2016年11月09日
映画『続・深夜食堂』
いやぁ、勝っちゃったね、トランプ氏。
選挙戦を報じる各局の報道をまるで「イギリスのEU離脱が決まった時のようなテンション」で眺めているんですが、ブログで政治と宗教とシモネタについては書かないと決めているボクなので、
「う、うん・・・」
と、これ以上は多くを語りませんチンチン(思いっきりシモネタじゃねぇか)
それにしてった素晴らしかったのは、ニコ生の選挙特番!
みんな大好き映画評論家の町山さんがトランプ支持の右翼青年が集まる場所に突撃取材を敢行するんだけど、周囲に渦巻くマリファナの副流煙でラリる町山さんと、右翼青年たちの実情や本音、そして最後に登場するヒューマンガス様(byマッドマックス2)の勇姿という、そのあまりのカオスっぷりは、トランプ当選という現実をしばし忘れるほどの衝撃でした。
こんな選挙報道、地上波じゃ絶対に無理だろうなぁ。
と、そんな世紀の大決戦とは一切関係なく、今日も今日とてここから本題。
待ちに待ったあの映画を観てきましたよというオハナシ。

【ストーリー】
深夜だけ営業する路地裏の小さな食堂「めしや」を舞台に、店主とワケありな客たちが織り成す人間模様を描く。
主人公のマスター役の小林薫をはじめオリジナルキャストが続投し、前作の多部未華子、余貴美子も常連客役で登場するほか、新たに佐藤浩市、池松壮亮らが出演する。
こちらが期待していたものが、期待していた通りの満足度で提示される、まるでこの映画に登場する料理の如く安心感と温もりに包まれた映画でした。
それでは、ネタバレ回避で感想をば。
今回のゲストの中で特に印象に残っているのは、2話に登場するキムラ緑子と池松壮亮の演技合戦ともいえる密度の濃いシーンの数々。
表情の刹那、指先の動かし方のひとつひとつに意味や背景の宿るその熱演は、他のゲストや役者ももちろん良かったんだけど、ちょっと群を抜いていて、二人の一挙手一投足から一瞬たりとも目が離せませんでした。
それと、山中崇演じるヤクザの下っ端ゲンちゃん。このゲンちゃんが抜群にカッコ良い「とあるシーン」がありまして。
こちとらTVシリーズからずっと見てきているので、高校時代の恩師や実の息子とのあんなこんなを経て、こういう台詞が吐ける男になったんだなぁと思うと、なんだか感無量で・・・
と、他にもいろいろ書きたいんだけど、書くと全てがネタバレになっちゃうような気がするんだよねぇ。
周囲でこの作品のファンがいないので、この書きたい(喋りたい)気持ちを吐きだせないのが非常に残念なんだけど、それだけヤキモキしてしまうほどに素晴らしい魅力に満ちた作品だったというコトで。
あ、そだ。
この映画を観に行く予定の方に、ひとこと。
最新シリーズのNetflix版『深夜食堂-Tokyo Stories-』から登場する人物がひとりだけいるので、「あれ?こんな常連さんいたっけ?」となる恐れがあります。
劇場に行く前に、まずNetflix版をご覧になられるのをオススメしときます。
選挙戦を報じる各局の報道をまるで「イギリスのEU離脱が決まった時のようなテンション」で眺めているんですが、ブログで政治と宗教とシモネタについては書かないと決めているボクなので、
「う、うん・・・」
と、これ以上は多くを語りませんチンチン(思いっきりシモネタじゃねぇか)
それにしてった素晴らしかったのは、ニコ生の選挙特番!
みんな大好き映画評論家の町山さんがトランプ支持の右翼青年が集まる場所に突撃取材を敢行するんだけど、周囲に渦巻くマリファナの副流煙でラリる町山さんと、右翼青年たちの実情や本音、そして最後に登場するヒューマンガス様(byマッドマックス2)の勇姿という、そのあまりのカオスっぷりは、トランプ当選という現実をしばし忘れるほどの衝撃でした。
こんな選挙報道、地上波じゃ絶対に無理だろうなぁ。
と、そんな世紀の大決戦とは一切関係なく、今日も今日とてここから本題。
待ちに待ったあの映画を観てきましたよというオハナシ。
『続・深夜食堂』

【ストーリー】
深夜だけ営業する路地裏の小さな食堂「めしや」を舞台に、店主とワケありな客たちが織り成す人間模様を描く。
主人公のマスター役の小林薫をはじめオリジナルキャストが続投し、前作の多部未華子、余貴美子も常連客役で登場するほか、新たに佐藤浩市、池松壮亮らが出演する。
こちらが期待していたものが、期待していた通りの満足度で提示される、まるでこの映画に登場する料理の如く安心感と温もりに包まれた映画でした。
それでは、ネタバレ回避で感想をば。
今回のゲストの中で特に印象に残っているのは、2話に登場するキムラ緑子と池松壮亮の演技合戦ともいえる密度の濃いシーンの数々。
表情の刹那、指先の動かし方のひとつひとつに意味や背景の宿るその熱演は、他のゲストや役者ももちろん良かったんだけど、ちょっと群を抜いていて、二人の一挙手一投足から一瞬たりとも目が離せませんでした。
それと、山中崇演じるヤクザの下っ端ゲンちゃん。このゲンちゃんが抜群にカッコ良い「とあるシーン」がありまして。
こちとらTVシリーズからずっと見てきているので、高校時代の恩師や実の息子とのあんなこんなを経て、こういう台詞が吐ける男になったんだなぁと思うと、なんだか感無量で・・・
と、他にもいろいろ書きたいんだけど、書くと全てがネタバレになっちゃうような気がするんだよねぇ。
周囲でこの作品のファンがいないので、この書きたい(喋りたい)気持ちを吐きだせないのが非常に残念なんだけど、それだけヤキモキしてしまうほどに素晴らしい魅力に満ちた作品だったというコトで。
あ、そだ。
この映画を観に行く予定の方に、ひとこと。
最新シリーズのNetflix版『深夜食堂-Tokyo Stories-』から登場する人物がひとりだけいるので、「あれ?こんな常連さんいたっけ?」となる恐れがあります。
劇場に行く前に、まずNetflix版をご覧になられるのをオススメしときます。