2015年02月11日

お後がよろしいようで

「お後がよろしいようで」



噺家さんがよく使いそうなこの言葉、「上手くオチがつきましたよ」って意味だとばかり思っていて、実際にそんな使い方でボクも今までずっと使っていたんだけど、そういう意味じゃなかったとついさっき(ほんの数分前!)知りました。



「お後」というのは、次の出番の演者さんのコトで、「よろしい」というのは準備が出来たという意味なんだそうで。
つまり、「次の演者さんの準備が整いましたので、自分はこれにて失礼しますね」というコトらしいです。
なので、トリの演者はもちろんこの言葉は使いません。



だからなんなの?と言われると「・・・え?」と言葉に詰まってしまうんだけど・・・まぁとにかくだ。
こんな風に言葉の本当の意味を知るって、背筋がしゃきっと伸びる感覚があって気持ちが良いやねというオハナシでしたとさ。

お後がよろしいようで。



・・・と、こんな使い方は間違ってるというコトで。


  


Posted by miroku at 22:34Comments(4)日記