2014年01月19日

何かが空を飛んでいる

日曜日、今日は休日。

家に引きこもっていてもしょうがないし、長野に買い物にでも行っか!思った矢先、ふと窓の外を見れば、そこはもう銀世界・・・


クソ、白い悪魔めッ!


ってコトで、読みかけだった本を一気に読了。






何かが空を飛んでいる





いやぁ、面白かった!
UFOという現象を文化人類学的に語っている本なんだけど、「UFO = 宇宙人の乗り物」という一般的にメジャーな先入観を、まるで薄皮を一枚づつ丁寧に剥がすような感覚が新鮮でした。

1947年にアメリカのアーノルドさんによって目撃された「空に浮く何か」が、「投げた皿か円盤が水面上をスキップするように凄いスピードで飛んでいた」と報道されたコトによって、それ以降「空に浮く何か」「空飛ぶ円盤」になり、その固定観念は現在まで続いているんだけれど、じゃあそれ以前に「空に浮く何か」は一切目撃されたコトはなかったのか?といえば、決してそんなコトはなく、それぞれの時代で、それぞれの文化圏で、いろいろな人たちによって「空に浮く何か」は目撃されていて、いろんな表現方法で語られているんだよね・・・という部分から始まって、話題は宇宙人や妖精と多岐に渡って広がっていきます。

じゃあ、いったい「空に浮く何か」とは何なのか?

その正体は、(当然だけど)分かりません。
ただ、人間という生き物は、聖書の昔から「空に浮く何か」を見て、それにいちいち怪しげな意味を見出しては一喜一憂しているんだなぁという厳然たる事実が浮き彫りになる本書は、最高に知的で愉快で妖しい魅力満点な一冊でした!



ここで一応、UFOに対するボクのスタンスを表明しておくとですね。。。
頭っから信じてるワケじゃなくて、UFO業界(?)にたむろする怪しげな人々や胡散臭いなぁって部分も全部ひっくるめて「UFOって面白れぇ♪」と楽しんじゃってる、一番タチの悪いUFOマニアです(汗)

高校の時に見た、まるで龍が天に昇るが如く緑色の光をまき散らしながら飛んでいた「空に浮く何か」、アレは一体なんだったんだろう・・・






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Posted by miroku at 23:01│Comments(0)日記
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