈のお蕎麦屋さんももちろん美味しいけれど、そうしたって門前価格(?)になっちゃうし、町場のお蕎麦さんでちゃんとした天ぷらがついたセットになると1000円オーバーになるのはざら。

そういう意味では、このお店が近所にあるって実はかなりラッキーなんじゃないかしらん?と。

以前に食べた定食もかなりお得感が高かったし、今度は定食狙いで突撃してみっかな!




  


Posted by miroku at 22:40Comments(6)日記映画ごはん

2017年02月05日

ドトールで期間限定サンド&ショコラ

まずは先日放送された『バイプレイヤーズ』第3話の感想。

洗脳工作・・・もといブログで記事にした甲斐があってか、「おうッ、アタイも見てみる!」的なリアクションが多かったから、ご覧になった人もいるのかな?







「こんな関係はいけない・・・」と頭では分かっていても、ついつい下半身が反応してしまう、光石研・・・
山口紗弥加の衝撃的なカミングアウトに、様々な感情が爆発して涙が止まらない、光石研・・・
なんだかんだいろいろあった末に、やっぱり奥さんに正直に話してしまう、光石研・・・
その結果、ムエタイ仕込みの鉄拳制裁を受け、顔中青アザだらけな、光石研・・・


んもう!
光石研、最高!




悲哀に満ちた表情の、その全てがグッときたなぁ(同じ中年として)

ラストのあの号泣だって、その何割かは「火の粉が飛んでこなくてよかった」という卑怯な涙でもあるんだよね。
ともすれば最低なクズ野郎にだって見えてしまう可能性だってあるのに、結果として「愛すべき心優しきダメ中年」という着地点だったのは、ひとえに演じる光石研の演技力なんだろうなぁとただただ感心した次第。

真夜中にウミガメの産卵シーンに感動したり、号泣する光石研に「大丈夫?どうしたの大丈夫???」と心配そうに駆け寄る大杉・遠藤・松重の「中学生男子の親友」感も激萌えでした。

それと、、

山口紗弥加、エロッ!!!





で、

だ。

そんな感想とは一切関係なく、ここから本題。

去年の暮れ辺りから家電が壊れて困りますってハナシをちょっと前に書いた様な気がするんですが、その後もドライヤーや電動歯ブラシが何の前触れもなく逝ってしまったりと、ここまでくると「何者かによる呪術的なテロ行為」すら疑ってしまう状況なんですが(怖いわッ!)、そんなこんなで最近は大型家電量販店さんに行く機会が増えまして。

一応中野市にも量販店はあるっちゃあるんだけど、どうしたって品揃えがねぇ・・・というワケで、気が付いたらケーズデンキの利用率がうなぎのぼりあなごさがりに。

で、ケーズといったらドトール(同じ建物内だしね)

実は以前に雫さんのブログで見たドトールの期間限定紹介記事が気になっていたタイミングでもあったので、「お!こりゃあちょうどイイや」と、久方ぶりにドトール攻めを敢行した次第。

まずは、こちら。










「ミラノサンド すき焼き」なり。


バゲットとすき焼きって・・・
いくらなんでも和洋折衷過ぎね?文明開化にも程があるよッ!



と、そんな猜疑心を隠し切れないまま、ひとくちパクリ。


・・・う、うん
コレはコレでアリっちゃアリかな、、、



と、「ヤベェ!こりゃ美味しいッ!」という正直な感情を素直に受け入れるコトに若干の戸惑いを覚えるほどに(いろいろこじらせ過ぎだろ!)、この和洋折衷が良かった!

すき焼きの甘じょっぱさとバゲットの香ばしさ、コレが意外に合うんだよねぇ~
九条ネギとレタスのシャキシャキ感も楽しいし、少な目ながらもちゃんと存在感を感じる牛肉もイイ仕事っぷり。

印象として、すき焼きソースがバゲットや具材をまるっとひとつにまとめてくれている感覚。
全てのパーツがバランスよく上手にまとまっているから、他のミラノサンドよりも「食べたなぁ」という満足感は正直高かったかも。

もう2~3回は食べてもいい、、、というか、ぶっちゃけ食べたいと思える美味しさでした。




で、お次はこちら。










「フォンダンショコラ」なり。

「フォンダンショコラがトドールで???」という意外性と、ドトールならではの気安さとか見事に調和した、これまた好印象のデザートでした。

当然、焼き立ての熱々のトロットロ。
ひと皿で固形部分とトロトロ部分、そして固形未満トロトロ以上な部分の3つの食感が楽しめるのは、なんとも贅沢な気持ちになりますなぁ。

チョコがかなり高濃度なので、最初はちょっと少ないかな?と思えたボリュームも、食べ終わってみればちょうど良かったと感じるバランス感覚も絶妙。

フォンダンショコラを常時提供しているカフェって案外と少ないから、このメニューは貴重だと思います。
また、食べに行こうっと。



・・・あ、一応断っておくけれど、ミラノサンドとフォンダンショコラはそれぞれ別の日に食べましたのであしからず。
流石に一回の食事でこのボリュームとカロリーを摂取するのはちょっと、、、ね。

ただでさえ年末からお正月にかけて付いてしまった「食べ癖」が、未だに身体から抜け切れなくてちょっと苦労してるというのに!

という、こんなブログ書いてる場合じゃねぇ状態(冷笑)



  


Posted by miroku at 22:17Comments(4)日記映画ごはん

2017年02月02日

アイス落穂拾い

ちらちらとアイスネタが溜まってきたので、ここらでちょっと落穂拾い。短めなレヴューと共に。








みんな大好きMOWの期間限定「イタリアンマロン」なり。
2文字変えればイタリアンマフィア。だからどうした?

MOWらしくアイス全体としての濃度は高め。小布施の栗とイタリアのマロンとの違いはこれっぽっちも分からないボクなれど、ひとくち食べれば瞬間的に「あ、栗のアイスだ!」と分かるインパクトの強さは、いかにもMOWらしくて良いね。

あくまで個人的感想なんですが、栗味のアイスというよりは「栗かのこ」のアイスバージョンという印象。
ねっとりとした甘みや食感が、アイスというよりは栗かのこのソレに近くて。

そんな意味でも、普通に美味しいだけじゃない、珍し楽しな美味しさでした。









お次はこちら、井村屋の「やわもちアイス クリームチーズカップ」なり。

雫さんのブログで紹介されていて、「あ、コレは絶対に美味しいヤツだ!」と気になっていたアイスです。
で、これが案の定美味しいときたもんだコンチクショウ!

ベースとなるアイスはクリームチーズアイス。しかもkiri印。
濃厚なチーズアイスがしっかりちゃんと美味しいから、後は何をトッピングしたってまず間違いなく美味しくなるという必勝の方程式。

特筆すべきはあんことクリームチーズの相性。ハッキリ言って最強だと思います。
チーズの塩気があんこの甘みの輪郭をよりクリアにし、また、あんこの風味がチーズのコクと風味を援護射撃するという相乗効果!

お餅のプニプニ食感も良いアクセントになっていて、このアイスのクオリティーはかなり高いかと思われます、、、ってか、ぶっちゃけ高いッ!(断言)









まだまだ続く。
お次はコレ、とらうささんにコメで教えて頂いたコールドストーンのセブンイレブン限定アイス「クッキーサンド キャラメルナッツパーティー」なり。

何が一番ビックリしたかって、パッケージを開けた瞬間に鼻腔を刺激するバターの香ばしい香り
その香りの源はサンド部分のバタークッキー。香るほどに濃厚なバターの風味としっとり食感の中にもサクサク感がちょうど良い塩梅で残っているこのクッキーが、兎にも角にも美味しかった!
なんならこのクッキーだけでお金を払っても大丈夫、、、いや、払わせてください!と土下座したくなるくらいの満足度でした。

アイス部分も抜かりなし。
ベースのミルクアイスが意外にあっさりテイストなので、キャラメルソースの風味やクッキーの味わいをケンカさせずに上手くまとめていて、全体的に「上品な美味しさ」を醸し出していました。

ナッツとプラリネもごろごろと入っているので食べ応えもバッチリ。









最後はこちら、雪見だいふくの期間限定「黄金のみたらし」なり。

思った以上に「みたらし」感が強しッ!
なんなら、普通のみたらし団子とバニラアイスをよ~いドン!で一緒に口の中に入れても、コレと同じ味がスンドゥブ・・・もとい、すんじゃね?というくらいに、そのまんまみたらし。
このインパクトに、味覚よりも先に「うわッ?オモシロ!」という感情が(苦笑)

でも、インパクト負けしないのが雪見だいふくクオリティー。
お手頃価格ながらお値段以上の満足感を味わえる、安定感抜群の美味しさでした。




以上、アイス4連弾でした。

ボクの記憶が確かなら、

「アイスって こたつで食べると メッチャ美味しい」

と謳ったのは紀貫之だったっけ?(記憶がデタラメ過ぎんだろ!)

とにかく、だ!
あたたかい部屋でちょっと溶けかけのアイスを食べるコトほど、ストレスフリーでユルユルな時間はないと思うので、冬の寒さや苦しさに疲れた時は、こんなアイスで癒されまくっちゃってくださいませ。




  


Posted by miroku at 23:28Comments(4)日記ごはん

2017年02月01日

ジョン・ウェットン逝く

ジョン・ウェットンが逝ってしまった・・・






一番多感な時期に、一番その歌声を聴いていたミュージシャンがジョン・ウェットンでした。

彼といえば、音楽ファン的には「キング・クリムゾン」「U.K.」だったりするんだろうけれど、ボクにとってはなんといっても「ASIA」(エイジア)

プログレの荘厳さと、ポップミュージックの耳心地の良さが見事に融合したその音楽は、洋楽デビューしたての高校生にはまばゆいばかりに光り輝いて聴こえて、カセットテープにダビングしてはウォークマンのニセモノに入れて聴き狂っていました。



昨夜、訃報に接してからYouTubeで彼の音楽をいろいろ漁ってみたんだけど、聴きながら頭に浮かぶのは、登下校の風景だったり、バイトから帰る途中の暗くて細い路地裏だったりと、ウォークマンのニセモノと一緒に歩いた景色の数々でした。

歌詞と曲を覚えたいド田舎に住むバカな高校生は、歌声が漏れないように頭から布団をかぶりながら、歌詞カード片手に小声(でも必死)で歌っていたっけ。

音楽と記憶とがあまりにも直結し過ぎていて、なんだか泣きそうになってきた。。。





ASIAの中から、特に好きな3曲を。





Asia - Go






Asia - Don't Cry






ASIA - Open Your Eyes






ソロワークスからも、好きな曲をいくつか。





John Wetton - Arkangel






JOHN WETTON - BATTLE LINES






JOHN WETTON - hold me now





JOHN WETTON - You're Not The Only One




去年はキース・エマーソン、グレック・レイク。
そしてジョン・ウェットンも。

ボクの中のヒーロー達が、次々と旅立って逝く・・・



  


Posted by miroku at 22:50Comments(0)日記