2017年09月17日
水曜どうでしょう DODESYO CARAVAN 2017 in 弥彦
台風前夜の昨日、どうでしょうさんのイベントに初参戦してきました。





お誘い頂いたのは毎度お馴染みのしえる姐さんとかなちゃん。
古参組のお二方はお知恵もばっちりで、イベントを腹いっぱい楽しみ尽くす為の準備も万全。クーラーボックスにレジャーシート、クッションにおやつ等々その荷物の多さに軽くドン引き、、、もとい行き当たりばったり状態だったボクの浅はかさを痛感した次第。いやぁ、ホントに助かりました。
イベントはも、も、も、も、もう最高に楽しいのひとこと!
イベントといっても自由度がかなり高いので、藤やんと嬉野先生の軽妙洒脱なトークを楽しむもよし、ライブに耳を傾けるもよし、地元名産の美味しい屋台に舌鼓を打つも良し、のんびりまったり過ごすも良しといったかなりフリーな空間なので、姐さんの持参したレジャーシートでまったりしながらどうでしょうトークに華を咲かせつつ名産でお腹を満たし(揚げたてのイカメンチが美味しかった!)、眠たくなったらそのままお昼寝というちょっとしたピクニック状態。
ひさしぶりに全てのストレスから解放された心地の良い時間となりました。

各々が各々の楽しみ方で自由に楽しむ。
こういうユルさもまた、どうでしょうさんの魅力なんでしょうなぁ。
偶然会場に訪れていた地元のお喋り好きなご夫婦に「これはいったい何のイベントなの?」と尋ねられ、それを切欠にいつ終わるともしれない無限ループの会話地獄に引きずり込まれたり、そのお父さんに「キミはコレなの?」(掌を口の端に当てながら)とオネエ系に間違えられ己のファッションセンスに若干の疑問が生じたりと、相変わらずの珍道中な出来事がありつつも結果的には全てが笑い話になってしまう、楽しい休日でしたとさ。

今回の戦利品。
買い逃していたDVDとアラスカで大泉さんが暇つぶしで作ったトランプ(レプリカ)、そしてイカした缶バッチ。それと嬉野先生謹製のクリアボトルなり。

最後にサービスショットをば。
onちゃんの後ろ姿を極近距離で。何気にセクシー♡
水曜どうでしょう DODESYO CARAVAN 2017 in 弥彦(新潟)
お誘い頂いたのは毎度お馴染みのしえる姐さんとかなちゃん。
古参組のお二方はお知恵もばっちりで、イベントを腹いっぱい楽しみ尽くす為の準備も万全。クーラーボックスにレジャーシート、クッションにおやつ等々その荷物の多さに軽くドン引き、、、もとい行き当たりばったり状態だったボクの浅はかさを痛感した次第。いやぁ、ホントに助かりました。
イベントはも、も、も、も、もう最高に楽しいのひとこと!
イベントといっても自由度がかなり高いので、藤やんと嬉野先生の軽妙洒脱なトークを楽しむもよし、ライブに耳を傾けるもよし、地元名産の美味しい屋台に舌鼓を打つも良し、のんびりまったり過ごすも良しといったかなりフリーな空間なので、姐さんの持参したレジャーシートでまったりしながらどうでしょうトークに華を咲かせつつ名産でお腹を満たし(揚げたてのイカメンチが美味しかった!)、眠たくなったらそのままお昼寝というちょっとしたピクニック状態。
ひさしぶりに全てのストレスから解放された心地の良い時間となりました。
各々が各々の楽しみ方で自由に楽しむ。
こういうユルさもまた、どうでしょうさんの魅力なんでしょうなぁ。
偶然会場に訪れていた地元のお喋り好きなご夫婦に「これはいったい何のイベントなの?」と尋ねられ、それを切欠にいつ終わるともしれない無限ループの会話地獄に引きずり込まれたり、そのお父さんに「キミはコレなの?」(掌を口の端に当てながら)とオネエ系に間違えられ己のファッションセンスに若干の疑問が生じたりと、相変わらずの珍道中な出来事がありつつも結果的には全てが笑い話になってしまう、楽しい休日でしたとさ。
今回の戦利品。
買い逃していたDVDとアラスカで大泉さんが暇つぶしで作ったトランプ(レプリカ)、そしてイカした缶バッチ。それと嬉野先生謹製のクリアボトルなり。
最後にサービスショットをば。
onちゃんの後ろ姿を極近距離で。何気にセクシー♡
2017年09月11日
cafeTecoさんでTecoごはん&ホットケーキ
某月某日。
極上空間なご近所さんのアノお店へ。


cafeTeco(カフェ テコ)さんでTecoごはん。
メニューにもあるように、まさに一汁十菜。この日も色とりどりの野菜がお盆の中を賑やかに彩っておりました。
ボクの写真の撮り方がダメダメでお味噌汁がなんだか具ナシのように見えるんですが、たっぷりのキノコとタマネギが美味しく共演しておりますのであしからず。
メインは手ごねハンバーグをチョイス。
で、この選択が大正解。
香辛料がガツンと効いたパンチの強いハンバーグとは全く別の進化を辿った、優しい味わいをしみじみ感じる系なハンバーグ。噛めば噛むほどお肉の旨味が口いっぱいに広がるんだけど、いわゆる「肉々しさ」とは無縁の極めて上品な旨味と風味が素晴らしく美味しかった!
ソースもこれまた絶品で、おそらくは醤油ベースにさまざまな野菜や果物のペーストが調合されているかと思われ。
お肉の旨味を何倍にも引き上げながら、このソースだけでもご飯がペロリとイケてしまうくらいの芳醇な味わいで、ご飯があっという間になくなってしまいましたとさ。
副菜の中で今回のイチオシは、だしまき卵。
卵の素朴な美味しさをシンプルかつ大胆に味わえるだしまき卵で、これぞプロ!という素晴らしい完成度。
シンプルな料理にこそその腕前が出るというけれど、このお店の実力の高さがうかがえる逸品でした。
で、この日は少し時間をずらしてのお邪魔だったので、店内は比較的のんびりムード。
初訪問時はその大盛況っぷりに遠慮した「おやつ」も注文しちゃいました。
・・・って、ん?食べ過ぎだって???
フフフ、、、フフフのフ。
7キロ減のダイエットに成功した今のボクにとっては、カロリーなぞ恐れるに足らず!返り討ちにしてくれるわッ!(というリバウンド予備軍)


ホットケーキ、なり。
ホットケーキといえばボクの中ではラランスさんの独占禁止法状態(?)だったんですが、ここに新たなるマスターピースが登場!
もう、もう、もう~ッ、最っ高に美味しかった!!!
何が最高かって、シロップが邪魔に感じるほどにホットケーキそのものがべらぼうに美味しいったらありゃあしない。
生地をひとくち頬張ると滋味あふれる卵の甘さ、そしてそれを追いかけるようにして広がるバターの塩気。余計や余分が一切ない完璧なるシンプルというカタチがここにありました。
Tecoごはんだって相当美味しかったけれど、このホットケーキはちょっと美味し過ぎ。
今度はホットケーキ目的で行ってしまうかも?
・・・というか、きっと行く、絶対に行く!

美味しい店は、お水まで美味しいってね。
前回記事(cafeTeco(カフェ テコ)さんでTecoごはん)でも書いたけれど、お料理一品一品の全てに手間暇がかかっていて、でもその手間を感じさせないくらいに食材本来の持ち味や個性を丸ごと味わえる稀有なお店だと思います。
何から何まで美味しくて、そして絵になる素敵なお店が近くにあるという幸福、あるいは口福。
極上空間なご近所さんのアノお店へ。
cafeTeco(カフェ テコ)さんでTecoごはん。
メニューにもあるように、まさに一汁十菜。この日も色とりどりの野菜がお盆の中を賑やかに彩っておりました。
ボクの写真の撮り方がダメダメでお味噌汁がなんだか具ナシのように見えるんですが、たっぷりのキノコとタマネギが美味しく共演しておりますのであしからず。
メインは手ごねハンバーグをチョイス。
で、この選択が大正解。
香辛料がガツンと効いたパンチの強いハンバーグとは全く別の進化を辿った、優しい味わいをしみじみ感じる系なハンバーグ。噛めば噛むほどお肉の旨味が口いっぱいに広がるんだけど、いわゆる「肉々しさ」とは無縁の極めて上品な旨味と風味が素晴らしく美味しかった!
ソースもこれまた絶品で、おそらくは醤油ベースにさまざまな野菜や果物のペーストが調合されているかと思われ。
お肉の旨味を何倍にも引き上げながら、このソースだけでもご飯がペロリとイケてしまうくらいの芳醇な味わいで、ご飯があっという間になくなってしまいましたとさ。
副菜の中で今回のイチオシは、だしまき卵。
卵の素朴な美味しさをシンプルかつ大胆に味わえるだしまき卵で、これぞプロ!という素晴らしい完成度。
シンプルな料理にこそその腕前が出るというけれど、このお店の実力の高さがうかがえる逸品でした。
で、この日は少し時間をずらしてのお邪魔だったので、店内は比較的のんびりムード。
初訪問時はその大盛況っぷりに遠慮した「おやつ」も注文しちゃいました。
・・・って、ん?食べ過ぎだって???
フフフ、、、フフフのフ。
7キロ減のダイエットに成功した今のボクにとっては、カロリーなぞ恐れるに足らず!返り討ちにしてくれるわッ!(というリバウンド予備軍)
ホットケーキ、なり。
ホットケーキといえばボクの中ではラランスさんの独占禁止法状態(?)だったんですが、ここに新たなるマスターピースが登場!
もう、もう、もう~ッ、最っ高に美味しかった!!!
何が最高かって、シロップが邪魔に感じるほどにホットケーキそのものがべらぼうに美味しいったらありゃあしない。
生地をひとくち頬張ると滋味あふれる卵の甘さ、そしてそれを追いかけるようにして広がるバターの塩気。余計や余分が一切ない完璧なるシンプルというカタチがここにありました。
Tecoごはんだって相当美味しかったけれど、このホットケーキはちょっと美味し過ぎ。
今度はホットケーキ目的で行ってしまうかも?
・・・というか、きっと行く、絶対に行く!
美味しい店は、お水まで美味しいってね。
前回記事(cafeTeco(カフェ テコ)さんでTecoごはん)でも書いたけれど、お料理一品一品の全てに手間暇がかかっていて、でもその手間を感じさせないくらいに食材本来の持ち味や個性を丸ごと味わえる稀有なお店だと思います。
何から何まで美味しくて、そして絵になる素敵なお店が近くにあるという幸福、あるいは口福。
2017年09月09日
2017のベスト・オブ・ベスト!『釜山行き』
気がつくとまたもやブログサボリウィークに(苦笑)
サボってる間もいたって通常営業。
コレといってオモシロ楽しいコトもなく、皆様方にお知らせしたい喜ばしい出来事などあるはずもなく、、、
って、あった!あったあったあった!
お知らせしとくコト、あったやんけ!
まだ年末までには3ヶ月以上も残っているんですが、今年のマイベスト映画が早くも決定しましたので「誰もテメェのベストなんか知りたかねぇよ」というご意見につきましては耳を塞ぐという自衛手段を取りつつ、この場を借りて皆様にお知らせしてみたい次第。

【ストーリー】
別居中の妻がいるプサンへ、幼い娘スアンを送り届けることになったファンドマネージャーのソグ。夜明け前のソウル駅からプサン行きの特急列車KTX101号に乗り込むが、発車直前に感染者を狂暴化させるウイルスに侵された女性も乗ってくる。そして乗務員が彼女にかみつかれ、瞬く間に車内はパニック状態に。
異変に気づいたソグは、サンファとその妻ソンギョンらと共に車両の後方へ避難する。やがて彼らは、車内のテレビで韓国政府が国家非常事態宣言を発令したことを知り…。
「韓国で今メチャメチャ面白いゾンビ映画がヒットしてるんだってさ」という噂を耳にして以来ず~と気になっていた今作は、そんな噂やボクの予想の遥か頭上を音速で飛翔するかの如き面白さ。
今年のナンバー1は当然として、一昨年の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、去年の『この世界の片隅に』と同様、今年のベストとかそういうレベルではなくオールタイムベスト級のド傑作でした。
何がそんなに凄いのか?
そんなもん全部だよ、全部!
としか言いようのないほどに頭から尻尾の先まであんこが詰まったたい焼き状態(どんな状態だよ?)なんですが、それでもその魅力のほんの僅かでもお伝えしたいという余計なお世話感まる出しで、ちらっと語ってみたいと思います。
この映画の何がスゴイかって、フレッシュかつ無慈悲なゾンビ描写がしっかり「怖い」にも関わらず、作品のテーマは人間の純真無垢な「愛」だというコト。
ロメロの『ゾンビ』以降星の数ほどのゾンビ映画が作られ、我々ゾンビファンも数多の作品群を観ている(観させられている)ので、「ほほぅ、良く出来てるなぁ」と感じるコトは多々あれど怖いという感情まで至る作品って実はそんなに多くはなかったりします。
ボクの大好きな『アイ・アム・ア・ヒーロー』だって「邦画で世界基準のゾンビ映画がようやっと登場した!」という感激こそあれど、怖かったと聞かれれば「う、うん・・・」と言葉を濁してしまいがちだったりするので。
でも、今作は怖かった。しっかりちゃんと怖かった!
列車内や駅といった閉鎖された空間に密集したゾンビの群れ・・・
ロメロのゾンビが牧歌的にすら思えるほどに凶悪で凶暴。最近流行の「走るゾンビ」なのもあって、こんなん絶対に逃げ切れねぇ感が半端なかったです。
そして、「愛」の部分。
ポン・ジュノ監督の『グエムル』が怪獣映画の皮を被った「家族映画」だったように、今作はゾンビ映画のフォーマットで描かれた愛情についての物語でした。
ネタバレになるので詳細は書かないけれど、親子の愛、夫婦の愛、隣人愛などなど、登場人物たちの行動原理は全て何かしらの愛情に基づいていて、それがもう泣かせるんだよねぇ。
特にラストの10分間なんて涙の止まる隙がないほどにエモーショナルなシーンの連続で、ちょっとでも油断しようものなら声を上げて泣いてしまいそうになるほど。号泣しそうになるのを必至で堪え肩をぶるぶると震わせながらスクリーンを凝視してました。
で、ラストのラスト。
とある人物の歌声に「冒頭のアレが伏線だったのかぁ~ッ!」と涙腺のダム崩壊。
「ゾンビ映画で泣くオマエがどうかしてるってだけのハナシだろ?」というリアクションが返ってきそうなんですが、さにあらず。
劇場内のあちらこちらからすすり泣く声や鼻を啜る音が聞こえてくるという、ゾンビ映画ではちょっとした異常事態。
韓国映画はダイレクトに「情」の部分を刺激する演出や描写が多いけれど、この映画もまた然りでした。
あぁ、思い出すだけでも涙が・・・・。
また極端なコトを書いてしまうけれど、この映画を観て泣かない人とは絶対に友達になれないような気がする。。。
とにかくエンターテイメントとして最高に面白いし、ゾンビ映画史にその爪痕が確実に残る作品なので、是非とも多くの方に観て欲しいんだけど、なにせゾンビだからねぇ。
でも、直接的なグロい描写は意外に少ない(というかほとんどなかったかも)し、ホラーやゾンビ云々を抜きにして災害パニックムービーとして非常に優れた一本なので、この記事を読んでちょっとでも興味が湧いた方は長野ロキシーさんへ騙されたと思って足を運んでみてください。
「面白そうだけど、韓国映画って観たコトないからなぁ」という方もご安心を。
主演のコン・ユさんは何気に大沢たかおに似ているので、観ているうちにだんだんと大沢たかお主演の映画を観ている気持ちになるし(いや、割とマジで)、吹き替え版は実力派声優陣が熱演しているので韓国映画初心者にもハードルは低くなっている模様。
ってか、なんならもうボクが映画代を払って「新感染オフ会」を開催してもいいくらいのテンション。完全に布教モードに入っちゃてますな。
さて、明日は土曜日。
何時の回に観に行こうかな?
で、明後日は日曜日。
劇場、混んでないかな?(何回観れば気が済むんだよ!)
ちなみに、今作には前日譚が存在しておりまして。
アニメ『ソウル・ステーション:パンデミック』がそれ。
というか、そもそもこのアニメがまずあって、その世界観で実写映画を作ったという順番らしいです。
どちらも監督はヨン・サンホ。アニメも作って実写もやってって、どんだけ才人なんだよ!
ただ、この映画にはひとつだけ困ったポイントが。
それは、余りに面白過ぎる為に前日に観た『ワンダーウーマン』の印象が全部吹っ飛んでしまったというコト。
いや、『ワンダーウーマン』もかなり良い映画(単なるアメコミ映画以上に深い部分も含めて)だったし、書きたいコトや語りたいコトだってたくさんあったはずなんだけど、、、ガル・ガドットすまん!
・・・と、ここまで書いておいてアレなんですが、明日は黒沢清監督の新作『散歩する侵略者』が公開されるし、月末にはエドガー・ライトの『ベイビー・ドライバー』も控えているから、今年のベストはまだまだ変動しそうな予感も。。。
サボってる間もいたって通常営業。
コレといってオモシロ楽しいコトもなく、皆様方にお知らせしたい喜ばしい出来事などあるはずもなく、、、
って、あった!あったあったあった!
お知らせしとくコト、あったやんけ!
まだ年末までには3ヶ月以上も残っているんですが、今年のマイベスト映画が早くも決定しましたので「誰もテメェのベストなんか知りたかねぇよ」というご意見につきましては耳を塞ぐという自衛手段を取りつつ、この場を借りて皆様にお知らせしてみたい次第。
『釜山行き』
(邦題『新感染 ファイナル・エクスプレス』)

【ストーリー】
別居中の妻がいるプサンへ、幼い娘スアンを送り届けることになったファンドマネージャーのソグ。夜明け前のソウル駅からプサン行きの特急列車KTX101号に乗り込むが、発車直前に感染者を狂暴化させるウイルスに侵された女性も乗ってくる。そして乗務員が彼女にかみつかれ、瞬く間に車内はパニック状態に。
異変に気づいたソグは、サンファとその妻ソンギョンらと共に車両の後方へ避難する。やがて彼らは、車内のテレビで韓国政府が国家非常事態宣言を発令したことを知り…。
「韓国で今メチャメチャ面白いゾンビ映画がヒットしてるんだってさ」という噂を耳にして以来ず~と気になっていた今作は、そんな噂やボクの予想の遥か頭上を音速で飛翔するかの如き面白さ。
今年のナンバー1は当然として、一昨年の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、去年の『この世界の片隅に』と同様、今年のベストとかそういうレベルではなくオールタイムベスト級のド傑作でした。
何がそんなに凄いのか?
そんなもん全部だよ、全部!
としか言いようのないほどに頭から尻尾の先まであんこが詰まったたい焼き状態(どんな状態だよ?)なんですが、それでもその魅力のほんの僅かでもお伝えしたいという余計なお世話感まる出しで、ちらっと語ってみたいと思います。
この映画の何がスゴイかって、フレッシュかつ無慈悲なゾンビ描写がしっかり「怖い」にも関わらず、作品のテーマは人間の純真無垢な「愛」だというコト。
ロメロの『ゾンビ』以降星の数ほどのゾンビ映画が作られ、我々ゾンビファンも数多の作品群を観ている(観させられている)ので、「ほほぅ、良く出来てるなぁ」と感じるコトは多々あれど怖いという感情まで至る作品って実はそんなに多くはなかったりします。
ボクの大好きな『アイ・アム・ア・ヒーロー』だって「邦画で世界基準のゾンビ映画がようやっと登場した!」という感激こそあれど、怖かったと聞かれれば「う、うん・・・」と言葉を濁してしまいがちだったりするので。
でも、今作は怖かった。しっかりちゃんと怖かった!
列車内や駅といった閉鎖された空間に密集したゾンビの群れ・・・
ロメロのゾンビが牧歌的にすら思えるほどに凶悪で凶暴。最近流行の「走るゾンビ」なのもあって、こんなん絶対に逃げ切れねぇ感が半端なかったです。
そして、「愛」の部分。
ポン・ジュノ監督の『グエムル』が怪獣映画の皮を被った「家族映画」だったように、今作はゾンビ映画のフォーマットで描かれた愛情についての物語でした。
ネタバレになるので詳細は書かないけれど、親子の愛、夫婦の愛、隣人愛などなど、登場人物たちの行動原理は全て何かしらの愛情に基づいていて、それがもう泣かせるんだよねぇ。
特にラストの10分間なんて涙の止まる隙がないほどにエモーショナルなシーンの連続で、ちょっとでも油断しようものなら声を上げて泣いてしまいそうになるほど。号泣しそうになるのを必至で堪え肩をぶるぶると震わせながらスクリーンを凝視してました。
で、ラストのラスト。
とある人物の歌声に「冒頭のアレが伏線だったのかぁ~ッ!」と涙腺のダム崩壊。
「ゾンビ映画で泣くオマエがどうかしてるってだけのハナシだろ?」というリアクションが返ってきそうなんですが、さにあらず。
劇場内のあちらこちらからすすり泣く声や鼻を啜る音が聞こえてくるという、ゾンビ映画ではちょっとした異常事態。
韓国映画はダイレクトに「情」の部分を刺激する演出や描写が多いけれど、この映画もまた然りでした。
あぁ、思い出すだけでも涙が・・・・。
また極端なコトを書いてしまうけれど、この映画を観て泣かない人とは絶対に友達になれないような気がする。。。
とにかくエンターテイメントとして最高に面白いし、ゾンビ映画史にその爪痕が確実に残る作品なので、是非とも多くの方に観て欲しいんだけど、なにせゾンビだからねぇ。
でも、直接的なグロい描写は意外に少ない(というかほとんどなかったかも)し、ホラーやゾンビ云々を抜きにして災害パニックムービーとして非常に優れた一本なので、この記事を読んでちょっとでも興味が湧いた方は長野ロキシーさんへ騙されたと思って足を運んでみてください。
「面白そうだけど、韓国映画って観たコトないからなぁ」という方もご安心を。
主演のコン・ユさんは何気に大沢たかおに似ているので、観ているうちにだんだんと大沢たかお主演の映画を観ている気持ちになるし(いや、割とマジで)、吹き替え版は実力派声優陣が熱演しているので韓国映画初心者にもハードルは低くなっている模様。
ってか、なんならもうボクが映画代を払って「新感染オフ会」を開催してもいいくらいのテンション。完全に布教モードに入っちゃてますな。
さて、明日は土曜日。
何時の回に観に行こうかな?
で、明後日は日曜日。
劇場、混んでないかな?(何回観れば気が済むんだよ!)
ちなみに、今作には前日譚が存在しておりまして。
アニメ『ソウル・ステーション:パンデミック』がそれ。
というか、そもそもこのアニメがまずあって、その世界観で実写映画を作ったという順番らしいです。
どちらも監督はヨン・サンホ。アニメも作って実写もやってって、どんだけ才人なんだよ!
ただ、この映画にはひとつだけ困ったポイントが。
それは、余りに面白過ぎる為に前日に観た『ワンダーウーマン』の印象が全部吹っ飛んでしまったというコト。
いや、『ワンダーウーマン』もかなり良い映画(単なるアメコミ映画以上に深い部分も含めて)だったし、書きたいコトや語りたいコトだってたくさんあったはずなんだけど、、、ガル・ガドットすまん!
・・・と、ここまで書いておいてアレなんですが、明日は黒沢清監督の新作『散歩する侵略者』が公開されるし、月末にはエドガー・ライトの『ベイビー・ドライバー』も控えているから、今年のベストはまだまだ変動しそうな予感も。。。
2017年09月02日
尚念さんの中華そば
ダウンしちゃった、テヘペロ。
ここのところちょっと忙しくて。
今が頑張りどころだと自分的にも気合が入っていて、柄にもなくちらっと無理をした、、、というか無理を重ねた結果、ものの見事にダウン。2日間ほど床に臥せっておりました。
風邪とかじゃなく、完全なるエネルギー切れによるバタンQ。
頑張りどころなのに無理してダウンしてちゃ元も子もないのにねぇ。トホホ。。。
2日も寝倒していれば流石に体力も回復して、そろそろ社会復帰でもすべという気持ちにもなりつつあるんですが、いかんせん気力の方がね。
ダルい眠いしぼんやりするしでイマイチぱっとしない雰囲気。
久しぶりにブログを開いてみたものの、毎度お馴染みなバカっ話を考えるのもちと億劫だったりするので、定期テロとしての美味しかったモノ画像をシンプルにてお見舞いしたいと思う次第。

泣く子も黙る人気店、尚念さんの中華そば(限定)なり。
週末の大行列が最早「日常の風景」になりつつある人気つけ蕎麦屋さんなんですが、この日は何故か行列もなく店内にも空きがあったので迷わず入店。
普段はつけ蕎麦のみが提供される専門店なんですが、この日は特別スペシャルデー(by国生さゆり)だったらしく、限定の中華そばにありつけました。
もうさ、アレだよね、この写真だけでも「コレ確実に美味しいヤツだ!」というのが伝わるよね。
お品書きによると出汁には岩手県産の合鴨が使用されているとのコトで、スープをひとくち啜ると醤油のまろやかさの奥に鴨が醸し出す(ダジャレか!)コクや深みが感じられて、非常に上品かつ芳醇な味わい。
特筆すべきはこのチャーシュー。
チャーシューというよりは最早お肉料理として普通に完成度が高くて、これまたお品書きに寄りますとスペイン産のイベリコ豚ベジョータを使用しているんですって奥様(誰だよ?)
イベリコ豚ならではの脂身の甘さが兎にも角にも絶品で、お肉の火の通り具合も絶妙。この中華そば自体は800円(税込)なんですが、ちょっと小洒落たお店にいけばこのお肉だけでラーメン代以上の金額は請求されても決して不思議ではないほどに素晴らしい仕上がりでした。
美味しいという言葉しか見つからない格別な一杯。
はじめて尚念さんに行ったのは、たしかオープン初日。たまたま偶然にお店の前を通りかかってぶらりと入ったお店が、まさか長野を代表するくらいに美味しいお店になるなんて・・・
こんなコトいっちゃアレだけど、長野(しかもあんな場所)にあるのは何かの間違いなのでは?と思えるくらいに特別な存在感を感じるお店です。
ちなみに、レギュラーメニューのつけ蕎麦はこんな感じ。

なんだかもう、風格や貫録すら感じる(笑)
で、
こちらは記事にはしなかったけど尚念さんといえばコレも名物だった豚蕎麦。

残念ながら今はもう提供されていなくて。。。
二郎系って実は苦手だったんですがこれを食べて考えが改まって、その後いろんなお店の二郎系を食べた結果「やっぱりこれが一番美味しいや♪」という結果に落ち着いた、そんな灯台モト冬樹、、、もとい下暗しな一杯でしたとさ。
・・・って、あれ?
いつもみたいに駄文を書くのに精を出していたら、なんだか気持ちも元気になってきたような気がするゾ。
この調子なら、、、
うんうん、この調子なら!
『ワンダーウーマン』のレイトショーを観に行けそうな気がする。
ってか、行っちゃえ!(ネットでチケットを予約しながら)
ここのところちょっと忙しくて。
今が頑張りどころだと自分的にも気合が入っていて、柄にもなくちらっと無理をした、、、というか無理を重ねた結果、ものの見事にダウン。2日間ほど床に臥せっておりました。
風邪とかじゃなく、完全なるエネルギー切れによるバタンQ。
頑張りどころなのに無理してダウンしてちゃ元も子もないのにねぇ。トホホ。。。
2日も寝倒していれば流石に体力も回復して、そろそろ社会復帰でもすべという気持ちにもなりつつあるんですが、いかんせん気力の方がね。
ダルい眠いしぼんやりするしでイマイチぱっとしない雰囲気。
久しぶりにブログを開いてみたものの、毎度お馴染みなバカっ話を考えるのもちと億劫だったりするので、定期テロとしての美味しかったモノ画像をシンプルにてお見舞いしたいと思う次第。

泣く子も黙る人気店、尚念さんの中華そば(限定)なり。
週末の大行列が最早「日常の風景」になりつつある人気つけ蕎麦屋さんなんですが、この日は何故か行列もなく店内にも空きがあったので迷わず入店。
普段はつけ蕎麦のみが提供される専門店なんですが、この日は特別スペシャルデー(by国生さゆり)だったらしく、限定の中華そばにありつけました。
もうさ、アレだよね、この写真だけでも「コレ確実に美味しいヤツだ!」というのが伝わるよね。
お品書きによると出汁には岩手県産の合鴨が使用されているとのコトで、スープをひとくち啜ると醤油のまろやかさの奥に鴨が醸し出す(ダジャレか!)コクや深みが感じられて、非常に上品かつ芳醇な味わい。
特筆すべきはこのチャーシュー。
チャーシューというよりは最早お肉料理として普通に完成度が高くて、これまたお品書きに寄りますとスペイン産のイベリコ豚ベジョータを使用しているんですって奥様(誰だよ?)
イベリコ豚ならではの脂身の甘さが兎にも角にも絶品で、お肉の火の通り具合も絶妙。この中華そば自体は800円(税込)なんですが、ちょっと小洒落たお店にいけばこのお肉だけでラーメン代以上の金額は請求されても決して不思議ではないほどに素晴らしい仕上がりでした。
美味しいという言葉しか見つからない格別な一杯。
はじめて尚念さんに行ったのは、たしかオープン初日。たまたま偶然にお店の前を通りかかってぶらりと入ったお店が、まさか長野を代表するくらいに美味しいお店になるなんて・・・
こんなコトいっちゃアレだけど、長野(しかもあんな場所)にあるのは何かの間違いなのでは?と思えるくらいに特別な存在感を感じるお店です。
ちなみに、レギュラーメニューのつけ蕎麦はこんな感じ。
なんだかもう、風格や貫録すら感じる(笑)
で、
こちらは記事にはしなかったけど尚念さんといえばコレも名物だった豚蕎麦。
残念ながら今はもう提供されていなくて。。。
二郎系って実は苦手だったんですがこれを食べて考えが改まって、その後いろんなお店の二郎系を食べた結果「やっぱりこれが一番美味しいや♪」という結果に落ち着いた、そんな灯台モト冬樹、、、もとい下暗しな一杯でしたとさ。
・・・って、あれ?
いつもみたいに駄文を書くのに精を出していたら、なんだか気持ちも元気になってきたような気がするゾ。
この調子なら、、、
うんうん、この調子なら!
『ワンダーウーマン』のレイトショーを観に行けそうな気がする。
ってか、行っちゃえ!(ネットでチケットを予約しながら)