2014年12月31日

大晦日

皆さま、大晦日の夜をいかがお過ごしでしょうか?

大切な家族や、愛しい恋人と一緒に一年の締めくくりの時間をのんびりと過ごされている方も多いのではないでしょうか。

え?ワタクシ?
ボクはこんな素敵な相方と、この時間を共に過ごしておりますよ♪








・・・って、

クスリ(合法)じゃねぇかッ!




今朝、喉の痛みで目が覚めてからず~っと、具合が悪いんだよねぇ。
熱は微熱程度なので、インフルじゃない(と思う)んだけど、声は出ないし喉は激痛。全身がダルくて意味不明に眠たいし、おまけに鼻水のダムは決壊しっぱなしで、もしかしたら今年一番の具合悪さなんじゃねぇかコレ?ってな塩梅。
日がな一日薬を飲んで大人しく寝ておったので、締めくくり感が果てしなく0%な、そんな2014年の大晦日でございます。

ふぅ、お正月は文字通りの「寝正月」になりそうな予感が教師ビンビン物語だねこりゃあ。。。



とまぁ、そんなこんなで相変わらず調子っぱずれな本ブログなんですが、削除されずに今年もなんとか年を越せそうです。
四十路ヂイのくっだらねぇシモネタにお付き合いいただき、慙愧・・・もとい感謝の念に堪えません。

また来年も何卒よろしくお願い申し上げる次第。

さぁて、クスリが聞いてきたのか、ちらっと眠くなってきたので、これにてドロン。
皆さま、良いお年を!



PS...
今夜の紅白、ボクも出演するから見てね~♪
この世に生を受けて40年、まさか紅白歌手になろうとは!

・・・って、ももクロのコーラス部分で9万分の1として参加してるだけなんだけどね(^ ^;)

  


Posted by miroku at 18:32Comments(0)日記

2014年12月30日

小さな巨人にエールを込めて

今年も残すところ、あと1日。
「やべぇ、そろそろ手ぇつけねぇと間に合わねぇぞこりゃ・・・」という悲壮なる覚悟のもと、重い腰を上げて昨日から大掃除に着手。
懐かし写真や恩師や友達からの手紙、それに元カノと撮ったプリクラなどなど、次々と発掘(?)される掃除妨げアイテムに心奪われつつも、1日半かけてやっとこさ大掃除終了~

・・・ってか、大掃除をやっているつもりが、いつのまにか部屋の模様替えになっちゃってたんだけれども。



部屋のイメージをがらっと変えて、気持ちも一新。
時間はかかったけれど、一年のうちに溜まった凝りがキレイに落ちたような気がします。






改装した本棚の一部。
諸星大二郎ももクロ土偶エイリアンマリアンヌ東雲女史が一堂に会す、カオスな状況になっとります。





で、

だ。

そんな四十路ヂイのお部屋事情なんかはどうでもよくって、いざ本題へ。



元気でありやす
ももかー!!!




小さな巨人にエールを込めて。。。


  


Posted by miroku at 23:38Comments(6)日記

2014年12月28日

和柄な手帳

クリスマス、ももクロ、そして仕事納めと、先週はなんだかんだバタバタと忙しなく、気が付いたらもう年末年始のお休みに突入。ブログも半開店休業状態でした。

ってコトで、さぁて!先日参戦したももクロのライブについて、気合入れて熱さ(&キモさ)満点な長文記事でもしたためっかな♪




・・・と思ったんですが、それはそれで正直ちとめんどいので(オイッ!)、ももクロ記事はまた後日元気のイイ時にってコトで、とっとこハム太郎・・・もとい、とっとと本題へ。
注文していた来年の手帳が届きましたよってオハナシなんかをば。









京都の和装屋さん特製の手帳なり。どう?渋いっしょ。
アンティークの着物の生地を利用した手帳なんだけど、オサレ過ぎずヂヂイ臭過ぎずな丁度いい塩梅の遊び心があって、プライベート用の手帳は毎年このお店って決めてまして。

まぁ、哀しいかな手帳がぎっちりと埋まるほど充実したプライベートなんかじゃちっともないんだけど、手元にひとつ「和」なモノを置いておくとさ、なんとなく気持ちが良かったりもするもので。



来年はこの手帳がまっくろに埋まるくらい、充実させなきゃな♪

充実するといいな。

充実、すっかなぁ・・・(哀しみいっぱいのトーンダウン)



  
タグ :手帳


Posted by miroku at 23:14Comments(8)日記

2014年12月26日

Shining Snow Story






某所のクリスマスイルミネーション。
たいへん幸せな時間を過ごして参りました。

夢のようなひとときも終わって、さぁて、現実に戻るとすっかな!

ps.
明日、腕上がっかな…(ペンライトの振り過ぎ)

  


Posted by miroku at 01:33Comments(4)日記

2014年12月25日

聖なる夜の、性なる思い出♡(注:タイトル詐欺)

今日は、クリスマスイブ。

聖なるじゃなくて、性なる夜♡に励んでおられるアベック(死語)の皆様方も多いんじゃないでしょうか?





・・・などと、使い古されたクソ下ネタをなんの恥ずかしげもなくカマす妖怪四十路ヂイなボクなんですが、若かりし頃はそんなスペシャル且つアダルティーなイブの思い出のひとつやふたつあったりしますよ♡

あれはたしか、クリスマスと週末が重なったある夜のコト。
ラブホ難民をなんとかクリアし、ようやっと一件のラブホに入店。いざ鎌倉!(なんだそりゃ?)と相成ったその瞬間、



「・・・この部屋、出よ」



と、当時付き合っていた相方さんから、そんな無慈悲な一言が。

こちとらもう、ドラゴンボールで例えると超サイヤ人状態。水戸黄門で例えると「この紋所が目に入らぬか!」状態。ももクロのライヴで例えると「チャイマックス、いっチャイマ~ックスッ!」(あーりんの声で)状態。笑点で例えると・・・っていいかげん例えるの止めろ!

ま、まぁ、そんなこんなで臨戦態勢マンマンだったんですが、相方さんの鋼の意志は変わらず、ナニも・・・もとい、何もしないまま僅か十数分でそのラブホを後にしました。

その時のボクの心情たるや、例えると「特捜最前線」でエンディングテーマの「私だけの十字架」(唄:チアリーノ)が流れ始める時の寂寥感にも似た・・・って、だから例えるの止めろや!しかも古すぎるだろッ!



で、

ね。

帰りの車の中で、相方さんにその理由を尋ねると、彼女は顔を真っ青にしながら、


「透明なおじさんが、じっとこっちを睨んでた・・・」


と、震える声でそう呟きましたとさ。。。





・・・って、



イブの夜に書く内容じゃねぇだろッ!!!








え、いや、う~んと、そんなクリスマスあるある(←ねぇよ!)は置いといてっと。とっとと本題へ。
聖夜やイブとは一切関係なく、今日買ったグミが新鮮食感で美味しかったってハナシ。








UHA味覚糖コロロ(マスカット味)なり。

普段はあまりグミは食べないんだけど、これはパッケージになんとなく惹かれてジャケ買い。
プチっと弾けて風味が口の中いっぱいに広がっていくその感じは、多少の誇張を許して頂ければですね、ホントのマスカットを一粒口の中に放り込んだよう。

これ、ハマるかも♪

とりあえずは明日、もうひとつのグレープ味を買ってみようっと^^



・・・え?本題よりも前フリの方が長いって???

だってそんなの、いつもじゃん。
それにさ、前戯は気合いれるんだけど、いざ本番となったら全然ヘタクソな男って結構いるじゃん(・・・涙)




ってか、シモネタばっかだな今日。。。



  


Posted by miroku at 00:15Comments(2)日記ごはん

2014年12月22日

仁義と太陽






今月の「映画秘宝」の表紙が、劇的にカッコ良いので思わずアップ。

これはアレだね、映画『県警対組織暴力』(傑作!)のスチール写真だと思うんだけど、文太兄ィのクールでホット(どっちだよ?)な勇姿がちょっと眩し過ぎるなぁ。



菅原文太という希代の役者が亡くなって、早一ヶ月が経とうとしているけれど、どの局も追悼作品を放送する気配が全くないまま、年が明けようとしています。

まぁ、『仁義なき戦い』にしろ『トラック野郎』にしろ、今のご時世に合う作品ではないかもしれないけれど、「時世に合わない=つまらない」なんかでは決してなくて。

特に『仁義なき戦い』なんてコレ、ヤクザ映画じゃないからね。
ヤクザ社会を描いてはいるけれど、平家物語や三国志の如き歴史劇であり、様々な価値観がぶつかり合う大河ドラマであり、男という生き物のパターンが全て出そろう男子図鑑であり、劇中の全ての言葉が名台詞という稀有な格言集であり、トンチンカンな人々がたくさん登場する抱腹絶倒なコメディーであり・・・と、「であり」がいくつあっても足りないくらいに多面的で、一筋縄じゃいかない傑作なんです。

混迷する現代にこそ、地上波で流すべき作品だと思います。

お正月にシリーズ一挙5作連続放送とかやっちゃくれまいか?いや、真剣(マジ)で。





文太兄ィといえばもう一本。
一番脂が乗っている頃の妖艶なジュリー(沢田研二)と共演した、『太陽を盗んだ男』。コレも極めてド傑作なんだけど、内容が内容だけに3.11以降この国じゃ絶対にテレビじゃ流せなくなっちゃったしなぁ。

まだ幼き小学生時代、テレビの深夜映画でこの作品を観て、


・・・え?
・・・え???
えぇぇぇ~~~ッ?!?!




驚天動地過ぎるそのラストシーンに度胆を抜かれたどころか、確実にトラウマになったのも今となっては良い思い出。
生まれて初めて「映画ってすげぇ!」と感じた、ある意味ボクの映画童貞を奪った作品です。

気になる方は「太陽を盗んだ男」でクリック(←どこぞのCMか?)


  


Posted by miroku at 23:41Comments(2)日記映画

2014年12月21日

パンポルカでオサレランチ

伸びた髪がいいかげんウザくなってきたので、美容院へ。

ここをこう、ちょっとさっぱりしたカンジで・・・とカリスマ美容師(嘘)に伝えて、完成した新しき我が髪型。それは・・・


うわッ?!また蓮舫かよッ!!!



・・・う、うん、帽子が手放せない冬になりそうです。ぎゃふん!







で、

だ。

そんなクソ中年の髪型事情なんてどうでもいい戯言はおいといてっと、四十ヂヂイがオサレなパン屋さん(カフェも併設)でランチしてきましたよってハナシを、場違い感たっぷりにお送りしてみたいと思います。









ブーランジェリー・パンポルカのランチ(クロックマダム)でござい♪

このお店、雫さん(画像テロ検定1級)のブログで紹介されていてかなり気になってたんだけど、ようやっとクリアするコトができました。

ランチは2種類。BLTサンドかクロックマダムのどちらかを選ぶ寸法になってまして。



「マダム = 人妻 = なんかエロい♡」



という妄想過剰な理由から(バカヤロウ!)、今回はクロックマダムをチョイス。

カリカリにトーストされたパンとハムの香ばしさ、そこにホワイトソースとトロトロの目玉焼きが絡まって、バツグンに美味しゅうございました♪




せっかく評判のパン屋さんに来たんだから、パンも買って帰らねばってコトで、テイクアウトでこんなモノも。







ネギのタルティーヌと、茄子とミートソースのパンなり。

これまた美味し。
特にネギのタルティーヌは、今までに食べたコトのない食感&味わいがかなり新鮮で、且つべらぼうに美味しかった!
ネギの香ばしさとパンって、こんなにも相性が良かったなんて、知らなかったなぁ(しみじみと)



「今度は、あのパンを買ってみようっと・・・ってか、明日また来たい!」



と食べ終わった瞬間にそう思える、リピート確定必至なお店でしたとさ。



  


Posted by miroku at 21:27Comments(4)日記ごはん

2014年12月18日

照らしてやれよぉ、照らしてやれって!

お久しぶりに、ももクロばなし。

朝っぱら・・・ってか、朝どころか夜明け前から雪のヤロウ共にヒーヒー言わされて(雪かきの意)、いい加減疲労困憊だったトコロにこんなニュースが。


藤やんが『幕が上がる』に出演!


雪かきの疲れも吹っ飛ぶこの衝撃ッ!!!
もしかしたら、ここ最近で一番びっくりしたかも・・・




って、「さっきからこの人の言ってるコト、ちっとも要領を得ないんだけど・・・日本語?」と小首を傾げておられる方々も多いかと思いますので、ちと補足説明をば。

藤やんというのは、北海道発の人気バラエティー「水曜どうでしょう」の名物ディレクター藤村忠寿氏の愛称で、『幕が上がる』は来年2月公開予定のももクロ主演の映画です。
つまり、ももクロと水曜どうでしょうが交わったってコトなんです!

どちらも興味がない方にとっては、「・・・で?」という非常に無機質なひとことで片付いちゃうコトなんだろうけれど、藩士(どうでしょうファン)兼モノノフ(ももクロファン)にとって、これほどの吉報はないんじゃないでしょうか・・・でしょ、と〇きちさん?


ももクロの名物マネージャkwkmこと川上アキラ氏がどうでしょうの大ファンってコトもあって、ももクロとどうでしょうは今までも何かと間接的にニアミスしているようなカンジだったんだけど、いよいよ本筋で合流かぁ・・・
kwkmと藤やん。どちらも業界の慣習に捕らわれない、ある意味「異端児」な存在なので、相性は良さそうな気がする。裏方なのに表方以上に露出過多なのも似てるしね。


どうやら映画に出るのは藤やんだけで、嬉野先生はご出陣なさらぬ模様。
どうでしょう軍団だと、ボクは箱押しのうれしー寄り(?)なので、それだけがちと残念ではあるんだけど、これで増々映画の公開が楽しみになってきたなぁ!












先日発売された、文庫版原作本。
ももクロとか映画とか関係なく、高校演劇を舞台にした非常に優れた青春小説なので、冬の夜長のお供に是非♪



  


Posted by miroku at 23:59Comments(4)日記映画

2014年12月17日

新作ハーゲンと大寒波

全国的にちょっと洒落にならない状況になってますね、雪。

12月でこれだけ降るって、ここ最近だとなかったような・・・というか、ここ数年、毎年毎年「異常気象だ」と言ってる気がする。
もう、異常なのが平常運転なパターンに入っちゃったのかな。。。




・・・って、メンゴ(昭和語)。いささか湿っぽいハナシしちゃった。
話題を軌道修正して、テンション上げっかな!





明日は五時起きで、雪かきしなきゃ・・・




って、




湿っぽさ増してんじゃねぇかッ!!!






と、こんなつまらねぇノリツッコミをかましたところで、降る雪の勢いがおさまるワケでもなく(当たり前だよ!)、とっとと本題へ。
数年に一度の大寒波の日にするハナシじゃないとは思いつつ、アイスのハナシ。ハーゲンの新作がとても美味しかったので記事にしてみましたよって寸法です。






「クリスピーサンド ショコラオランジュ」




オレンジとチョコレートの相性が抜群なんて法則は、味覚オンチなボクでも重々承知の助(再びの昭和語)なんですが、この法則はアイスになっても健在ですなぁ♪

柑橘の爽やかな酸味がほのかに香るオレンジアイスと、それを包み込むチョコレートの上品な苦みがかなり美味し。
アイスの中に入っているオレンジピールも良い仕事してました。

外は雪だけど、部屋の中であったかおこたに入りながら「雪見ハーゲン」なんてのも、なかなか楽し。



などと、いつのの調子で呑気に〆てみたものの、大雪の被害がこれ以上大変なものにならぬことを、ただただ祈るばかりです。



  


Posted by miroku at 22:55Comments(6)日記ごはん

2014年12月15日

ドグーに首ったけ


・ ・ ・(もぞもぞ)

・ ・ ・(もじもじ)

ア、アタイさ、、、

はじめてだから、、、

痛くしちゃイヤ~ン♡
(期待と興奮、そしてなにより恥じらいのあまり頬を赤らめながら)





というコトで、こんな本をゲットせり。



「はじめての土偶」






いやぁ、先の国宝展以来、こちとらもうすっかり土偶にジュディ・オング状態(魅せられちゃってる)なんですが、鉄は熱いうちに叩けとばかりに、土偶関連の本やら情報やらをインプットしてる今日この頃。
そんな中でも、この本は大当たりでした。

土偶のユーモラスな部分をフューチャーした作りになっているので、全くの初心者なボクでもとっつき易いし、土偶についての基本的な情報や時代背景なんかも大まかに触れられているので、勉強にもなりました。



今を去るコト5~6年前。
仏像がブームの兆しを見せ始めた頃に、女子の皆さん向けにユーモラスだったりカワイイ部分をフューチャーした本がたくさん出版されたっけ。
仏像ガールなんて人がメディアに出始めたのも、あの頃だったなぁ。



土偶界(?)にもこんなふうに女子向けっぽい雰囲気をまとった入門書があるってコトは、ブームの下地がすでに出来ているってコトなのかな。







「土偶・コスモス」






こんな本もサーチ&デストロイ。
先の入門書とは異なり、こちらはちゃんとした学術書、しかも定価が3000円(税別)というコトもあって、とりあえず図書館で借りてきたんだけど、まるでケイブンシャの怪人・怪獣大百科(古ッ!)の如く土偶の数々がステキなお写真と共に網羅されている素晴らし過ぎるその内容に、アマゾンでポチる覚悟がついさっき(5分ほど前)できましたとさ。



土偶、恐るべしッ!!!


  
タグ :土偶仏像


Posted by miroku at 22:48Comments(4)日記仏像

2014年12月13日

映画『インターステラー』を観た

師走の風物詩といえば、その一年の人間関係の総決算ともいえる忘年会

自慢じゃないが交友関係がまるで都内の格安物件の間取りの如く狭いボクなんですが(←ホントに自慢するこっちゃないだろ!)、それでも多少はそんな場に御呼ばれする機会もありまして。
で、昨夜はそんな場でした。



ただ、友達でもなく、かといって仕事関係の繋がりでもない、かなり薄い繋がりの忘年会だった為、居心地の悪さというか「あぁ、早く帰って『ダークナイト・ライジング』観てぇな感」がハンパなく。。。

収穫といえば、2次会で連行されたスナックのカラオケで「一番星ブルース」「新宿(じゅく)の与太者」「吹き溜まりの唄」という追悼・菅原文太メドレーを熱唱できたコトくらいかな。
えぇ、スナックのママから

「なんでこんな古い歌知ってんの?アンタ一体トシいくつ???」

というお褒めの言葉(?)を頂戴した以外は、周りは思いっきりドン引きでしたとも♪(←カラオケテロ)



んでさ、そんな居心地の悪い飲み会の最中、オフ会ってワケじゃないけれど、このブログに遊びに来てくれる変わり者の・・・もとい、心優しい皆さんで忘年会でも出来たら楽しいだろうなぁとも一瞬考えつつ、「こんな場末の不人気ブログじゃ誰も集まらねぇだろそんなもん」という冷静かつ客観的な判断で即刻却下した次第。ってコトで、とっとと本題へ。

話題の映画、『インターステラー』を観てきましたよの巻。





『インターステラー』








【ストーリー】
 近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。
 地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。





※※ 以下、ネタバレは極力避けた勝手感想をば ※※
※※ 事前情報を一切入れたくない方は要注意 ※※




監督は『バットマン』シリーズや『インセプション』でお馴染みクリストファー・ノーラン「必要以上に重厚な演出」なノーラン節は今回も健在で、今作はその重々しい演出と、最新の宇宙理論に基づいた理系テイストとの相性が抜群に良かった!
巷に溢れる「SF」(Science Fiction)という言葉、本作はその言葉を正しく継承した「SFマインド」溢れる空想科学大作でした。


地球を救う・・・否、地球を捨てて宇宙に新天地を求めざるをえなくなった人類の運命を背負った主人公に、今をときめくマシュー・マコノヒー
クリスちゃん(クリスチャン・ベール)と一緒に、ドラゴンをノリノリでハントしてた頃(映画『サラマンダー』より)は、この人はもうB級アクション映画に骨を埋める覚悟なのかなぁ・・・と心配したのも今は昔。最近の大活躍(脱ぎっぷりも含めて)を見てると、しばらくはこの人から目が離せないなぁ。硬軟織り交ぜた作品選びもセンス良いよね。


そんなマシューお父さんの宇宙冒険と、地球に残した娘の2つの視点でストーリーが進んでいくんだけど、面白いのがその時間軸のギャップ感。
相対性理論やブラックホール理論によると、地球と宇宙では時間の流れるスピードは異なっていて、それは重力によって変動する・・・と、ない知恵をフル活用して無理矢理書いてみたんだけど、とにかくそんなこんなで(←アバウト過ぎんだろ!)、マシューお父さんが宇宙で活躍している間にも、娘はどんどん年を取っていきます。

その設定は地球を発つ時に娘と約束した、「絶対に帰ってくる。それがいつになるのかは分からないけれど、たとえおまえが今のパパと同い年になっても・・・」という親子の約束のシーンの伏線にもなっていて、物語の最後の最後で見事に・・・って、これ以上書くと本格的にネタがばれちゃうので自粛するけれど、シーンのひとつひとつに意味がある、そんなストイックな展開は流石のひとこと。


重厚なSFストーリーと、親子愛・・・というか、人類愛(もっと言い切ってしまうと、人間の持つ「愛」という感情のエネルギー)の物語が、まるでDNAの二重螺旋のように絡み合った今作、必見でございます!




んでもって、ここからは見どころポイントのいくつかを箇条書きで。




【ロボのセンスが♡】
SFといえばロボット。今作にも主人公チームをサポートするロボが出てくるんだけど、これがもう最高!

 「え?21世紀の超大作映画で、このデザイン???」

と、幼稚園児でもリアルタッチで再現できるようなシンプル過ぎるデザインと、大昔のB級SF映画テイスト溢れるアナログ感覚が素敵なロボの誕生でした。
CGを多用せず、実物大の模型を作って人間が動かしてるってのもポイント高し。




【人類滅亡の原因がアレ?】
今回、人類滅亡の理由はズバリ異常気象。
多発する砂嵐が原因で農作物が出来なくなって地球まるごと食糧不足になっているという状況は、こういったデザスター映画ではさほど珍しい設定ではないんだけど、そこから先のハナシがちょっと面白(?)くて。

農作物を含めた光合成をする植物全般が死滅し、その結果地球上から酸素が亡くなるという、人類の死因は窒息死というのが新鮮でした。
科学的進歩を止め、軍隊やNASAもなくなり、人類総農民化した近未来の寒々とした光景もなかなか印象深かったな。




【キャストが豪華・・・ってか異色】
今作はキャストが豪華!
主演のマシューお父さんを始め、キャットウーマンことアン・ハサウェイや、ノーラン組の常連マイケル・ケイン、アカデミー女優のジェシカ・チャステインなどなど、お馴染みのあんな人こんな人がたくさん出演しておるんですが、物語の終盤に登場する人類存続のカギを握る天才科学者役に、なんとアノ人が登板!

「これって、日本でリメイクしたら本田博太郎田口トモロヲがやるような役どころだよね・・・」

という味わい深い(?)人物を、体当たりで好演されてましたとさ。





以上、『インターステラー』の自分勝手レヴューでした。長文失礼。
とにかくだ、劇場の大画面で観るべき作品!必見ッ!!!




PS...
さてっと、『インターステラー』はクリアしたでしょ。
あとは『フューリー』『ゴーン・ガール』、それと『西遊記~はじまりのはじまり~』でしょ。ロキシーでやってる市川雷蔵祭りもあるし、忘れちゃいけない『ホビット 決戦のゆくえ』も・・・あ、午前十時の映画祭で『仁義なき戦い』もやってるんだった!

・・・全部観れっかな(きっと無理)


  


Posted by miroku at 13:32Comments(4)日記映画

2014年12月12日

黒炒飯

帰宅後、「ん、ちょっと頭痛くね?」と感じて、バファリンを飲んで軽く横になったトコロ、気が付いてみたらもうこんな時間(夜中の1時過ぎ)。

頭痛が治ったのはいいんだけど、中途半端に仮眠しちゃったもんだから、逆に眠れなくなっちゃったなぁ。。。

ってコトで、睡魔が訪れるまで記事のひとつでもでっち上げておこうかなっと。




先日、長野でも無事第4シリーズの放送が終了したドラマ『孤独のグルメ』
今シリーズの中で一番気になったのが、渋谷にある中華屋店の黒炒飯

炒飯にあるまじき真っ黒いビジュアルと、相変わらずのゴローさんの気持ちの良い食べっぷりに、見ていて食欲がぐいぐいと刺激されちゃって。
この前の東京旅で訪れてみようかな?とも思ったんだけど、地理的&時間的に都合が合わず、だったら長野でも食べれるお店あるのかな?と、ネットでサーチ&デストロイ。

で、

あったあった!長野でも黒炒飯が食べれるお店、ありました!!!








福来飯店黒炒飯定食(半ラーメン付き)でござい♪

うん、真っ黒いビジュアルはドラマに出てたのと確かに似てる。で、気になるお味はといいますと、、、


・・・


・・・


・・・うまッ♪




見た目通りの濃厚な醤油風味が美味しい炒飯でした。
醤油の香ばしいコクと風味が、米粒ひとつひとつにしっかりと絡まっていて、食感的には炒飯というよりもドライカレーのねっとり感に近いかも。

もう、ひとくち食べた瞬間に「美味い!」と感じる衝撃。お腹が減っている時にこういうインパクトのある味って、最高ですな。

基本、炒飯はパラパラ派だけど、こういうのも悪くないね・・・ってか、全然アリだと思います。
半ラーメンも、「ラーメン」ではなく「拉麺」という感じで(伝わるかな、この違い・・・)、いかにも中華屋さんな感覚に大満足。

このお店、リピ確定だわ^^





・・・あ、忘れてた。
写真には撮らなかったんだけど、餃子もメチャメチャ美味しかったんだココ!

大ぶりの餃子をひとくち噛むと、モチモチ皮の食感にまずヤラれ、その直後に襲いかかる肉汁ジュワ~攻撃(?)で完全敗北。
お店の餃子でここまで美味しいのって、久しぶりだったかも?

うん、長野で中華が食べたい時の手駒がひとつ増えたな♪



と、ここまで書いて、なんとな~くチラホラと生あくびも出てきたので、そろそろベッドに潜り込むとすっか。
それでは皆様、オヤスミナサイ。。。










  


Posted by miroku at 01:31Comments(6)日記ごはん

2014年12月09日

モノクロテスト

忘れた頃の写真ネタ。














iPhone6+のカメラテストも兼ねて、モノクロで撮った「カッコつけ写真」を何枚かをアップ。

哀しいかな写真の出来栄え云々は別にして、本体のカメラの性能は、5よりもアップしてるような気がする。

よし、あとはカメラセンスを磨くだけなんだけど、それが最大のネックなんだよなぁ。。。


  
タグ :カメラ写真


Posted by miroku at 23:29Comments(6)日記写真

2014年12月08日

牛のチカラ!

東京旅の孤独グルメ、もういっこあったの忘れてた!
せっかく写真も撮ったので、アップしておこうっと。

ドラマ『孤独のグルメ』とは関係なく、ボクが東京に行った時はほぼ必ず食べているといっても華厳の滝ではないくらいに、大ハマりでお気に入りなコレ!








上野駅前、「牛の力」東京牛丼ナリ。

牛丼といえばチェーン店とついつい連想しちゃうけど、このお店は上野駅前のここ一件だけ。他では決して味わえないオンリーワンな牛丼専門店なんです。

いつもはノーマルで食べるんだけど、今回はトッピングでバターをチョイス。で、ほんの数滴だけお醤油を垂らして、備え付けの生にんにくを乗っけ盛り。








うまッ!

そして、

うまッ!!!(大事なコトなので2回言ってみた)




肉質と味共に、チェーン店とは一線を画す「料理」としてちゃんとした牛丼の美味しさ。
そこに、バターのコクとお醤油の香ばしさ、そして生にんにくの風味が合わさって、食べている途中で思わず笑みがこぼれるくらいにメチャメチャ美味しかったなぁ。

汁なし坦々麺も、そして黒天丼ももちろん美味しかったけど・・・うん、うんうん。ボクにお似合いなのはこういうもんですよ(『孤独のグルメ』名台詞集より)



以上、これでホントに東京旅記事は終了~
次回からは通常営業に戻りますれば。

・・・といっても、東京旅だからって書いたコトといえば仏像食べ物、それにくっだらねぇシモネタと、いつもと全く変わっちゃいなかったりするんだけれども(苦笑)



  
タグ :牛丼牛の力


Posted by miroku at 23:47Comments(6)日記ごはん

2014年12月07日

『孤独のグルメ』聖地巡礼

ぶり返した風邪がちとしんどくて、薬(合法)を飲んで日がな一日ず~っと横になっておった本日日曜日なんですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
というコトで、風邪薬あるあるをひとつ。

薬をのんでウトウトしてたら、我が人生史上一番じゃないか?ってくらいにエロい夢を見ちゃった♡テヘペロ♪



・・・って、

そんなあるあるねぇよッ!!!




いやぁ、なんだろ?「こ、これが噂のヴァーチャル・リアリティーってヤツなのかぁぁぁ~~~ッ?!?!」と驚嘆せんばかりの、超リアルテイストな淫夢だったなぁ。。。

ん?どんな夢だったかって???
え、え~っと、とてもじゃないけどこんな場所じゃ書けないっす(真顔で)

でも、どうしても夢の内容が知りたいって方は、裏ブログ「人生エロエロ♡」の方を覗いてみてネ♪(嘘)





で、

だ。

そんな風邪っぴきのタワゴトはこれくらいにしておいてっと。
東京旅の続き、今回は食べ物編でございます。

東京といえばグルメ、グルメといえばドラマ『孤独のグルメ』ってコトで、ドラマに登場したお店の中で、ボクがどうしても行ってみたかった2件に突撃してきました。
まずは、こちら。







人形町、「天ぷら中やま」黒天丼ナリ!







『孤独のグルメ』でも屈指の名シーンなこのお店、念願叶ってようやっと黒天丼にありつくコトができました!

黒くて分からないんですが、具は茄子あなごキス、そしてエビが2尾。おそらくタレで煮詰めてあるのかな?揚げたてサクサク感よりは、しっとりとした食感が印象的です。

動画でゴローさんも言ってましたが、醤油がガツンとくる味付け。でも、見た目ほどクドくなく、たしかに濃いんだけど後を引かないちょうど良い塩梅でした。

天ぷらを頬張り、ごはんをかっ込み、また天ぷらを頬張り、お味噌汁で流し込み、おしんこで口の中を一旦リセット。で、また天ぷらを頬張り・・・という素敵過ぎる流れ作業を数回繰り返して、あっという間に完食。嗚呼、本当に美味かったなぁ~!(脳内BGMはもちろん「五郎さん祭り」エンドレスで)

ドラマではゴローさんが食べ損ねた「三つ葉のかき揚げ」も、追加でオーダー。
写真を撮り忘れるくらいに、これまた美味しかった!





で、お次はこちら。









池袋、「中国家庭料理楊 2号店」汁なし担担麺ナリ!

ゴローさん役の松重豊が、そのあまりの美味しさにプライベートでも家族と一緒に訪れたという伝説(?)を持つこのお店、、、というかこの坦々麺、どうしても食べて見たかったんです。

「このお店初めて?だったら辛さ控えめの方がよいよ」というお店の方のカタコトなアドバイス(というか警告)に、「うわッ!ドラマと同じだ!!!」と無駄にテンションが上がりつつ、よ~く混ぜ混ぜしてからいざ!いただきます。

・・・あれ?そんなに辛くないぞ???
「控えめ」と「普通」の差がかなりあるのかもしれないけれど、激烈な辛さはあまり感じず。でも、その代わり(?)花山椒の刺激が強烈でした。
舌がピリピリと麻痺していくアノ感覚・・・うん、キライじゃないです♪

程よい辛さと花山椒の刺激、濃い目のタレにコーティングされたたっぷりのミンチ肉、そして食感が心地良いナッツの風味が混然一体となって、汗だくになりながらも箸が止まらなかったゴローさんの気持ちが良く分かる、納得の美味しさでした。



どちらの2店も、決して極上で最上級な美味しさではないけれど、家の近くだったら絶対に通っちゃうよなココ!というご近所感覚の暖かい美味しさが嬉しい、大満足の東京孤独飯でしたとさ。



というワケで以上、睡眠欲性欲、そして食欲という人間の3大欲求がほどよくブレンドされた記事をお送りしてみました(ナンノコッチャ?)



  


Posted by miroku at 18:22Comments(4)日記ごはん

2014年12月06日

トーハクで土偶開眼!

はぁ、、、いよいよ里にも舞い降りてきやがりましたね、のヤロウが。

これで本格的に冬突入、だよなぁやっぱり。
この寒さで、治りかけてた風邪もぶり返しちゃったし。。。



・・・うん、よし決めた!宝くじで7億当てて、雪の降らない所に引っ越すぞ♪(←決意の仕方が他力本願過ぎるだろ!)






で、

だ。

そんな曖昧模糊な決意表明は置いといてっと。
前回記事の続き。東京旅のオハナシです。

サントリー美術館で八大童子を堪能し、次に向かったのは東京国立博物館、略してトーハク。「国宝展」でございます。












今回の国宝展、お目当てはズバリ土偶
・・・うん、なんか最近さ、土偶もちょっとイイかなぁって、、、って違う違う、好きとかそんなんじゃねぇし!(照) ← 思春期の男子かッ?!?!

本来ならば画像とかも載っけたいトコロではあるんですが、著作権とか諸々の問題もあるので、

http://kokuhou2014.jp/

興味のある方は、↑の国宝展公式サイトをば。



つい先ごろ、長野でも話題になった「仮面の女神」(茅野市から出土)を始め、「縄文のビーナス」「合掌土偶」といった土偶界でも有名なお歴々をじっくりと堪能してきました。

土偶ってさ、ついついその「ユニーク過ぎるオモシロ造形」に目がいきがちで、ボクも最初はそれこそ「なんか宇宙人っぽくね?」な~んて冗談半分に面白がっていたんだけど、そのうちにだんだんと、そのオモシロ造形に込められた古代の人達の目線が気になるようになって。

現代と古代とではもちろん何から何まで違うので、目線だなんだとへったくれもありゃあしないんだけど、そういった文化的側面とはまた違う、生き物としてこの世界とどう対峙していくか?という意味に於いて、ボクたちとは根本的な部分で決定的に「景色の見え方」が異なっているような気がするんだよなあ。



・・・な~んて、こんなバカにそんな壮大な空想を抱かせるほどの土偶のオモシロさに、四十路オーバーにして気が付いちゃいましたとさ。

ただ、残念というか悔しいというか、土偶を楽しみ尽くすにはまだまだ知識不足だというコトに気付かされたのも確かで、帰りに思わず土偶入門書を何冊か買っちゃったもの。

マイナー映画、仏像ときて、今度は土偶。
それにしたってボクの趣味のアンテナの方向、これで果たして合ってるのかッ?!?!(いささか不安な面持ちで)



とまぁそんなこんなで土偶に魂を抜かれつつ、もちろん仏像も忘れちゃいませんぜダンナ。
今回のメインビジュアルにもなっている阿倍文殊院の善財(ぜんざい)童子や、仏像では珍しい大和座りでお馴染みの三千院は勢至・観音の両菩薩も良かった!

どちらもお家には遊びに行った(=安置されているお寺に参拝)コトはあるんだけど、展覧会独特の絶妙なライティングに照らされているその姿を見ると、御堂の薄暗さの中で見るのとはまた違った魅力に気づかされるし、「あ、ここにこんな装飾があったんだ?」なんて仏オタ心を刺激する発見もあったりしてね。

土偶や仏像の他にも、豪華絢爛な阿弥陀聖衆来迎図(あみだしょうじゅらいごうず)や、仏足石(ぶっそくせき。初期仏教では偶像崇拝は禁じられていた為、仏陀の足跡を石に刻んで信仰の対象としたもの)などなど、文字通り「お宝」の数々をたっぷりと堪能した、素晴らしすぎる時間になりました。

問答無用の「美」に囲まれているって、なんであんなに幸せな気持ちになるんだろうなぁ。。。





そんな楽しい思い出をカタチにすべく、最後はミュージアムショップでお買い物。







土偶のガシャポン(全5種コンプリート!)でしょ。それと、、、









縄文のビーナスのマスコットぬいぐるみ(小)でしょ。んで、、、








おなじくぬいぐるみの(大)








並べてみると、こんなカンジ♪





・・・って、


国宝の思い出がぬいぐるみやガシャポンでいいのかよッ!!!


でも、


いいんですッ!(楽天カードマン風に)



だってさ、なんかカワイイじゃん♪
まぁ、国立博物館という「超一流な国家施設」の中で、全5種のガシャポンをコンプリートすべく、見ず知らずの老若男女たち(老の比率高し)がガシャポン機の周りでフィギュアの交換会を開いてる姿は、ちとシュールではあったけれども(汗)




以上、今回の旅の目的はこれでオールクリア。

しかし・・・

旅にはもうひとつ、隠されたミッションが!
せっかく東京まで行ったんだから、あそこでアレを食わんワケにはいかんでしょってコトで、次回「聖地巡礼。井之頭氏の足跡を訪ねて」に続く。


  


Posted by miroku at 23:46Comments(4)日記仏像

2014年12月05日

威風堂々、八大童子勢揃い!

先日、ちょっとずく出していって参りました。
どこへって、帝都・東京へ。


「はは~ん、どうせまたももクロだろ?」


と思ったそこのアナタ!残念でしたブッブ~。
ってかさ、チケット当たらねぇんだから、行きたくても行けねぇんだよコンチクショウメッ!!!



・・・となるハズだったんですが、なんと25日のももクリ(ももいろクリスマス。ももクロ年末の恒例ライブ)に当選のメールが!しかも一般の二次で!
まさか一般の抽選で通るとは思わなかったなぁ♪







・・・って、あれ?何のハナシだったっけ?そだ、東京のハナシだ。

今回の東京旅の目的は、ズバリ仏像&土偶。サントリー美術館で開催されている「高野山の名宝展」と、トーハク(東京国立博物館)で大絶賛公開中の「国宝展」に行ってきましたよって寸法です。

まずは「高野山の名宝展」から。








高野山の仏像といえば、野球でいうトコロのメジャー級がゴロゴロとおわすんですが、そんな中でもボクがす~っと見たかった八大童子が今回東京に一堂に会するというので、「和歌山に行くよりも全然近いんじゃね?」ってコトで、いざ東京ミッドタウン内にあるサントリー美術館へ!





〈八大童子勢揃いの図〉





そもそも八大童子ってなんJARO?ってコトなんですが、このお子様たちは不動明王に眷属で、まぁ眷属といってもそのまんま召使い的な意味合いじゃなく、その存在自体が密教内に於ける真髄や真言を司っています・・・って、仏オタ以外にはチンプンカンプンな説明でスイマセン。

で、そんな賢いお子様達を作ったのが、かの天才仏師運慶

その表情と体躯の端々まで、童子像ならではの瑞々しい躍動感に満ち満ちていて、仏像としてはもちろんなんですが、ひとつの造形物として、美術作品として素晴らしい存在感でした。流石は運慶、、、やっぱアンタすげぇよ!(←何様だよ?)

そんな8人(8仏?)の中で、ボクの推しメンはですね・・・







鋭い眼差しが熱い、恵光(えこう)童子








褐色のあばれはっちゃく、制多迦(せいたか)童子








「男はつらいよ」でお馴染みの渥美清・・・じゃなかった、矜羯羅(こんがら)童子




かな♡(照) ← キモイわオッサン!




以上、かなりミーハーな目線で駄文を重ねてみたんだけど、最後にちょっと真面目な感じで。

サントリー美術館という場所もあってか、一流の仏像を、一流の演出で「魅せる」コトに比重が置かれた、見応えのある展覧会でした。
エリアに不動明王を中心に配置された八大童子が展示されたその光景は、密教としてのひとつの世界観を構成していたしね。

日本密教の開祖である空海が提唱した「立体曼荼羅」
それは、密教の奥義は文字や絵だけじゃ伝わらない。仏像といった立体物を駆使してこそ表現出来うるという内容のモノなんだけど、今回の展示の中にその立体曼荼羅の思想は、「ひとつの世界観」としてしっかりと息づいていたように感じます。

いやぁ、眼福眼福♪



さぁて、この流れでトーハクの「国宝展」についても書きたいと思ったんですが、諸事情(=めんどくさくなっちゃった)の為、次回「国宝展でガシャポン交換会」のココロだぁ~(小沢昭一的こころ風に)



  


Posted by miroku at 21:54Comments(2)日記仏像

2014年12月03日

映画『女子ーズ』を観た

昨日、『仁義なき戦い』はボクの血肉になっちゃるけんのう(うろ覚えの広島弁で)などと熱く語ったんですが、今日はその対極にあるような映画のハナシなんかをば。




『女子ーズ』









【ストーリー】
 世界征服を企み、地球に襲いくる邪悪な怪人を倒すため、“名字に色が入っている"とうただ一つの理由で司令官チャールズの元に集められた5人の女子たち。不本意ながら“女子ーズ"となった彼女たちは、いきなりの展開に疑問を感じながらも、5人が揃ったときに繰り出す無敵の必殺技“女子トルネード"を武器に怪人との戦いに挑む!
  しかし、恋に仕事に、美容にヤボ用と、なにかと多忙な女子たちはなかなか揃わない。なぜなら女子とは、そういうものだからである・・・果たして、次々と現れる怪人たちを倒し、片手間で世界の平和は守られるのか! ?






『勇者ヨシヒコ』シリーズの福田監督の最新作。
ボクの中では「大好きだけどアタリハズレが大きいかな?」という感じの人なんですが、今回は、、、う~ん、ちと微妙かなと。

監督十八番のハズシ芸や小ボケ、それに福田組常連の佐藤二朗の存在感はもう流石としか言いようがないんだけど、いかんせん作品のド真ん中を貫く主役チームがねぇ。
多くは語らないけれど、「どんなにボケや小ネタが面白くても、芯がしっかりしてないと作品としてはどうしても弱くなってしまうよね、やっぱり・・・」、とだけ書いておこうかなっと(汗)



そんな中、ひとり気を吐いていたのが、イエロー役の高畑充希
この人、『ごちそうさん』で杏の義妹だった人だよね。あの時は「歌が上手な娘さんだなぁ」(byうますけ印の焼き氷)くらいの認識しかなかったんだけど、コメディエンヌとしての存在感が抜きん出て際立ってました。

演技力があって、しかも目ヂカラが強いって、コメデエンヌとしては最強かも。
この人メインで、がっつりコメディーが見たいなぁ。
ってか、ヨシヒコの女勇者版を彼女で作っちゃくれまいかテレ東さん?

  


Posted by miroku at 22:33Comments(4)日記映画

2014年12月02日

追悼・・・

俳優、菅原文太氏の訃報。。。

全男子必見の男の教科書『仁義なき戦い』シリーズに初めて接してから早20数年。
もう何度観たのかも定かじゃないくらいにDVDでリピートしてるし、間違いなくボクの血肉になってます。







・・・まぁ、血肉になっているなんて大見得を切った割には、器の大きさ的には氏が演じた広能昌三には程遠く、小倉一郎演じた野崎宏(by頂上作戦)に限りなく近いボクなんですが(苦笑)




「どうせヤクザ映画なんて、古臭くて演歌みたいな浪花節なんでしょ?」

というボクの先入観を、鈍器で120回くらいぶっ叩いて粉々に砕いたこの映画の素晴らしさについては、ボクなんかが駄文を重ねるよりも、、、







この解説を聞いてもらった方が遥かに分かり易いので、よろしければ是非。





人は、いつか死ぬ。
形あるものは、必ず壊れる。

でも、フィルムに焼き付けられた「生き様」は、決して色褪せることはない。

この先もずっと、映画ファンは新陳代謝を繰り返しながら『仁義~』をはじめとした文太兄ィの勇姿を見続けるだろうし、「金子信雄の山村親分、なにアイツ?メッチャ憎いわぁ~」とぼやき続けるんだろう。

映画って、素晴らしいね。

そして、

文太兄ィ、ありがとう!








  


Posted by miroku at 23:02Comments(0)日記映画