2015年11月30日
訃報
突然の、水木先生の訃報。
水木しげる原理主義者の末席を汚すボクとしては、割と本気で「200年とか300年とか生きるんだろうなぁ」と勝手に思っていたんだけど。。。
でも、そんな科学的根拠の皆無な妄想も、「水木先生ならもしかしたら・・・」と思わせる何か(浪漫という言葉が一番近いと思う)が、その表現や発言に溢れていました。
鬼太郎の作者や妖怪マンガの大家というイメージが世の中的には強いんだろうけど、戦記モノの名手として、また脱力(無気力でも可)系マンガの巨匠として空前絶後の存在だったと思います。
鬼太郎にしたって、TVアニメと原作とではその内容は大きく異なり、原作の鬼太郎は女とタバコと怠惰を愛するボンクラであり、夏目漱石描くところの高等遊民(貧乏だけど)的な佇まいのシニカルな存在で、妖怪退治活劇マンガというよりは、ナンセンスなオフビートコメディー的色合いが非常に濃い作品だったりします。

先生の描いたマンガは、ボクという人間を構成する要素の、間違いなく大事なひとつです。
合掌。
水木しげる原理主義者の末席を汚すボクとしては、割と本気で「200年とか300年とか生きるんだろうなぁ」と勝手に思っていたんだけど。。。
でも、そんな科学的根拠の皆無な妄想も、「水木先生ならもしかしたら・・・」と思わせる何か(浪漫という言葉が一番近いと思う)が、その表現や発言に溢れていました。
鬼太郎の作者や妖怪マンガの大家というイメージが世の中的には強いんだろうけど、戦記モノの名手として、また脱力(無気力でも可)系マンガの巨匠として空前絶後の存在だったと思います。
鬼太郎にしたって、TVアニメと原作とではその内容は大きく異なり、原作の鬼太郎は女とタバコと怠惰を愛するボンクラであり、夏目漱石描くところの高等遊民(貧乏だけど)的な佇まいのシニカルな存在で、妖怪退治活劇マンガというよりは、ナンセンスなオフビートコメディー的色合いが非常に濃い作品だったりします。

先生の描いたマンガは、ボクという人間を構成する要素の、間違いなく大事なひとつです。
合掌。