2017年01月27日
『バイプレイヤーズ』がメチャ楽し!
ドラマのハナシ。
普段はそんなにドラマは見ないボクなんですが、去年は珍しくハマったドラマに恵まれた年でした。
『逃げ恥』の楽しさ、『ヨシヒコ』の安定感なんかが印象深いんですが、なんといっても個人的に昨年ベストワンのドラマはテレ東の深夜枠で放送された『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』です。
「バラエティー番組のMCを任された2人の女優の姿をカメラが追う」という、かなり実験的で変化球なドラマ。
・・・というか、正直「コレ、ドラマか?」と思わないでもないんですが。
どちらかというとドキュメンタリー(フェイクだけど)に針が振れる作風ではあるんですが、「役者が台本に沿って人物を演じる」という意味で、ボクの中ではドラマなんです。
虚実が複雑に混ざり合うそのカオスっぷりがかなり痛快で、「よくこんな企画が通ったな・・・」と、テレビ東京の懐の深さに痛く感服したもんです。
今ならNetflixで視聴できるので、視聴可能な環境にある方は是非ご覧になってみてください。
で、
だ。
今年に入ってボクのそんなドラマ熱は沈静化・・・したはずだったんだけど、「とあるドラマ」のおかげで再燃!
というか、ぶっちゃけ今期はそのドラマしか見てないんですが(苦笑)
果たして、そのドラマとは・・・

【ストーリー】
中国の動画配信サイトから大型ドラマのオファーを受けた遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研(あいうえお順)の6人の名脇役たち。主演はあの大物俳優で監督も世界的な有名監督。
しかし、監督から要望が。それは・・・
『役作りで絆を深めるために、シェアハウスで3か月間共同生活を送る』
こと。
戸惑いながら過ごす6人だが。。。
中年俳優バージョンのテラスハウスであり名脇役アベンジャーズともいえるこのドラマ、とにかくもう最高!
「オヤジ萌え」なんて概念がこの世にあるのか分からないけど、登場する6人のおっさんたちがまあ可愛らしいったらありゃあしない。
しかも、本人が本人役を演じてるんだもの。まるで役者の素の部分を覗き見ているような奇妙な楽しさもあって、第一話の段階でどハマり確定。
この面子だと、松重豊がまだまだ全然若手に見えるという異常事態もすこぶる楽し。
ゲストも毎回、超豪華!
初回は役所広司、第2話は荒川良々に池松壮亮。で、もちろん本人役。
とてもテレ東深夜に顔を出す面子じゃないよ・・・
と思ったけれど、『ヨシヒコ』の時もゲスト陣の豪華さはちょっと尋常じゃなかったし、今一番熱いのはテレ東の深夜枠なのかも???
俳優が本人役なので、出てくるギャグや小ネタの元ネタも当然実名。
大杉漣がゴジラで自虐ネタをかましてみたり、田口トモロヲの「俺NHKで主演やったよ(植物男子ベランダーのコトだと思われる)」発言に光石研が間髪入れずに「でも、BSだろ?」とツッコんだりと、いちいち全部が面白い!
第2話に至っては、堂々とテレ朝の『相棒』の名前を使って、しかも雑にパクる始末!
松重豊に紅茶を持たせて遠藤憲一にフライトジャケット着せるなんて、こんなの正気の沙汰じゃないよ!
「でも、長野じゃやってないんでしょ?」
と思ったそこのアナタ!
実はコレ、長野でもやってるんです!(まぁ、だからボクが見れてるワケなんだけども)
信越放送で毎週木曜深夜24時47分、去年までは『ヨシヒコ』だった時間帯。
しかもまだ始まったばかり。今からでも全然間に合います。
というワケで、
「あまりにも楽し過ぎるドラマなので、これからブログでちょいちょいネタにしたいから、みんなも見てね♪」
的な洗脳記事でしたとさ。
普段はそんなにドラマは見ないボクなんですが、去年は珍しくハマったドラマに恵まれた年でした。
『逃げ恥』の楽しさ、『ヨシヒコ』の安定感なんかが印象深いんですが、なんといっても個人的に昨年ベストワンのドラマはテレ東の深夜枠で放送された『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』です。
「バラエティー番組のMCを任された2人の女優の姿をカメラが追う」という、かなり実験的で変化球なドラマ。
・・・というか、正直「コレ、ドラマか?」と思わないでもないんですが。
どちらかというとドキュメンタリー(フェイクだけど)に針が振れる作風ではあるんですが、「役者が台本に沿って人物を演じる」という意味で、ボクの中ではドラマなんです。
虚実が複雑に混ざり合うそのカオスっぷりがかなり痛快で、「よくこんな企画が通ったな・・・」と、テレビ東京の懐の深さに痛く感服したもんです。
今ならNetflixで視聴できるので、視聴可能な環境にある方は是非ご覧になってみてください。
で、
だ。
今年に入ってボクのそんなドラマ熱は沈静化・・・したはずだったんだけど、「とあるドラマ」のおかげで再燃!
というか、ぶっちゃけ今期はそのドラマしか見てないんですが(苦笑)
果たして、そのドラマとは・・・
『バイプレイヤーズ』

【ストーリー】
中国の動画配信サイトから大型ドラマのオファーを受けた遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研(あいうえお順)の6人の名脇役たち。主演はあの大物俳優で監督も世界的な有名監督。
しかし、監督から要望が。それは・・・
『役作りで絆を深めるために、シェアハウスで3か月間共同生活を送る』
こと。
戸惑いながら過ごす6人だが。。。
中年俳優バージョンのテラスハウスであり名脇役アベンジャーズともいえるこのドラマ、とにかくもう最高!
「オヤジ萌え」なんて概念がこの世にあるのか分からないけど、登場する6人のおっさんたちがまあ可愛らしいったらありゃあしない。
しかも、本人が本人役を演じてるんだもの。まるで役者の素の部分を覗き見ているような奇妙な楽しさもあって、第一話の段階でどハマり確定。
この面子だと、松重豊がまだまだ全然若手に見えるという異常事態もすこぶる楽し。
ゲストも毎回、超豪華!
初回は役所広司、第2話は荒川良々に池松壮亮。で、もちろん本人役。
とてもテレ東深夜に顔を出す面子じゃないよ・・・
と思ったけれど、『ヨシヒコ』の時もゲスト陣の豪華さはちょっと尋常じゃなかったし、今一番熱いのはテレ東の深夜枠なのかも???
俳優が本人役なので、出てくるギャグや小ネタの元ネタも当然実名。
大杉漣がゴジラで自虐ネタをかましてみたり、田口トモロヲの「俺NHKで主演やったよ(植物男子ベランダーのコトだと思われる)」発言に光石研が間髪入れずに「でも、BSだろ?」とツッコんだりと、いちいち全部が面白い!
第2話に至っては、堂々とテレ朝の『相棒』の名前を使って、しかも雑にパクる始末!
松重豊に紅茶を持たせて遠藤憲一にフライトジャケット着せるなんて、こんなの正気の沙汰じゃないよ!
「でも、長野じゃやってないんでしょ?」
と思ったそこのアナタ!
実はコレ、長野でもやってるんです!(まぁ、だからボクが見れてるワケなんだけども)
信越放送で毎週木曜深夜24時47分、去年までは『ヨシヒコ』だった時間帯。
しかもまだ始まったばかり。今からでも全然間に合います。
というワケで、
「あまりにも楽し過ぎるドラマなので、これからブログでちょいちょいネタにしたいから、みんなも見てね♪」
的な洗脳記事でしたとさ。
2017年01月27日
『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』
2週間強を費やして、『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』の映画版およびTVシリーズのシーズン1(BD1枚とDVD6枚・全23話)をやっとこさオールクリア。
「ん?そんなスター・ウォーズなんて聞いたコトねぇけど???」という方も多かろうと思われますので、ちらっと説明をば。
『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』とは、『エピソードⅡ クローンの攻撃』と『エピソードⅢ シスの復讐』の隙間を埋めるスピンオフシリーズです。
では、その隙間で一体何が行われていたのか?
それはクローン大戦と呼ばれる星系間戦争。銀河共和国(善玉)と分離主義勢力(悪玉)が銀河各地で血で血を洗う大抗争を繰り広げた一大戦争なのであります。
実写映画では時間や予算の関係上、どうしてもスポットが当たるのはスカイウォーカー一族とその周辺の人物になってしまって、銀河狭しと暴れまわる数百人にも及ぶキャラクターまでは到底描ききれない。
でも、だったらアニメでやれんじゃね?ということで、このTVシリーズは全て3DCGで製作されたアニメーションとなっております。
動いてる様子はこんな感じ。
シーズン1は何せ9年も前の作品なので、2017年の目で見るとCGがいささかしょんぼりチックはご愛嬌。
キャラデザインがちょっと濃い目で実写映画とのギャップに最初は少し戸惑ったりもしたんですが、慣れてしまえばもうこっちのもの。様々なキャラクターの個性豊かな暴れっぷりがスゲェ楽しかった!
『シスの復讐』では瞬殺されてしまう不憫なジェダイの方々も、このアニメでは八面六臂の大活躍を見せるし、アナキン(後のダース・ベイダー)と弟子のアソーカとの師弟愛なんかもスゴク良いんだよね~

この師弟、どちらもジェダイにしてはヤンチャ者で、その凸凹コンビっぷりが楽しくも微笑ましいんだけど、ボクらはアナキンがダークサイドに堕ちるのを知っているから、その微笑ましさが逆に辛くもあって・・・
そういう意味では、この作品は「オーダー66」の悲劇への壮大な前フリだったりしもします。
あと、吹き替えについて。
基本的には実写映画版のキャストがそのまま各キャラクターを演じているんだけど、特に大活躍しているのが俳優の金田明夫氏。

「あ、この人知ってる!」という方も多いんじゃないでしょうか?
で、氏が演じているキャラというのが・・・何千何百と存在するクローン・トルーパーの全て!
これもちょっと説明が必要かも?
クローン・トルーパーというのは善玉サイドの兵士たちの総称で、「ある単一の個体」からクローン技術によって生み出された「複製された人間たち」によって構成された軍隊です。
では、その単一の個体というのは一体誰なのか?
その人物とは『エピソードⅡ クローンの攻撃』に登場した、銀河一の賞金稼ぎ「ジャンゴ・フェット」(ボバ・フェットのお父さん)。
で、映画でボバ・フェットを吹き替えていたのが金田明夫そのひと。
原本とコピーは同じ。当然の結果としてボバ・フェットとそのコピーたるクローン・トルーパーたちは容姿も声も全く一緒なので、全ての声を氏が当てているという道理。
ただでさえ容姿が一緒の複数のキャラ(髪型は若干の個体差あり)をそれぞれ演じ分けるなんて大変な作業なのに、これは戦争アニメ。常に画面には兵士の誰かしらが戦っていて、しかもシリーズの最初から最後までず~っと出ずっぱりという異常事態。
コレ、アフレコは地獄の苦しみだったんじゃ・・・(ちょっと気が遠くなりながら)
しかも、このシリーズは第6シーズンまで続いていて、当然の如く氏が声を当て続けているという・・・
有名俳優がここまで律儀に作品につきあい続けているという事実に、氏の好感度がメチャメチャ上がりまくったとさ。
ちなみに、金田氏は民放の今季ドラマ(ドラマ名は知らない)にご出演されているらしく、つい最近もいつくかのバラエティー番組で番宣されておりました。
氏がトークする度に、
「お、クローン・トルーパー?」
と、聴覚がいちいち反応して、我が五感ながらちょっと面倒くさかったです。
と、そんなこんなの『クローン・ウォーズ』。
年末年始の『ローグ・ワン』でスター・ウォーズ熱が高まった方も多いハズ。
大手のレンタルショップにはほぼ置いてあると思われるので、遠い昔、はるか彼方の銀河系で繰り広げられていたジェダイたちの活躍に想いを馳せながら、冬の夜長をこたつやソファーでゆるりと過ごすなんていうのもオツなんじゃないでしょうか?
あ、でも・・・
なにせこのアニメは全6シリーズ。
DVDにして25枚という超ボリューム!
ボクも全てのシリーズを観終るのは、果たしていつになることやら。。。
「ん?そんなスター・ウォーズなんて聞いたコトねぇけど???」という方も多かろうと思われますので、ちらっと説明をば。
『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』とは、『エピソードⅡ クローンの攻撃』と『エピソードⅢ シスの復讐』の隙間を埋めるスピンオフシリーズです。
では、その隙間で一体何が行われていたのか?
それはクローン大戦と呼ばれる星系間戦争。銀河共和国(善玉)と分離主義勢力(悪玉)が銀河各地で血で血を洗う大抗争を繰り広げた一大戦争なのであります。
実写映画では時間や予算の関係上、どうしてもスポットが当たるのはスカイウォーカー一族とその周辺の人物になってしまって、銀河狭しと暴れまわる数百人にも及ぶキャラクターまでは到底描ききれない。
でも、だったらアニメでやれんじゃね?ということで、このTVシリーズは全て3DCGで製作されたアニメーションとなっております。
動いてる様子はこんな感じ。
シーズン1は何せ9年も前の作品なので、2017年の目で見るとCGがいささかしょんぼりチックはご愛嬌。
キャラデザインがちょっと濃い目で実写映画とのギャップに最初は少し戸惑ったりもしたんですが、慣れてしまえばもうこっちのもの。様々なキャラクターの個性豊かな暴れっぷりがスゲェ楽しかった!
『シスの復讐』では瞬殺されてしまう不憫なジェダイの方々も、このアニメでは八面六臂の大活躍を見せるし、アナキン(後のダース・ベイダー)と弟子のアソーカとの師弟愛なんかもスゴク良いんだよね~

アナキン・スカイウォーカーとアソーカ・タノ
この師弟、どちらもジェダイにしてはヤンチャ者で、その凸凹コンビっぷりが楽しくも微笑ましいんだけど、ボクらはアナキンがダークサイドに堕ちるのを知っているから、その微笑ましさが逆に辛くもあって・・・
そういう意味では、この作品は「オーダー66」の悲劇への壮大な前フリだったりしもします。
あと、吹き替えについて。
基本的には実写映画版のキャストがそのまま各キャラクターを演じているんだけど、特に大活躍しているのが俳優の金田明夫氏。

「あ、この人知ってる!」という方も多いんじゃないでしょうか?
で、氏が演じているキャラというのが・・・何千何百と存在するクローン・トルーパーの全て!
これもちょっと説明が必要かも?
クローン・トルーパーというのは善玉サイドの兵士たちの総称で、「ある単一の個体」からクローン技術によって生み出された「複製された人間たち」によって構成された軍隊です。
では、その単一の個体というのは一体誰なのか?
その人物とは『エピソードⅡ クローンの攻撃』に登場した、銀河一の賞金稼ぎ「ジャンゴ・フェット」(ボバ・フェットのお父さん)。
で、映画でボバ・フェットを吹き替えていたのが金田明夫そのひと。
原本とコピーは同じ。当然の結果としてボバ・フェットとそのコピーたるクローン・トルーパーたちは容姿も声も全く一緒なので、全ての声を氏が当てているという道理。
ただでさえ容姿が一緒の複数のキャラ(髪型は若干の個体差あり)をそれぞれ演じ分けるなんて大変な作業なのに、これは戦争アニメ。常に画面には兵士の誰かしらが戦っていて、しかもシリーズの最初から最後までず~っと出ずっぱりという異常事態。
コレ、アフレコは地獄の苦しみだったんじゃ・・・(ちょっと気が遠くなりながら)
しかも、このシリーズは第6シーズンまで続いていて、当然の如く氏が声を当て続けているという・・・
有名俳優がここまで律儀に作品につきあい続けているという事実に、氏の好感度がメチャメチャ上がりまくったとさ。
ちなみに、金田氏は民放の今季ドラマ(ドラマ名は知らない)にご出演されているらしく、つい最近もいつくかのバラエティー番組で番宣されておりました。
氏がトークする度に、
「お、クローン・トルーパー?」
と、聴覚がいちいち反応して、我が五感ながらちょっと面倒くさかったです。
と、そんなこんなの『クローン・ウォーズ』。
年末年始の『ローグ・ワン』でスター・ウォーズ熱が高まった方も多いハズ。
大手のレンタルショップにはほぼ置いてあると思われるので、遠い昔、はるか彼方の銀河系で繰り広げられていたジェダイたちの活躍に想いを馳せながら、冬の夜長をこたつやソファーでゆるりと過ごすなんていうのもオツなんじゃないでしょうか?
あ、でも・・・
なにせこのアニメは全6シリーズ。
DVDにして25枚という超ボリューム!
ボクも全てのシリーズを観終るのは、果たしていつになることやら。。。