2016年11月05日
深爪式
深爪さんの「深爪式」を読了。

市井の主婦でありながら、フォロワー数が11万人を超えるという驚異の一般人深爪さん初の書籍。
と、こんな説明の仕方だと「どうせアレでしょ?カリスマなんちゃらみたいなしゃらくせぇカンジのやつでしょ?ケッ!」と脊髄反射的に拒否反応を示される方もいると思うんだけどさにあらず。
この世の森羅万象を独自の視線・・・というか、ぶっちゃけ過ぎるシモネタととびっきりのオモシロ話法で切り取ったツイートが最高に楽しい愉快な御仁、それが深爪さんでして。
まぁ、詳しくは「深爪 ツイート」でググって頂くとして、そんな面白ツイートの使い手である深爪さんの大ファンでもあるボクは、この書籍もモチのロンで発売日当日に購入。で、一気に読破。
あ~もう、すっげぇ面白かった!
自らの体験をベースに恋愛や日常、セックスや生活、家族やセックスやセックスなどを赤裸々を通り越してドドメ色裸々に語る本書は、いわばシモネタじかけの人生訓。
あけっぴろげなシモネタの中に「はっ」と気づかされる真実があったり、真面目な話しを神妙な面持ちで読んでいると「ここでかッ?!」というタイミングでゲスいエロ話が挿入されていたりと、まるでジェットコースターの乗っているようなその高低差にクラクラしつつも魅了される、お腹いっぱい大満足なエッセイ集でした。
玉袋の章(どんな章だよ?)なんて、以前付き合っていた彼女に全く同じコトを言われたコトがあって、読んでいて愕然としたもの。
それと、あとがきに「ナンシー関」の名前があって、ああそうかと妙に納得。
ツイッターを読んでいる時にも感じていたんだけど、理路整然に粛々と笑わせにくるその剛腕っぷりが、ナンシー関の横綱相撲を思い出させる瞬間が時折あって。
ナンシー関と深爪さんを比べてどうのこうの言いたいワケじゃなく、ナンシー関の文体を真似た経験がありなおかつそれに玉砕したボクには、それがなんだか無性に嬉しく思えた次第。
「シモネタを読むと持病の癪が・・・」という方には正直オススメできないけれど、酸いも甘いも噛み分けた人生経験豊かな人たち(中年)にこそ手に取って欲しい本なので、こんな紹介記事をしたためてみました。
・・・あ、でもひとつだけ注意。
オサレなカフェでのんびり寛ぎながら読むには、本書は全く適しません。
なぜなら、確実に吹くから!
事実、ボクも本書を買ったその当日にラランスルールで読み始めたんだけど、最初の僅か1~2頁で飲んでいたロイヤルミルクティーがまるで名人の水芸の如く華麗に宙を舞ったもの。

市井の主婦でありながら、フォロワー数が11万人を超えるという驚異の一般人深爪さん初の書籍。
と、こんな説明の仕方だと「どうせアレでしょ?カリスマなんちゃらみたいなしゃらくせぇカンジのやつでしょ?ケッ!」と脊髄反射的に拒否反応を示される方もいると思うんだけどさにあらず。
この世の森羅万象を独自の視線・・・というか、ぶっちゃけ過ぎるシモネタととびっきりのオモシロ話法で切り取ったツイートが最高に楽しい愉快な御仁、それが深爪さんでして。
まぁ、詳しくは「深爪 ツイート」でググって頂くとして、そんな面白ツイートの使い手である深爪さんの大ファンでもあるボクは、この書籍もモチのロンで発売日当日に購入。で、一気に読破。
あ~もう、すっげぇ面白かった!
自らの体験をベースに恋愛や日常、セックスや生活、家族やセックスやセックスなどを赤裸々を通り越してドドメ色裸々に語る本書は、いわばシモネタじかけの人生訓。
あけっぴろげなシモネタの中に「はっ」と気づかされる真実があったり、真面目な話しを神妙な面持ちで読んでいると「ここでかッ?!」というタイミングでゲスいエロ話が挿入されていたりと、まるでジェットコースターの乗っているようなその高低差にクラクラしつつも魅了される、お腹いっぱい大満足なエッセイ集でした。
玉袋の章(どんな章だよ?)なんて、以前付き合っていた彼女に全く同じコトを言われたコトがあって、読んでいて愕然としたもの。
それと、あとがきに「ナンシー関」の名前があって、ああそうかと妙に納得。
ツイッターを読んでいる時にも感じていたんだけど、理路整然に粛々と笑わせにくるその剛腕っぷりが、ナンシー関の横綱相撲を思い出させる瞬間が時折あって。
ナンシー関と深爪さんを比べてどうのこうの言いたいワケじゃなく、ナンシー関の文体を真似た経験がありなおかつそれに玉砕したボクには、それがなんだか無性に嬉しく思えた次第。
「シモネタを読むと持病の癪が・・・」という方には正直オススメできないけれど、酸いも甘いも噛み分けた人生経験豊かな人たち(中年)にこそ手に取って欲しい本なので、こんな紹介記事をしたためてみました。
・・・あ、でもひとつだけ注意。
オサレなカフェでのんびり寛ぎながら読むには、本書は全く適しません。
なぜなら、確実に吹くから!
事実、ボクも本書を買ったその当日にラランスルールで読み始めたんだけど、最初の僅か1~2頁で飲んでいたロイヤルミルクティーがまるで名人の水芸の如く華麗に宙を舞ったもの。