2014年12月13日
映画『インターステラー』を観た
師走の風物詩といえば、その一年の人間関係の総決算ともいえる忘年会。
自慢じゃないが交友関係がまるで都内の格安物件の間取りの如く狭いボクなんですが(←ホントに自慢するこっちゃないだろ!)、それでも多少はそんな場に御呼ばれする機会もありまして。
で、昨夜はそんな場でした。
ただ、友達でもなく、かといって仕事関係の繋がりでもない、かなり薄い繋がりの忘年会だった為、居心地の悪さというか「あぁ、早く帰って『ダークナイト・ライジング』観てぇな感」がハンパなく。。。
収穫といえば、2次会で連行されたスナックのカラオケで「一番星ブルース」→「新宿(じゅく)の与太者」→「吹き溜まりの唄」という追悼・菅原文太メドレーを熱唱できたコトくらいかな。
えぇ、スナックのママから
「なんでこんな古い歌知ってんの?アンタ一体トシいくつ???」
というお褒めの言葉(?)を頂戴した以外は、周りは思いっきりドン引きでしたとも♪(←カラオケテロ)
んでさ、そんな居心地の悪い飲み会の最中、オフ会ってワケじゃないけれど、このブログに遊びに来てくれる変わり者の・・・もとい、心優しい皆さんで忘年会でも出来たら楽しいだろうなぁとも一瞬考えつつ、「こんな場末の不人気ブログじゃ誰も集まらねぇだろそんなもん」という冷静かつ客観的な判断で即刻却下した次第。ってコトで、とっとと本題へ。
話題の映画、『インターステラー』を観てきましたよの巻。

【ストーリー】
近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。
地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。
監督は『バットマン』シリーズや『インセプション』でお馴染みクリストファー・ノーラン。「必要以上に重厚な演出」なノーラン節は今回も健在で、今作はその重々しい演出と、最新の宇宙理論に基づいた理系テイストとの相性が抜群に良かった!
巷に溢れる「SF」(Science Fiction)という言葉、本作はその言葉を正しく継承した「SFマインド」溢れる空想科学大作でした。
地球を救う・・・否、地球を捨てて宇宙に新天地を求めざるをえなくなった人類の運命を背負った主人公に、今をときめくマシュー・マコノヒー。
クリスちゃん(クリスチャン・ベール)と一緒に、ドラゴンをノリノリでハントしてた頃(映画『サラマンダー』より)は、この人はもうB級アクション映画に骨を埋める覚悟なのかなぁ・・・と心配したのも今は昔。最近の大活躍(脱ぎっぷりも含めて)を見てると、しばらくはこの人から目が離せないなぁ。硬軟織り交ぜた作品選びもセンス良いよね。
そんなマシューお父さんの宇宙冒険と、地球に残した娘の2つの視点でストーリーが進んでいくんだけど、面白いのがその時間軸のギャップ感。
相対性理論やブラックホール理論によると、地球と宇宙では時間の流れるスピードは異なっていて、それは重力によって変動する・・・と、ない知恵をフル活用して無理矢理書いてみたんだけど、とにかくそんなこんなで(←アバウト過ぎんだろ!)、マシューお父さんが宇宙で活躍している間にも、娘はどんどん年を取っていきます。
その設定は地球を発つ時に娘と約束した、「絶対に帰ってくる。それがいつになるのかは分からないけれど、たとえおまえが今のパパと同い年になっても・・・」という親子の約束のシーンの伏線にもなっていて、物語の最後の最後で見事に・・・って、これ以上書くと本格的にネタがばれちゃうので自粛するけれど、シーンのひとつひとつに意味がある、そんなストイックな展開は流石のひとこと。
重厚なSFストーリーと、親子愛・・・というか、人類愛(もっと言い切ってしまうと、人間の持つ「愛」という感情のエネルギー)の物語が、まるでDNAの二重螺旋のように絡み合った今作、必見でございます!
んでもって、ここからは見どころポイントのいくつかを箇条書きで。
【ロボのセンスが♡】
SFといえばロボット。今作にも主人公チームをサポートするロボが出てくるんだけど、これがもう最高!
「え?21世紀の超大作映画で、このデザイン???」
と、幼稚園児でもリアルタッチで再現できるようなシンプル過ぎるデザインと、大昔のB級SF映画テイスト溢れるアナログ感覚が素敵なロボの誕生でした。
CGを多用せず、実物大の模型を作って人間が動かしてるってのもポイント高し。
【人類滅亡の原因がアレ?】
今回、人類滅亡の理由はズバリ異常気象。
多発する砂嵐が原因で農作物が出来なくなって地球まるごと食糧不足になっているという状況は、こういったデザスター映画ではさほど珍しい設定ではないんだけど、そこから先のハナシがちょっと面白(?)くて。
農作物を含めた光合成をする植物全般が死滅し、その結果地球上から酸素が亡くなるという、人類の死因は窒息死というのが新鮮でした。
科学的進歩を止め、軍隊やNASAもなくなり、人類総農民化した近未来の寒々とした光景もなかなか印象深かったな。
【キャストが豪華・・・ってか異色】
今作はキャストが豪華!
主演のマシューお父さんを始め、キャットウーマンことアン・ハサウェイや、ノーラン組の常連マイケル・ケイン、アカデミー女優のジェシカ・チャステインなどなど、お馴染みのあんな人こんな人がたくさん出演しておるんですが、物語の終盤に登場する人類存続のカギを握る天才科学者役に、なんとアノ人が登板!
「これって、日本でリメイクしたら本田博太郎や田口トモロヲがやるような役どころだよね・・・」
という味わい深い(?)人物を、体当たりで好演されてましたとさ。
以上、『インターステラー』の自分勝手レヴューでした。長文失礼。
とにかくだ、劇場の大画面で観るべき作品!必見ッ!!!
PS...
さてっと、『インターステラー』はクリアしたでしょ。
あとは『フューリー』に『ゴーン・ガール』、それと『西遊記~はじまりのはじまり~』でしょ。ロキシーでやってる市川雷蔵祭りもあるし、忘れちゃいけない『ホビット 決戦のゆくえ』も・・・あ、午前十時の映画祭で『仁義なき戦い』もやってるんだった!
・・・全部観れっかな(きっと無理)
自慢じゃないが交友関係がまるで都内の格安物件の間取りの如く狭いボクなんですが(←ホントに自慢するこっちゃないだろ!)、それでも多少はそんな場に御呼ばれする機会もありまして。
で、昨夜はそんな場でした。
ただ、友達でもなく、かといって仕事関係の繋がりでもない、かなり薄い繋がりの忘年会だった為、居心地の悪さというか「あぁ、早く帰って『ダークナイト・ライジング』観てぇな感」がハンパなく。。。
収穫といえば、2次会で連行されたスナックのカラオケで「一番星ブルース」→「新宿(じゅく)の与太者」→「吹き溜まりの唄」という追悼・菅原文太メドレーを熱唱できたコトくらいかな。
えぇ、スナックのママから
「なんでこんな古い歌知ってんの?アンタ一体トシいくつ???」
というお褒めの言葉(?)を頂戴した以外は、周りは思いっきりドン引きでしたとも♪(←カラオケテロ)
んでさ、そんな居心地の悪い飲み会の最中、オフ会ってワケじゃないけれど、このブログに遊びに来てくれる変わり者の・・・もとい、心優しい皆さんで忘年会でも出来たら楽しいだろうなぁとも一瞬考えつつ、「こんな場末の不人気ブログじゃ誰も集まらねぇだろそんなもん」という冷静かつ客観的な判断で即刻却下した次第。ってコトで、とっとと本題へ。
話題の映画、『インターステラー』を観てきましたよの巻。
『インターステラー』
【ストーリー】
近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。
地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。
※※ 以下、ネタバレは極力避けた勝手感想をば ※※
※※ 事前情報を一切入れたくない方は要注意 ※※
※※ 事前情報を一切入れたくない方は要注意 ※※
監督は『バットマン』シリーズや『インセプション』でお馴染みクリストファー・ノーラン。「必要以上に重厚な演出」なノーラン節は今回も健在で、今作はその重々しい演出と、最新の宇宙理論に基づいた理系テイストとの相性が抜群に良かった!
巷に溢れる「SF」(Science Fiction)という言葉、本作はその言葉を正しく継承した「SFマインド」溢れる空想科学大作でした。
地球を救う・・・否、地球を捨てて宇宙に新天地を求めざるをえなくなった人類の運命を背負った主人公に、今をときめくマシュー・マコノヒー。
クリスちゃん(クリスチャン・ベール)と一緒に、ドラゴンをノリノリでハントしてた頃(映画『サラマンダー』より)は、この人はもうB級アクション映画に骨を埋める覚悟なのかなぁ・・・と心配したのも今は昔。最近の大活躍(脱ぎっぷりも含めて)を見てると、しばらくはこの人から目が離せないなぁ。硬軟織り交ぜた作品選びもセンス良いよね。
そんなマシューお父さんの宇宙冒険と、地球に残した娘の2つの視点でストーリーが進んでいくんだけど、面白いのがその時間軸のギャップ感。
相対性理論やブラックホール理論によると、地球と宇宙では時間の流れるスピードは異なっていて、それは重力によって変動する・・・と、ない知恵をフル活用して無理矢理書いてみたんだけど、とにかくそんなこんなで(←アバウト過ぎんだろ!)、マシューお父さんが宇宙で活躍している間にも、娘はどんどん年を取っていきます。
その設定は地球を発つ時に娘と約束した、「絶対に帰ってくる。それがいつになるのかは分からないけれど、たとえおまえが今のパパと同い年になっても・・・」という親子の約束のシーンの伏線にもなっていて、物語の最後の最後で見事に・・・って、これ以上書くと本格的にネタがばれちゃうので自粛するけれど、シーンのひとつひとつに意味がある、そんなストイックな展開は流石のひとこと。
重厚なSFストーリーと、親子愛・・・というか、人類愛(もっと言い切ってしまうと、人間の持つ「愛」という感情のエネルギー)の物語が、まるでDNAの二重螺旋のように絡み合った今作、必見でございます!
んでもって、ここからは見どころポイントのいくつかを箇条書きで。
【ロボのセンスが♡】
SFといえばロボット。今作にも主人公チームをサポートするロボが出てくるんだけど、これがもう最高!
「え?21世紀の超大作映画で、このデザイン???」
と、幼稚園児でもリアルタッチで再現できるようなシンプル過ぎるデザインと、大昔のB級SF映画テイスト溢れるアナログ感覚が素敵なロボの誕生でした。
CGを多用せず、実物大の模型を作って人間が動かしてるってのもポイント高し。
【人類滅亡の原因がアレ?】
今回、人類滅亡の理由はズバリ異常気象。
多発する砂嵐が原因で農作物が出来なくなって地球まるごと食糧不足になっているという状況は、こういったデザスター映画ではさほど珍しい設定ではないんだけど、そこから先のハナシがちょっと面白(?)くて。
農作物を含めた光合成をする植物全般が死滅し、その結果地球上から酸素が亡くなるという、人類の死因は窒息死というのが新鮮でした。
科学的進歩を止め、軍隊やNASAもなくなり、人類総農民化した近未来の寒々とした光景もなかなか印象深かったな。
【キャストが豪華・・・ってか異色】
今作はキャストが豪華!
主演のマシューお父さんを始め、キャットウーマンことアン・ハサウェイや、ノーラン組の常連マイケル・ケイン、アカデミー女優のジェシカ・チャステインなどなど、お馴染みのあんな人こんな人がたくさん出演しておるんですが、物語の終盤に登場する人類存続のカギを握る天才科学者役に、なんとアノ人が登板!
「これって、日本でリメイクしたら本田博太郎や田口トモロヲがやるような役どころだよね・・・」
という味わい深い(?)人物を、体当たりで好演されてましたとさ。
以上、『インターステラー』の自分勝手レヴューでした。長文失礼。
とにかくだ、劇場の大画面で観るべき作品!必見ッ!!!
PS...
さてっと、『インターステラー』はクリアしたでしょ。
あとは『フューリー』に『ゴーン・ガール』、それと『西遊記~はじまりのはじまり~』でしょ。ロキシーでやってる市川雷蔵祭りもあるし、忘れちゃいけない『ホビット 決戦のゆくえ』も・・・あ、午前十時の映画祭で『仁義なき戦い』もやってるんだった!
・・・全部観れっかな(きっと無理)