2015年02月18日

映画『幕が上がる』

昨晩、馳せ参じて参りました。
どこにって、長野グランドシネマズにて開催された、映画『幕が上がる』の試写会&玉井さんご登場の舞台挨拶に!




映画『幕が上がる』








【ストーリー】
 北関東にある県立富士ケ丘高等学校。演劇部所属の高橋さおりは、まもなく演劇部最後の一年を迎えようとしていた。個性的な部員たちとともに、年に一度の大会で地区予選突破を目標に掲げたさおりだったが、東京の大学で演劇をやっていたという美人の新任教師・吉岡先生に後押しされ、全国大会を目指すことになる。
 劇作家・平田オリザが2012年に発表した処女小説を、人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の主演で映画化。「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督がメガホンをとり、演劇に打ち込む高校生たちの青春を描いた。吉岡先生役で「小さいおうち」の黒木華、演劇部顧問の溝口先生役でムロツヨシらが共演。脚本を「桐島、部活やめるってよ」の喜安浩平が手がけた。





・・・いきなりこんなコト言うのは非常にアレだとは思うんだけど、、、
「悪い映画じゃないし、良いか悪いかで区切れば間違いなく良い映画の方にメータの針は振れるんだろうけれど・・・」というのが正直な感想でした。
ももクロという現象をフューチャーしたアイドル映画としては、間違いなく傑作だと思います。メンバーもキラキラと輝いていたし、モノノフが喜びそうな要素も盛りだくさんだしね。

でも、傑作小説の映画化としては、、、どうなんだろう。

もの凄く個人的なコトになっちゃうんだけど、ここ数日ちょっとイロイロありまして、娯楽映画を100%楽しみ尽くせるようなテンションじゃなかったというそんなこんなも、もしかしたら感想に反映されちゃっているのかもしれません。

実は、明後日の試写会にも当選してまして(どんだけ応募してんだよ?)
幸いもう一度観る機会があるので、冷静な判断はそれからってカンジかな。

以下、ネタバレにならない程度にポイントをいくつか。





【映画『幕が上がる』のココが良かった】


・メンバーそれぞれの表情や存在感が、物語が進むにつれて「アイドル」のそれから「女優」になっていくその成長。
 正直、映画の序盤は「この演技で2時間はチョット辛いかも・・・」と心配になっちゃうんだけど、映画の中の登場人物たちの成長にシンクロするかのように、メンバーの演技がとても自然になっていくんだよね。
 特にリーダーの百田さん!
 間違いなく、その姿は堂々たる主演女優でした。


・青春時代のひたむきな一生懸命さや情熱、それと同時に、自分自身が何者なのかがわからないもどかしさなんかが丁寧に描かれていて、青春映画として非常に好感が持てました。


・カメオ出演の天竜源一郎が、意外(と言っちゃ失礼だけど)にアリだった・・・というか、スゴク良かった!
 滑舌がもうメチャメチャだから、何を言ってるのかさっぱり???なんだけど、その朴訥な佇まいと誠実な笑顔で、「きっといいお父さんなんだろうなぁ」というコトが容易に想像できる、最高のキャスティングでした。


・脇を固める黒木華、ムロツヨシ、志賀廣太郎の上手さよ(詠嘆)




【映画『幕が上がる』のココがちょっと。。。】

・原作と映画は別物だし、原作をそっくりそのままコピーする必要はないけれど、原作の持つ魅力がいささかパワーダウンしている感は否めなかったなぁ。。。


・夢のシーンが邪魔!発想が陳腐だし興醒めもいいところ。それにあんなに尺必要か???


・ももクロに所縁のある面々のカメオ出演も楽しいっちゃ楽しいんだけどさ、、、遊びがちょっと露骨過ぎるような気が。
 物語への集中力を削いでどうすんの?




以上、乱暴な箇条書きにて。





あ、そだ。
この映画は高校演劇が舞台で、メンバーも実際に舞台『銀河鉄道の夜』を練習や大会本番を含めて何度も演じているんだけど、劇中では尺の関係もあってそのほとんどはカットされてます。
でも、その舞台映像の数々を一本の作品として25分弱に編集した特別編が公開されているので、アップしときます。









ぶっちゃけ、映画本編よりもこっちの方がボクは好きだったりするってコトはひとつ内緒で。。。








で、

だ。

最後にチラッと、皆さん気になる「アノ人」について。
カメオ出演している、ヒゲについての詳細レポートをば

・・・って、気になってるのはとらきちさん改めしえるさんだけじゃねぇかッ!



藤やん(藤村忠寿氏:北海道放送のディレクター。つまりサラリーマン)は今回、とあるメンバーの父親役で登場してるんですが、カメオといいつつ出番も2回ほどあって、台詞なんかもしっかり喋って、それなりのインパクトでした。

演技については、まぁ「いつものアノ感じ」です。


オイオイオイオイッ!


と、デリカシー皆無なデカい声を発しながら、ショッピングモールの人混みの中をドタバタと駆け抜けるその勇姿は、かの地グア・テリンガの奥深くにて他の共演者を押しのけていく姿を彷彿させるものでした(嘘)

ちなみに、そのシーンで笑ってるお客さん、周囲ではボクひとりだったっけ。。。




最後の最後に、、、

目の前わずが数メートルで見る、生(?)玉井さん、、、超キュートだったなぁ(遠い目で)






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Posted by miroku at 22:00│Comments(8)日記映画
この記事へのコメント
うちの主人も当日券で上田に行ってきました。
やっぱり生玉井さんは可愛かったと(笑)

明後日は誰の舞台挨拶ですか?
Posted by しょぼーん at 2015年02月18日 23:09
何があったか知らねーが
明後日の試写会はスッキリシャッキリと楽しんできなされ

私は、悪玉ダースベーダ―が退社の告知をしてくれたので
明るい未来が開けそうです♪
Posted by とらうさ at 2015年02月18日 23:30
ミロクさん、こんちは ^^

えっ?あの銀河鉄道のくだり、本編ではカットなの?
・・・そーだったのかぁ・・・あの玉ちゃんが良かったのになぁ。
まぁでも、ヒゲの演技も心配すること無かったみたいで安心しました。

なんかイマイチ楽しめない気分だったトコロへ
ヒゲのレポを頼んでスマンかったねぇ ^^;
兄さんも待ち受けに戸次さんを貼って、残念を吸ってもらいなよ♪
Posted by しえるしえる at 2015年02月19日 11:38
しょぼーんさん、こんばんです^^

上田の生玉井さんは、六文銭の兜を被っての登場たっだみたいですね~
ブログの写真で見たんですが、ありゃ破壊力抜群でした。ご主人さんが憎い・・・もとい、良かったですね♪

明日の試写は、さぬき映画祭のLV。
生メンバー(?)の舞台挨拶とかはナシなんですが、トークショーも見れるらしいので、またご報告いたします^^
Posted by mirokumiroku at 2015年02月19日 22:26
とらうささん、こんばんです^^

最悪なテンションはどうにかこうにか脱出したから、明日の試写は普通に楽しんでくる予定です!

「二回目を見たけど、映画は最高でした♪」

と、意見がコロッと変わったら、「あのバカ、やっぱり映画を観る目なんてねぇんだな」と思ってくれて結構毛だらけです。

お!ダースベーダ―の退社、遂に発表されたの???
本当に良かった!いやぁ、めでたいッ!!!
まさに「新たなる希望」ですね~
とらうささんの会社が、フォースと共にあらんことを!
Posted by mirokumiroku at 2015年02月19日 22:34
LVなんですね。
(主人にも聞きましたw)
私、情報過疎になっておりまして(笑)

報告楽しみにしております!
Posted by しょぼーん at 2015年02月19日 22:34
しえる姐御、こんばんです^^

そうそう、演劇部分はかな~りカットされちゃってて。
玉様と有安さんの熱演がメチャメチャ光ってたから、余計にそれが残念でさ。。。

熱演と言えば、ヒゲの熱演も必見!というワケで、余ってる前売り送りつけましょか?
もし映画を観る予定があればお申し付けくだされ。

噂の戸次さん待ち受けかぁ。残念の吸引力がダイソンよりもスゴそう(^ ^;)
Posted by mirokumiroku at 2015年02月19日 22:46
しょぼーんさん、またまたこんばんです^^

最近のももクロの情報量の多さ、ボクもちょっと把握しきれてなかったりします(^ ^;)
来週はTVだけでも、「VS嵐」に「ほんまでっか」に「ごきげんよう」に「笑神様」に「A-Studio」に「「ふしぎ発見」に・・・ヤバい、ホントに追いつけない!

明日のLV、しっかり報告できるよう、ばっちり楽しんできますね♪
Posted by mirokumiroku at 2015年02月19日 22:53
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