2014年04月28日
思ひ出、ぽろぽろ
ふと気が付くと、もう何年も聴いていない曲なのに、いつのまにかその曲が脳内で再生されてるコトってありません?
「うわ~!そうそう!あの頃、この曲が好きでよく聴いてたなぁ~」
って、思い出した自分自身にビックリするってコト、ボクはよくあります。
今日も仕事中の営業車の中で、何故かいきなりこの曲が脳内再生されちゃって。。。
仕事そっちのけで、しばしの間懐かしい気持ちにズブズブと浸っちゃった。
ジョン・ウェットンのソロアルバム「Voice Mail」の中の一曲、「hold me now」。
「じょん・うぇっとん?誰???」って感じの方がほとんどだと思うので、ちらっと説明。
70年代伝説のプログレバンド「King Crimson」や、プログレ残党バンド「ASIA」のメンバーだった人で・・・って、あ、そっか。まずは「プログレ」ってなんぞや?ってトコロから軽く補足をば。
プログレとは、プログレッシヴ・ロックの略で、ちょっと一言では説明しきれないジャンルではあるんだけど、ものすご~く雑に言うと「壮大で難解で、1曲の長さが半端じゃないロック」です。
1曲あたり10分20分はあたりまえ。下手をすればアルバム1枚で1曲なんてコトもある、そんな小難しくてしゃらくせぇ(?)のがプログレなんですが、若い頃ってそういうしゃらくせぇモノに惹かれたりするじゃないですか♪(←勝手に同意を求めるな!)
まぁ、太宰治にハマるのに近い感覚で、ボクも学生時代に聴き狂ったんですが、そんなプログレ界の中でも特に有名なのがこのジョン・ウェットンという人なんです。
・・・ふぅ、ようやっと説明終了。さぁてと、ここから本題。
この曲を熱心に聴いていた学生時代。とある女の子と仲良くなりました。
朝の教室で2人っきりでお喋りしたり、寄り道しながら一緒に帰ったりしているうちに、最初はなかった「恋愛感情」な~んて厄介なシロモノがだんだんと芽生えてきて、気が付いたらその子のコトが大好きなっちゃってました。
まぁ、いろいろあって・・・あ、いや、なんにもなかったからか。結局はボクの片思いのままで終わったんだけど、その頃ボクのウォークマン(カセットのヤツ!)に常に入っていたのが、この曲が入ったアルバムでした。
脳内再生されているこの曲のメロディーを聴いていると、その頃の感情や情景が蘇ってきて・・・正直、ちょっと弱った。
その子の顔を見るたびに、声を聞くたびに、胸がぽっと熱くなっていたっけ。
その子を見ていたくて、いつも教室の後ろの席で授業を受けていたっけ。
死ぬくらいの勇気をだして、しどろもどろになりながらも映画に誘って、キアヌの『スピード』を一緒に観たっけ。
あの頃が輝いていたなんて、ちっとも思わないけれど・・・
ただひたすらダサくて、カッコ悪くて、つまらなくて、モテないボクだったけれど・・・
そんな思い出が、まだ消えずにボクの胸に残っているという事実は、それはひょっとしたら案外と幸福なコトなのかもしれないな。。。な~んてしゃらくさ過ぎるコトを、営業車の中でぼんやりと考えていた、月曜日の午後2時45分(推定)でしたとさ。
ってか、仕事しろッ!!!
「うわ~!そうそう!あの頃、この曲が好きでよく聴いてたなぁ~」
って、思い出した自分自身にビックリするってコト、ボクはよくあります。
今日も仕事中の営業車の中で、何故かいきなりこの曲が脳内再生されちゃって。。。
仕事そっちのけで、しばしの間懐かしい気持ちにズブズブと浸っちゃった。
ジョン・ウェットンのソロアルバム「Voice Mail」の中の一曲、「hold me now」。
「じょん・うぇっとん?誰???」って感じの方がほとんどだと思うので、ちらっと説明。
70年代伝説のプログレバンド「King Crimson」や、プログレ残党バンド「ASIA」のメンバーだった人で・・・って、あ、そっか。まずは「プログレ」ってなんぞや?ってトコロから軽く補足をば。
プログレとは、プログレッシヴ・ロックの略で、ちょっと一言では説明しきれないジャンルではあるんだけど、ものすご~く雑に言うと「壮大で難解で、1曲の長さが半端じゃないロック」です。
1曲あたり10分20分はあたりまえ。下手をすればアルバム1枚で1曲なんてコトもある、そんな小難しくてしゃらくせぇ(?)のがプログレなんですが、若い頃ってそういうしゃらくせぇモノに惹かれたりするじゃないですか♪(←勝手に同意を求めるな!)
まぁ、太宰治にハマるのに近い感覚で、ボクも学生時代に聴き狂ったんですが、そんなプログレ界の中でも特に有名なのがこのジョン・ウェットンという人なんです。
・・・ふぅ、ようやっと説明終了。さぁてと、ここから本題。
この曲を熱心に聴いていた学生時代。とある女の子と仲良くなりました。
朝の教室で2人っきりでお喋りしたり、寄り道しながら一緒に帰ったりしているうちに、最初はなかった「恋愛感情」な~んて厄介なシロモノがだんだんと芽生えてきて、気が付いたらその子のコトが大好きなっちゃってました。
まぁ、いろいろあって・・・あ、いや、なんにもなかったからか。結局はボクの片思いのままで終わったんだけど、その頃ボクのウォークマン(カセットのヤツ!)に常に入っていたのが、この曲が入ったアルバムでした。
脳内再生されているこの曲のメロディーを聴いていると、その頃の感情や情景が蘇ってきて・・・正直、ちょっと弱った。
その子の顔を見るたびに、声を聞くたびに、胸がぽっと熱くなっていたっけ。
その子を見ていたくて、いつも教室の後ろの席で授業を受けていたっけ。
死ぬくらいの勇気をだして、しどろもどろになりながらも映画に誘って、キアヌの『スピード』を一緒に観たっけ。
あの頃が輝いていたなんて、ちっとも思わないけれど・・・
ただひたすらダサくて、カッコ悪くて、つまらなくて、モテないボクだったけれど・・・
そんな思い出が、まだ消えずにボクの胸に残っているという事実は、それはひょっとしたら案外と幸福なコトなのかもしれないな。。。な~んてしゃらくさ過ぎるコトを、営業車の中でぼんやりと考えていた、月曜日の午後2時45分(推定)でしたとさ。
ってか、仕事しろッ!!!