2016年07月30日

観たゾ!『シン・ゴジラ』

今日はロキシーにて映画『FAKE』の監督による舞台挨拶があるとのコトで、結構前から心待ちにしておったんですが・・・

まさかまさかの大寝坊!

びぃびぃと泣く泣く諦めた次第なんですが、何故こんなにも寝坊をしてしまったのかと申しますとですね、、、


週末の夜だから、そんなもん決まってんじゃん♡





・・・と、そんなピンク色した恥じらい理由なんかじゃなく、とある映画を観た後に、友達とド深夜まで大感想会をやらかしちゃってたから。

その映画とは、、、


『シン・ゴジラ』








【ストーリー】
 東京湾アクアトンネルが崩落する事故が発生。首相官邸での緊急会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)が、海中に潜む謎の生物が事故を起こした可能性を指摘する。その後、海上に巨大不明生物が出現。さらには鎌倉に上陸し、街を破壊しながら突進していく。政府の緊急対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、“ゴジラ”と名付けられた巨大不明生物に立ち向かうが…。






あまりの衝撃に、まだ頭の中を感想やら思いが渦を巻いてる状況で、上手く言語化出来ていないんだけど、とにかく一言だけ。


凄かったッ!!!



ハリウッド版の「怪獣エンターテイメント」路線も素晴らしく楽しいけれど、昭和29年版ゴジラの「シリアス路線」を真摯に継承するその心意気と出来栄えに、心底心が震えちゃったもの。

ネタバレになるから詳細は書かないけれど、先の大戦での2度に渡る原爆投下と、3.11の大震災がどうしても脳裏をよぎる作風になっていて、特に原発処理をめぐる忘れたくても忘れられない様々な光景を強烈に思い起こさせるシーンや演出に、「ゴジラという作品の根幹」を改めて痛感する思いでした。

キャストも最高!
主演クラスも良かったんだけど、有名俳優による豪華チョイ役の嵐はある意味「宝探し」的な楽しさもあって、画面から目が離せませなかったなぁ。



あと、これはもう情報が公開されてるから書いちゃってもいいよね。
ゴジラのモーションキャプチャー(簡単に説明するとゴジラの動き。『ロード・オブ・ザ・リング』におけるアンディー・サーキスの役割)を、あの野村萬斎が演じていてさ。
ゴジラの所作(?)のひとつひとつに狂気と哀愁、そして荒々しさを感じるその演技は、まさに圧巻の一言でした。



そりゃあ友達と深夜の一時過ぎまで感想戦で盛り上がるっちゅうねんッ!(バカが2匹)



はぁ、、、思い出すだけでも至福の幸福感。
ちょっと大袈裟だけど、今を生きる全ての日本人が観なきゃいけない映画だと思うし、大人が観るに足る屈強な完成度に貫かれた骨太な一本でした。必見!





  


Posted by miroku at 21:34Comments(4)日記映画