2013年08月30日

夏の終わり

今日、とんぼを見かけました。

つい最近まで、死んじゃうくらいの暑さ(本当に亡くなられた方も…)に昼も夜もコテンパンにやられていたけど、気が付いたら昼間のクーラーは扇風機にとって替わって、夜は軽く涼しいくらいになっちゃった。

夏も、終わるね。


今年は、花火も海も行けなかったなぁ。


・・・ってか、その前に早いとこ夏風邪治さなきゃ!









  


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2013年08月28日

じぇじぇじぇ?!

こんな本をば購入。




おら、「あまちゃん」が大好きだ!







出演者やスタッフのインタビューは一切なしの、いわゆるファンブックなんですが、寄稿してるメンツがスゴイ!
亀和田武、甲斐よしひろ、町山智浩、泉麻人、湯浅学、マキタスポーツ、山里亮太、現職の岩手県知事、そして(何故か)富野由悠季!
・・・ある意味、本編のドラマよりも豪華かも。

町山さんや湯浅さん、それに富野御大がどんなコメントを書いているのか興味があったので、思わずアマゾンでポチ。



誰がどんなコトを書いているかは、ここではあえて書かないけれど、いやぁ、熱い!そして濃い!
バファリンの半分は優しさで出来ているというけれど、この本の90%は「おら、あまちゃんが好ぎで好ぎでたまんねぇんだ!走りだした恋の汽車はとまりゃしねえです。 もうサカリのついたネコ背のメスの猿なんです!」という気持ち(どんな気持ちだ?)で作られている(残りの10%は紙)ってくらいに、熱くて濃厚な170頁。

小ネタ解説やミニコラムといった割とライトな記事(ミズタクと勉さんのBLマンガなんてモノまである!)から、「美保純」論や湯浅学と坪内祐三の両名による読み応えたっぷりのあまちゃん音楽論までと、記事の振り幅もたっぷり広いので、どんな角度やポジションからでも楽しめる本でした。



さぁて、この本片手にNHKオンデマンドで名シーンの数々でも漁るとすっがな。



  


Posted by miroku at 22:34Comments(2)日記

2013年08月26日

すこぶる楽しい実験映画『クラウドアトラス』

今、録画しておいた「釣瓶の家族に乾杯」を見ながらコレを書いてるんですが、薬師丸ひろ子女史の天然っぷり・・・というか、リアル鈴鹿ひろ美っぷりに驚愕。

多少の「素を演じる」部分はあるにせよ、佇まいや言動の端々に現れるナチュラルなチャーミングっぷりに、「映画で育ってきた人はやっぱり違うなぁ」と改めて感じ入った次第。あまちゃんはきっとアレ、クドカン当て書きしてるんだろうなぁ。



で、

だ。

そんなあまちゃん話とは一切関係なく、今日も映画のおはなし。






『クラウドアトラス』








【ストーリー】
 19世紀から24世紀へと世紀を超えて、六つの時代と場所を舞台に人間の神秘を描く壮大なスペクタクル・ドラマ。
 名優トム・ハンクスをはじめ、ハル・ベリーやスーザン・サランドンといった豪華キャストたちと、過去や未来を映す迫力ある映像や、深いストーリーなど、ロマンあふれる世界観に圧倒される。
                                               (某ヤホー映画より抜粋)







・・・ってかさ、上のストーリーじゃ何が何やらさっぱりチンプンカンプンだよね。でも、ホントにそういう映画なんです。


・1849年 南太平洋を船で航海する若き弁護士とその船に密航するインディアン。
・1931年 ベルギーで野望を胸に創作意欲を失った老作曲家に売り込みを行う若き音楽家。
・1973年 サンフランシスコの原子力発電所の汚職を暴こうとする女性ジャーナリスト。
・2012年 現代のロンドンで思わぬことから大金を手に入れた出版社の老編集長。
・2044年 近未来の韓国でウェイトレスとして生活するクローン人間。
・文明崩壊後の世界 遠い未来で文明崩壊した弱肉強食の世界の中で僅かな希望に掛ける男。


この6つの物語が、それぞれ同時並行で進行します。
しかも、主要キャストがそれぞれの時代に合わせて、人種や性別の異なる人物を演じ分けるという、なんと1人最大6役!

例えば、ある時代では極悪インチキ医者だったトム・ハンクスが、別の時代では陰謀の陰に心を痛める心優しき研究者だったり、熱血ジャーナリストのハル・ベリーが、ある時代ではマッドサイエンティスト風な闇医者(しかもおじいちゃん!)だったりと、なんだかワケのわからんコトに。

しかも、それぞれの時代の主人公には「身体のどこかに流れ星型のアザがある」という共通点もあって、なんだか「何世代にも渡り、時空を超越してもなお繰り広げられる、ジョースター家とDIOとの闘いを描いた例の大河マンガ」を彷彿とさせる仕上がり。ちなみに、ボクは第4部の「ダイヤモンドは砕けない」と第7部の「スティール・ボール・ラン」がお気に入りです。キラークイーンかっけぇ!





・・・で、何のハナシだったっけ?

そもそもこの物語は、輪廻転生や魂のカルマがテーマとなっていて、肉体は滅してもその魂は不変なものであり、いくつもの時代を経て純化されていく・・・それを表現する為の手段としての、複数の時代が同時進行の物語であり、1人6役となってます。

正直、「めんどくさいなぁ」って感じでしょ?うんうん、ボクもそう思ったもの。
だから劇場公開時はスルー。しかも、監督のウォシャウスキー兄弟・・・あ、今は姉弟か。彼らにはシリーズを重ねる毎に尻すぼみになってく『マトリックス』シリーズや、『スピード・レーサー』で痛い目に遭ってきたし、主演のトム・ハンクスもどちらかというと苦手な役者だったから、わざわざ1800円を払って観る気にはとてもなれなくって。

じゃあ、なんでレンタルしてきたのかといいますと、ぺ・ドゥナ嬢が出てるから(ハートマークやめろ!)







結構好きなんです、ドゥナ嬢。

あ、嘘つきました。

結構じゃないです。大好きなんです、ドゥナ嬢。
結婚してください(←バカ)

『グエムル漢江の怪物』のダサカッコいいアーチェリー叔母さんや、『リンダリンダリンダ』のダサカッコいい(またか!)韓国人留学生、『空気人形』の心を持ってしまった哀しいダッチワイフ役などなど、出る映画がことごとく傑作揃いだし、そしてなによりとびっきりめんこいときたもんだ!
本国で押しも押されぬ大スターなのに、日本映画にも主演クラスでチョイチョイ出演してるところも、なんか嬉しいしね。





・・・で、なんのハナシだったっけ?(←脱線し過ぎ!)

え、え~っと。
そんな女優目当てという不純な動機で観た今作なんですが、思いのほか面白かった!

小難しいテーマは正直「ふ~ん・・・で?」程度な印象だったんですが(キリスト教圏ならまだしも、仏教が根付いている日本ではそれほど目新しいテーマ性は感じなかったので)、同時並行する物語とコロコロと入れ替わる役者陣が、映画として、エンターテイメントとして純粋に楽しかったです。

時代ごとで物語は異なるので、当然作風もそれぞれ。
黒人奴隷制度を問うヒューマンドラマと、小憎らしいじいさんが『大脱走』ばりに老人ホーム脱走を企てるコメディーと、原発汚職をめぐる本格スリラーと、同性愛の青年の純愛と芸術を描く異色なラブストーリーと、クローン人間が自我に目覚めるSFアクションと、『マッドマックス』的世界で繰り広げられる地球脱出の叙事詩というバラバラな物語が、ひとつの作品の中に隙間なくぎゅうぎゅうに詰め込まれていて、しかもそれらが全てリンクし合っているんだもん!こんな映像体験は他の映画ではなかなかお目にかかれません。

「映画を観る」という行為が、まるで「パズルを解く」ような感覚。
エンドクレジットで流れる「この役者、実はこんな役もやってましたよ」的な答え合わせも実に楽しい、新鮮で斬新な「大いなる実験映画」でした。

役者といえば、『007スカイフォール』で新しいQを演じたベン・ウィショーや、『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』のジョウ・シュンといった最近のご贔屓筋も大きな役で出演していたのも、個人的には大満足でしたね。

まぁ、エラそうにひとつ苦言を呈するならば、同時進行と言っても結局は6つの短編の集合体なので、ひとつひとつの物語は極めてシンプルだし、SF編での「あ、コレ何かの映画で観たコトある」というデジャビュ感や、サスペンス編での「え?コレで決着ついちゃうの???」的なあっさりテイストがちょっと残念な部分ではありました。。。






PS...
いついかなる時代でも、エージェント・スミス・・・もとい、ヒューゴ・ウィーヴィングは常に悪いヤツだったのが最高に素敵でした。エルフの王なのに・・・
『プリシラ』魂を彷彿とさせる女装姿も、なんだかノリノリだったなぁ。エルフの王なのに・・・




PS2...
23世紀にメチャメチャ凶悪でバカっぽい人食い族が出てくるんですが、90年代ロマンティックラブコメディーでお馴染みのアノ俳優が演じていてビックリッ!!!
この衝撃を日本人で例えると、誰がぴったりと当てはまるんだろう?

「石田純一が『北斗の拳』で真っ先に殺される雑魚キャラ(当然モヒカンにサングラス)を演じた」

って感じになるのかなぁ。
あ~、ビックリした。



  


Posted by miroku at 22:56Comments(0)映画

2013年08月25日

アナーキー!『実録・私設銀座警察』

ここ10数年、ヘタしたら20年近く観たい観たいと願ってきたとある映画が、ついにDVD化したというコトで、早速借りてきました。






『実録・私設銀座警察』






【ストーリー】
 昭和二十一年。終戦直後の焼け野原と化した銀座は、カストリ焼酎の瓶が並ぶ酒場、その隅で行われる賭博、そして米兵相手のオンナがあふれる暗黒街だった。
 ここに特攻隊の生き残り、予科練帰り、戦前からの博徒が結集し暴力団を結成、一時は数千人を擁して銀座を支配。当時のジャーナリズムに“私設銀座警察"と呼ばれ恐れられた彼らの暴力に彩られた人生とは!








「もし無人島に3本だけ映画を持っていけるとしたら、何を持っていく?」と聞かれたら、間違いなくランクインするほどに大好きな映画『仁義なき戦い』シリーズ。
今作は、『仁義~』の大ヒットを受けて製作された数多の「柳の下の2匹目」の中でも、突出してアナーキーだと仁義ファンの間でも評判の作品です。

・・・が、あまりにアナーキー過ぎたのか?それとも「今さらDVDにしたって売れねぇだろ?」との経営的判断からなのか?長い間DVD化されるコトなく、何故がこのタイミングでやっとこさのリリース&レンタル開始と相成りました。




ボクの中では「幻の名作」扱いだった本作。さて、その出来栄えやいかに???
幻どころか存在感が桁外れな名作・・・否、ド迷作でした!

安藤昇(元本職)が醸し出す「ドス黒いホンモノ感」や、梅宮辰夫渾身の「わいせつ罪が服を着て歩いている」ようなイカレ具合、そして室田日出男の安定感や、内田朝雄の死に様などなど、東映暴力映画ファンには堪らない魅力たっぷりなんですが、なんといっても渡瀬恒彦!


もう、気軽に「おみやさん」なんて言えないよ・・・


と思わざる得ないほど、凶悪かつ狂人テイストあふれる大熱演でした。

詳しくは書かない(=あまりにアレ過ぎて書けない)けれど、おみやさん(渡瀬)がこの映画の中で演じているコトといえば、台詞らしい台詞は一切なく、青黒い顔をガタガタと震わせながらただひたすら「ヒロポン(覚せい剤)を打っているか、人を殺しているか」の二者択一のみ!
重度のヒロポン中毒の影響で身体の痛覚が麻痺しているのか、どんなに撃たれても刺されても決して死ぬことなく、生気の抜けた表情でフラフラと歩くその姿はまさにゾンビそのもの。

「バイオハザード」に先駆けること30年、「日本発の革新的なゾンビ」がまさか渡瀬恒彦だったとは・・・
『ワールド・ウォーZ』の続編に、渡瀬恒彦でないかなぁ(←でねぇよ!)




演技陣の熱演と、スタッフ陣の反骨精神とが、予想以上の化学反応の結果「カルト映画」となった今作は、極彩色のセックス・ドラッグ・バイオレンスが炸裂する、噂に違わぬアナーキー過ぎる怪作でしたとさ。







PS...
今作の渡瀬恒彦も強烈だけど、お兄さんの渡哲也も、とある映画で映画史の残る伝説を残しています。
その映画とは、名匠深作欣二監督の『仁義の墓場』









関わる人間を一人残らず不幸のドン底に叩き落す、まるで疫病神と死神が奇跡のフュージョン(byドラゴンボール)を遂げたような最凶&最恐男を、これまたゾンビ演技で熱演していて、世の中の人が思い描いている渡哲也観を根底から覆してしまうような大傑作です。

『ワールド・ウォーZ』の続編に、渡哲也でないかなぁ(←だからでねぇって!)




  


Posted by miroku at 22:27Comments(0)映画

2013年08月25日

甘いものフェス

お盆に風邪を引いたばかりだというのに、知人に思いっきり風邪を伝染されました。


「食べる→薬飲む→寝る→起きる→食べる→薬飲む→寝る→食べる→(以下略)」


と、せっかくの週末をかくの如き無限ループにて過ごさざるをえなかった、休日ドブ捨て野郎ことミロクです。こんばんワイン(茶魔語)

いやぁ、夏の風邪は喉にキますなぁ。
今ならかなり高いレベルで森進一のものまね(もんたよしのりでも可)が再現可能なほど、声がガラガラになってます。
ふぅ、明日までに治っかなコレ。。。



で、

だ。

そんな病状報告とは一切関係なく、最近食べた甘味のアレコレで記事にしようと思ったネタが溜まってきたので、とりあえず吐き出しちゃいたいと思います。















セブンイレブンの水まんじゅう

餅とくずきりのトロンとした食感が涼やかで、甘さも控えめ。コンビニ甘味としてはかなり美味しかったです。















これまたコンビニ甘味。同じくセブンの白玉ぜんざいです。

生クリームうま!あんこうま!白玉うま!
でもって、
全部混ぜて食べるとメッチャうまッ!!!

いやぁ、コレは美味しかった♪
美味しい和菓子が食べたくなって、でもちゃんとしたお店に行くほどの情熱や行動力はなくって・・・でも、やっぱ食べたいんだよなぁって時、ありません?ボクはありますッ!!!(←力説するコトか?)

そんな時、これがコンビニに売ってるとスゴク嬉しいなと思える、安定感バッチリな美味しさでした。















コンビニ甘味だけだと、勘の鋭い方に於かれましては「コイツの食生活、貧相過ぎね?」という寂し過ぎる真実に気が付かれてしまう可能性もあるので、予防線を張る意味でも最後はちゃんとしたお店の極上スイーツをば。パティスリーケイノシンのケーキ2種です。

まずはチーズケーキ。
濃厚かつなめらか。 チーズの深いコクと塩分がケーキの甘さと相まって、上品な美味しさに溢れた逸品でした。

お次は白桃のケーキ。
口に含むとふわぁっと広がる桃クリームの心地良い甘さ。そして、食べ応えのある白桃の果肉。これまた美味し♪

ちょっと小ぶりなサイズと、大人向けの上品な美味しさ。やっぱりケイノシンのケーキは美味しいね。





以上、「こんな時間に甘味みせびらかし」のコーナーでした^^


  


Posted by miroku at 21:14Comments(2)ごはん

2013年08月22日

萌え?否、燃え!『パシフィック・リム』

お久しぶりです。

でもって、早速ですが映画のハナシ。
先日、例のアレを観てきました。







『パシフィック・リム』











【ストーリー】
 2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。人類は一致団結して科学や軍事のテクノロジーを結集し、生命体に対抗可能な人型巨大兵器イェーガーの開発に成功する。パイロットとして選ばれた精鋭たちはイェーガーに乗り込んで生命体に立ち向かっていくが、その底知れぬパワーに苦戦を強いられていく。








ん、感想?



文句なしの12000点!!!(100点満点中)

四の五の言わずに観やがれってんだコンチクショウメッ!

以上ッ!!!







と、頭の悪い感想でごめんあそばせ。
でも、頭のネジがハズレっぱなしになってしまうくらいに大興奮必至な、チャイルディッシュ感覚だだ漏れの超娯楽大作でした!

上でストーリーを紹介したんですが、まぁお話なんてあってないようなモノ。まずは「怪獣VSロボットのプロレス」ありき。ストーリーはそれを見せたいがための理由づけでしかありません。全てが「怪獣と鉄の塊との殴り合いをどうカッコ良く観客に見せるか?」という一念に貫かれている、その潔さが本当に素晴らしい。

怪獣出現→ロボット出撃→またまた怪獣出現→またまたロボット出撃→またまたまた怪獣出現(以下略)の繰り返しなので、バトルのみ!見どころのみ!ケレン味のみ!の「3のみ運動」(なんだそれ?)。131分の上映時間があっという間でした。

その密度の濃さや満足度の高さを手短に説明すると、物語の中盤で香港の市街地で繰り広げられる大バトルがあるんですが、その完成度とテンションの高さに、「この戦いが終わったらエンドロールかな」と勘違いしてしまったほど。その後にまだ最終決戦のバトルが続くと分かった瞬間は、「嗚呼、まだこの世界に浸っていられるんだ!」と嬉しくなっちゃった。




それに、監督の日本リスペクト・・・というよりは、オタク趣味まる出し感も好印象でした。
外人さんたちが怪獣をMonster(モンスター)ではなく、たどたどしいながらも日本語でKaiju(カイジュー)と呼んでいたり、CG作成なのに妙に着ぐるみ感のある怪獣だったり、必殺技を繰り出す前にちゃんと技の名前を大声で叫ぶパイロットなどなど、70~80年代のロボットアニメで育ったボクら世代や、東宝特撮黄金期世代のオジサマたちにとっては、まるでおもちゃ箱のような映画だと思いますコレ。

オタク要素満点だけど、いわゆる萌え要素が一切ないところもポイント。
三十路のヂヂイには萌えって感情がイマイチよく分からないんだけど、やっぱり萌えよりも「燃え」でしょ。
ピンチピンチの連続な危機的状況を、勇気と度胸で仲間と共に立ち向かう・・・いやぁ、こういう70年代スーパーロボット的な熱血ノリって燃えるなぁ!

仲間のピンチに駆けつけた主人公が繰り出す「ロケットパァァァ~ンチッ!!!」のシーンなんて、あまりにカッコ良すぎてなんだか涙が出てきちゃったもの(実話)




『ホビットの冒険』の監督交代劇、そして『狂気の山脈にて』の製作中止と、ここのことろネガティブな話題ばかりでファンとしては心配だったデル・トロ監督の華麗なる復活に、大満足の一本でした。

なんでも、監督の頭の中では今作の怪獣たちとクトルゥー神話はリンクしているそうなので、続編では『狂気の山脈にて』のリベンジ的要素も期待。






PS...
これは字幕よりも吹き替えで観た方が、より作品にノレるかと。
何故なら、吹き替えを務める面々がもの凄く豪華!
古谷徹、池田秀一、三ツ矢雄二、玄田哲章、そして千葉茂・・・このキャスティングって絶対に狙ってるだろ!


PS2...
デル・トロ組の常連ロン・パールマン、今回も最高でした♪


PS3...
ドラマはあまり見ない方なので、実は芦田真菜ちゃんの演技って今回初めて見たんだけど、メチャメチャ演技が上手くてビックリ!
ヘタしたら、この映画の誰よりも演技派だったかも。。。


PS4...
最後に、ネットで拾ったこんな動画をば。











公式の予告編よりも、この映画のもつ熱量を正確に伝えているような気がします。



  


Posted by miroku at 21:34Comments(2)映画

2013年08月18日

全種コンプリート!

あ、、、

え、え~っと。

以前に記事にしたももク・・・あ、いや、例のとあるお弁当シリーズ。残りの2種もゲットして、無事コンプリート終了いたしました。
そう、レジに持っていく羞恥心と引き換えにねッ!!!



























で、気になるお味の方なんですが、まずはまんぷく弁当から。

デミソースたっぷりのオムライスにハンバーグ、そして付け合せのカルボナーラうどんと、完膚なきまでに炭水化物フェスティバル。アイドルプロデュースのお弁当として果たしてこれで大丈夫なのか?と思わざるをその狂ったバランス感覚がいかにもももクロの若大将らしい、納得のビジュアルです。

で、だ。とにかくハンバーグがデカい!
なんでも、ファミマの製造ラインで可能なハンバーグのサイズ最大級とのこと。
この写真だとあまり巨大感は伝わらないかも?なんだけど、オムライスと同時に食べ進めてもなお、まだハンバーグが半分残るといった超ボリュームでした。

まぁ、味自体は「いたって普通のコンビニハンバーグ」なんだけど、食べ応えはかなりのモノなので、食べ盛りのナウなヤング(死語)にはピッタリなんじゃないかな。





お次はそうめん。
これは普通に美味しかった!

おくらと納豆をそうめんに絡めて食べるんだけど、そのネバネバ感たるや!
具材(唐揚げとかき揚げ)との相性はまぁ・・・アレとしても、色つきのそうめんや箸休め的なみかんの清涼感が見た目にも涼やかだし、なにより健康的。暑過ぎるこの夏にぴったりのアレンジそうめんでした。

これは案外とリピートしてしまうかも。




  


Posted by miroku at 23:33Comments(0)ごはん

2013年08月16日

ゾンビ大作『ワールド・ウォーZ』を観た

以前にちらっと記事にした、『ワールド・ウォー・Z』をようやっと鑑賞。

『WORLD WAR Z』読了
(↑前回記事はこちらから)












【ストーリー】
 突如発生した謎のウィルスが瞬く間に世界中へと広がり、各国の政府や軍隊が崩壊状態に陥る。
 元国連捜査官で、伝染病の調査や紛争国での調停役を務めた経験をもつジェリーは、旧知の仲の国連事務次官ティエリーに呼び出され、ワクチン開発の情報収集のため各国をめぐる調査隊に同行するよう依頼される。
 ジェリーは妻と娘2人を安全な国連指揮艦の空母にかくまってもらうことを条件に依頼を引き受け、ウィルスの謎を解明するため混乱する世界へ旅立つ。








※※※ 以下ネタバレあり ※※※



・・・う~ん、どうなんだろ?
原作と映画は必ずしもイコールじゃなくてもいいと思うし、映画独自の解釈や設定があって当然だとは思うんだけど、「ボクが映画化に際して望んでいた原作のエッセンスの悉くが無くなっていた」といった印象。

やっぱりあの原作のスケール感をブラピ演じる国連職員の一人称視点で描くってコト自体が、そもそも無理だったのかも。



物語はその名の如く「世界ゾンビ戦争」のはずなのに、映画で語られる物語はブラピの行き当たりばったりの諸国漫遊記。都市壊滅やイスラエル崩壊、そして飛行機が空中分解と、所々に大がかりなスペクタクルシーンがあるものの、美味しい部分は予告で全部魅せ切っちゃっているパターンなので、それ以上の興奮はなし。人類VSゾンビの大戦争が、最後は人里離れた研究所で繰り広げられるこじんまりとした密室劇で幕を閉じるというスケールダウンっぷり。

まぁ、ゾンビ映画のパターンとして籠城&密室劇というのはお決まりの様式美みたいなものなので、最後の部分はあえてそういう演出にしたのかもしれないけれど。。。

近代戦術が為す術なく敗れ去るヨンカーズ会戦の件や、日本政府が国土を放棄して全国民が海外へと脱出する「日本沈没リスペクト」なシーンは、是非とも映像で観たかった場面だったんだけどなぁ。



ゾンビ映画として観れば、『28日後』以下、パンデミック映画として観れば『コンテイジョン』以下という、なんとも中途半端な後味の映画でした。

ちょっと辛口になっちゃったけど、原作が面白かっただけに、残念。。。

でも、本国では大ヒットしているらしいし、続編の製作も決定とのこと。『バットマン ビギンズ』が続編の『ダークナイト』でその存在価値が新たに見出されたように、続編の出来如何で本作の評価ももしかしたら変わるかも・・・というか、それだけの熱い続編を希望!







PS...
この映画、どこからどう見たって「ゾンビ映画」なのに、日本国内の宣伝ではゾンビの名称はNGとのこと。
事実、HPのどこを探してもゾンビのゾの字は見えないし、予告編も家族愛でピンチを乗り切るパニック映画ですよといった体で作られてます・・・映画開始の5分後にはゾンビ映画だってバレちゃうのにね。そもそもタイトルのZはゾンビ(Zombie)のZだし。

ネット上でも、この宣伝方法はいかがなものかって論争があちこちで起こっているけれど、ボクも正直疑問に感じます。

いくら「感染者」なんて言葉で誤魔化したって意味はないし、だいいち映画の中で「ゾンビ」という言葉が出てしまっている以上、この日本独自のゾンビ禁止令については、もう浅はかという言葉しか思いつきません。

映画は作品であると同時に、商品でもあります。
商品である以上、「売れてナンボ」という宿命は避けられないし、事実としてたくさん売る(=大勢の人に見てもらう)為に、この映画では残酷なシーンはほとんど出てきません。


「ゾンビ映画?どうせ残酷趣味のB級映画でしょ?」


というのが大多数の正直な反応だと思うし、ゾンビよりも家族愛を謳った方が宣伝もし易いのは確かだけれど、何も知らないで劇場に足を運ぶ人もいて、その中にはゾンビ映画に免疫のない観客だっているかもしれないという可能性を考えると、この宣伝方法はあまりに不誠実なんじゃないかなと感じます。
お客に対しても、作品に対しても・・・ね。

原作の冒頭(巻末だったかな?)に、本作をジョージ・A・ロメロ(言わずと知れた現代ゾンビ映画のパイオニア)に捧ぐという一文がある以上、そこはきっちりと仁義を通してほしかったというのが、いちゾンビファンとしての希望です。



  


Posted by miroku at 11:14Comments(2)映画

2013年08月14日

風邪っ引きコンボと美味ラーメン

せっかくの連休だというのに、昨日からの腹痛→今日は軽く発熱という、見事なまでの「風邪の引き始めコンボ」が発動。今日は大人しく寝ておりました。

まぁ、溜めこんでいたDVDや本をいくつか消化できたし、久しぶりにリラックスしてゆっくり休めたし、なんとか夕方には体調もかなり良くなったしってコトで、とりあえずは結果オーライというコトにしておきます。

で、

だ。

いくら体調不良といっても、一日中部屋の中に籠もっているのも精神衛生上あまりよろしくないので、お昼にラーメンを食べに出掛けました。










須坂の麺屋一醤のチャーシュー醤油ラーメン。

このお店、好きなんです。
口に含んだ瞬間に、ふわぁっと香る醤油の甘みとコク。低温調理されたチャーシューの、ほどよい食感と抜群の旨味。うんうん、やっぱり美味い!

最近はもう、ラーメンといったらここか長野駅前の鍾馗しか行ってないぁ・・・というか、他のラーメンでお金を使うんだったら、ちょっと足を延ばしてでもこの2軒のどちらかで食べたいなってくらいに、ハマっているお店です。

シンプルな中華そばが好きな方には、かなりオススメかと♪



美味しいラーメンで栄養補給完了。たっぷり休んで体調も回復の兆しだし、よし!今夜中に風邪菌を身体の中から追い出さなきゃな!!!



皆さんも、えげつない猛暑の野郎にヤラれないよう、くれぐれもご自愛くださいませ。
それでは、おやすみなさい。


  


Posted by miroku at 22:56Comments(4)ごはん

2013年08月13日

カタホグシ星人現る!

お盆連休初日の今日は、ご無沙汰だった部屋の掃除に着手したり、お墓に三重ばっぱ(あまちゃん風に)をお迎えに行ったり、おまけにお腹を壊したり(原因不明)と、なんだかんだでバタバタを過ぎ去っていきました。

この連休は特にこれといって予定を入れていないので、ぶらぶらとのんびり過ごす予定です。

観たい映画もあるし、写真も撮りに行きたいし、見仏にも行きたいし、久しぶりに戸隠神社にも出かけてみたいし、温泉にも行きたいし、友達とも飲みたいし・・・って、やりたいコトの悉くがほんのりヂヂイ臭漂っているのはご愛嬌ってコトで。




で、

だ。

そんな連休の過ごし方とは一切関係なく、今日買ったこんなモノをアップ。












そう、肩をポンポン叩くやつ(名称アバウト)ですッ!!!
・・・って、そんなに大袈裟に言うことじゃないよね。


元々肩こり持ちなんですが、ここ最近ちょっと酷くて。。。
肩たたきの便利グッズが100円ショップに売っていると聞いたので、早速買ってきたって次第です。

コレ、なかなか気持ちイイね♪
凝っている部分をピンポイントでヒットできるのも嬉しいし、何よりお手軽なのが最高!

最高ついでに、思わずこんな落書きを。











・・・ね、なんか宇宙人に似てなくね?(昭和のB級特撮に出てきてきそうな)


  


Posted by miroku at 23:51Comments(2)日記

2013年08月11日

わがまま弁当

思春期の頃、特定の出版物(=エロい本)をレジに持っていくのが、とても恥ずかしくって。

だんだんとドス黒い大人になるにつれ、そんな羞恥心は薄れ、最近はもう特定の出版物を買うことすらなくなってる現状。

でも・・・

今日、あの若き頃に感じた羞恥心を思い起こさせるような、レジに持っていくのにかなりの勇気を要する買い物をしました。その買い物とは・・・










わがまま弁当」




ハイ、毎度お馴染みの「キモイわオッサン!」バナシでございます。

ファミマとももクロがコラボした弁当が、これを含めて3種類発売されまして。
ファンなら全品コンプリートしなきゃな!と鼻息荒く意気込んではみたんですが、なにせこのパッケージ。ミソヂヂイ(三十路のヂヂイ)が嬉々としてレジに持っていくには、いかんせんハードルが高過ぎますッ!!!

まぁ、この昭和ノリのダサさがももクロなんだけれど・・・

何度かお弁当コーナーをうろうろして、レジがおじさんなのを確認して、なおかつ他のお客さんがレジ前に並んでいないタイミングを見計らって、なんとか購入成功・・・って、これじゃまるっきり不審者(もしくは万引き犯の行動)だって!




で、

だ。

肝心のお味はといいますと、コンビニ弁当にしてはレベルが高いかな?といった印象。










2段弁当となっておりまして、ロングソーセージとエビフライの食べ応えも存在感があったし、ミネストローネも普通に美味しかったです。これだけボリュームたっぷりなメニューにも関わらず、デザートにパンケーキが付いてるという炭水化物ダメ押し感もまた良し!

残るは「ももクロ流そうめん」「しおりんのまんぷく弁当」の2種類。

ワイシャツ姿で買うには、更にハードルの上がったパッケージだなコレ・・・

どんなパッケージが気になった方は、ファミマのHPをチェキラ!(死語)
http://www.family.co.jp/goods/recommend/mcz_report/
(ファミマ特設サイト)




あ、そういえば。

秋のツアーで、長野にももクロが来ます。10月4日、長野ビッグハット。

おそらくチケットの競争率がトンデモナイコトになると思うけど、取れるといいなぁ。。。



  


Posted by miroku at 23:25Comments(8)ごはん

2013年08月09日

Go・To・Hell!!!(文字通り)

非常に面白い(?)本を読了。







『地獄の本』





仏像好きから派生して、仏教関連の本もたま~に目を通したりするんですが、そんな中で見つけたこの本がスゴク面白くて。

今ボクたちが「地獄」と聞いてなんとな~く思い浮かべるイメージってありますよね。鬼が居て、亡者が炎や責め具で苛まれているって感じのそんなアレコレ。実はそのイメージの元となっているモノがありまして。平安時代に書かれた「往生要集」という書物がそれです。

源信という坊さんによって著されたその書物は、それまで様々な経文に記されている地獄についての箇所を分かり易くひとつにまとめた、いわば「地獄のマニュアル」で、今でいうトコロのベストセラー級の大ヒットに!

そのヒットの影響が現代まで連綿と続いている・・・といった塩梅なんですが、この本はその「往生要集」を現代人向けに更に分かり易く解説したものです。

当時の一級の知識人が、その想像力をぐるんぐるんとフル回転して描かれたその様は、その名の通りまさしく地獄絵図!詳しくは書かないけれど(だってあまりにグロいから)、正直そこらへんのホラー映画なんかじゃ太刀打ちできないくらいのエグさでした。。。おぇぇぇぇ(嗚咽)

で、

だ。

冒頭に書いた「面白い(?)」って言葉。何が面白いかって、その地獄マニュアルの内容!
マニュアルには、生きている時に犯した罪によって、それぞれ堕とされる地獄の種類が決まるとあるんだけれど、その罪状のラインナップがかなりマニアックというか、事細かに細分化されていて面白いんです。

これもまたここじゃ詳しくは書かないけれど(エロいから)、「人間って昔っからやってるコトは変わらないんだなぁ」と、なんだか微笑ましくなっちゃった。

え~っと、ちなみに。
お●で●●●や、●●●で●●●●した人は、もれなくOUTっぽいです。

・・・

・・・

・・・ふぅ、地獄行き決定かぁ(涙目)




と、ついついハナシが下ネタに堕しちゃったけど、地獄という存在に込められた日本人の死生観や道徳観が興味深いし、貴重な図象もたくさん掲載されていて、真面目な意味で読み応えたっぷりな良本でした。

今回は図書館で借りてきたんだけど、買って手元に置いておきたい一冊かも。



  


Posted by miroku at 23:27Comments(6)日記

2013年08月06日

アメ横といえば・・・

ももクロライブの東京遠征のついでに、所要があってアメ横界隈へ。

今、アメ横といえばアレでしょ♪というワケで、、、









アメ横女学園の聖地、大手芸能事務所ハートフルの事務所の前でパチリ!

安部(あんべ)ちゃんの屋台や無頼寿司も探してみたんだけど、残念ながら見つかりませんでした。。。(←当たり前だよ!)



・・・って、「あまちゃん」を見ていない人には、何が何やらトンチンカンな文章でスイマセン。

ここ、もう大人気スポットになってるんですね。
みんなこの場所でパッシャパシャ写真撮ってました。






で、

だ。

わざわざなんでアメ横くんだりまで出かけたかといいますと、目的はコレ。










「牛の力」の牛丼を食べに!

ここの牛丼が大好きで、東京に行く時は出来る限りこのお店に立ち寄るようにしてるんです。

牛丼一杯の値段としてはかなり強気な740円(大盛り・お吸い物付き)という価格設定なんですが、肉厚な国産牛が「これでもくらえッ!」とばかりにたっぷり入っていて、その上に絞った生ニンニクをぶっかけて食べると、これがメチャメチャ美味い!

「東京まで来て何故に牛丼???」と思わなくもなかったりするんですが、某全国チェーン店とは一線を画す「料理として、美味しい牛丼」がお腹いっぱい堪能できるので、ついつい足を運んでしまう・・・そんなお店です。


ってか、こんな記事書いてると、また食べたくなってきた。。。(涙)


  
タグ :牛丼牛の力


Posted by miroku at 23:20Comments(4)ごはん

2013年08月06日

ももクロ夏のバカ騒ぎ

行ってきました!







ももクロ夏のバカ騒ぎ
ワールドサマーダイブ2013
8.4日産スタジアム大会







・・・といっても、チケットはことごとくハズレまくったので、LV(ライブビューイング。劇場やライブハウスでライブの模様を生放送する催し)での参加となりました。

日産スタジアムの60000人+全国のLV会場の25000人、合わせて85000人による真夏のバカ騒ぎ。最高に楽しかった!











新日本プロレスのテーマ曲、そして地元高校ブラスバンドの演奏からスタートして、オリンピックの開会式を模したオープニング。

まさかの布袋登場による国歌演奏。

猫ひろしのライブ時間内のフルマラソン完走。

武井壮とのガチンコ100m対決。

元日本代表メンバーとのサッカー対決(こっちは茶番コント)。

定番となった松崎しげるによる次回大規模ライブの会場発表。

などなど、とてもライブとは思えない演出が随所に盛り込まれ、もちろん本編のライブの盛り上がりももの凄くて、まさにバカ騒ぎてんこ盛りな「お祭り」でした。




高校生にサッカー選手、布袋に松崎しげるに猫に武井壮、実況のアナウンサーにサンバダンサーに池谷弟率いるアクロバティックチーム、そして、生バンドを従えたメンバーたち・・・
エンディングに一堂に会したそのメンツは、もうカオスとしか言いようのないほどのボーダレスっぷりなんだけど、これこそが「ももクロ」なんだよね。

お客さんを楽しませる為だったら、どんなコトだってする。楽しんでもらえるようなんだって吸収する。その為の努力を惜しまないどころか、きっと舞台裏では血の滲むような努力や涙を重ねているにも関わらず、その悲壮感を笑顔と無尽蔵の体力、そして底抜けのバカバカしさ(最大級の賛辞)で乗り超えてしまう彼女たちだからこそ、その魅力に触れた者は老若男女問わず誰もが声援を送りたくなるんだろうな・・・

と、池袋の某映画館のスクリーンを見ながら、オジサンはそんなコトをぼんやりと思っていましたとさ。




う、うん、大丈夫。オッサンがキモいコト書いてるって自覚症状はあるから♪

そういえば、土曜日の信毎にももクロのライブに初めて参加する中野市の小学生のコメントが掲載されていたけど、あの子も楽しんでくれているといいなぁ。







PS.
ボクが参加した池袋の某映画館。
実は上映前に機械トラブルが発生して、画面がかなり乱れての視聴になるとのアナウンスがありました。当然チケット代も払い戻すとのことで、「まぁ、しょうがないかぁ・・・」と半ば諦めかけていたんだけど、ライブ開始の直前に機械が復旧!
その瞬間、劇場内に割れんばかりの拍手が・・・

なんだこのプチ奇跡?






  


Posted by miroku at 01:37Comments(2)日記

2013年08月03日

古き良き・・・ってか、今も良き

あやや(若尾文子)が珍しくTVのバラエティー番組に出演するとのコト。オンタイムでは見れない為、録画しておいた「ぴったんこカンカン」をついさっき見終わったんですが・・・



あやや(若尾文子)、めっちゃかわえぇ



御年79歳。人生の大先輩に向かって「かわえぇ♡」なんて表現は、極めて失礼千万とは重々承知しつつも、他に言葉が見つからないその可愛らしさたるや!そりゃあハートマークもつけざるを得ないってもんです♪


生涯女優を地で行く人なので、その「世間ずれしていない感覚」がそのまま、今の魅力になっているんだろうね。
まるで『最高殊勲夫人』『祇園囃子』であややが演じたヒロインのその後を見ているような・・・そんな「おきゃん」(死語)な立ち振る舞いが、素晴らしくキュートでした♪


ちなみに、マイ・ベスト・あややは、川島雄三の大映3部作や、エロスの権化のような『雁の寺』も捨てがたいんだけど、市川雷蔵演じる若旦那の妾を演じた『ぼんち』かな。
あややはもちろん、京マチ子や船越英二といったキャスト陣の卓越した演技と、山崎豊子の原作、そして市川昆の才気とが奏でる三つ巴のアンサンブルが素晴らしい、屈指の名作です。









「昔は良かった」なんてヂヂイ臭丸出しな戯言を言うつもりもないし、「そもそもオマエ生まれてなかったじゃねぇか!」なんだけど、若尾文子全盛期の大映映画や、同時期の邦画を見ると、その「美しさ」に圧倒されることがよくあります。

言葉遣いや所作、街並みの景色・・・それはつまり、文化としての美しさ。

もう、失われてしまったからこそ、光り輝く美しさなんだろうなと思います。




PS.
去年やった若尾文子特集の第二弾、早いとこやってください。ロシーさん!


  


Posted by miroku at 00:00Comments(0)日記